会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

【ペイパル(PYPL)】電子決済サービスの最先端テクノロジー企業!

f:id:balbal4:20200613173046j:plain米国の電子決済サービス大手のペイパルは、ペイパル・ホールディングスとして2015年にイーベイ(EBAY)から独立して誕生しました。

世界中でデジタル決済・モバイル決済を可能とする最先端のテクノロジープラットフォーム及びデジタル決済会社です。

PayPalはクレジット決済だけでなく、個人間の送金(海外送金も可能)などが手軽できて、それが米国でも人気となって成長してきました。

海外送金事業を手掛けるXoom、消費者間の決済プラットフォームVenmoを傘下におく米国企業です。

NASDAQ100、S&P500構成銘柄企業です。

 

 

ペイパル(PayPal)とは?

主にオンライン取引でモバイルでの電子決済サービスを提供しています。

ペイパルの日本のHPによると、以下のメリットがあります。

 

通常はクレジット払いをするところ、PayPalアプリにクレジットカード情報や銀行口座情報を紐づけて電子決済をします。その理由とはしては決済サービス以外にもメリットがあるところです。

・個人間の集金、送信もできる

・海外送金も可能

・日本国内での送金なら無料(限度額有り)

・自分のクレジットカード情報が相手に知られない(安全)

 

など買い物だけでなく、銀行の送金よりも使いやすいというところがメリットでしょうか?(ただし受け取り側は金額に応じて手数料が発生するらしいですが)

 

私は使ってないのでわからないですし、使ってみたいけど周りで使っている人を見たことも聞いたこともないのでどのタイミングで使えばいいのかわかりません。

 

日本ではなじみがないですが、〇〇Payを使っている方には何となく米国の○○payだと言えば理解しやすいかもしれません。

 

先日EBAYの記事を書きましたが、EBAYアカウント登録時は決済はペイパルを使います。(もともと一緒の会社でしたし、引き続き良い関係を続けると発言しています)www.asset-story.com

 

もちろんビジネスでも使えます。

ペイパルHPは以下をクリック

www.paypal.com

 

 

 

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経営実績

2015年にEBAYより独立し再上場。

ビザ、マスターカードやシティ、JPモルガン、アップル、バイドゥなどと提携しています。ビザなどとは「決済」で競合関係にあるように見えますが、事業を少し覗けばわかりますがアプリにクレジットを紐づけするので、相互補完のイメージです。

 

売上、利益とも二桁成長が続いていますね。

19年はモバイル利用増によって新規顧客が増え電子決済額が増加したこと、また個人間取引の送金アプリ「ベンモ」も好調だったこともあり、手数料収入が大きく増えています。

20年度も需要増を見越し、続伸の見通しをたてています。

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四半期業績はこちら

1月~3月期の売上はさすがに19年4Qを下回りましたが、19年1Qより増収

ただし利益はやや減少

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キャッシュフローの状況はご覧のとおり

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営業CFは安定して稼げていますが、手元現金がスゴイですね。160億ドル近くあります。

ペイパルは投資家会議で次のようなことを発表しています

(マネックス証券HPの「こころトレード研究所」資料より引用)

・年間で10 億ドル-30 億ドル規模のM&A を目指す
・フリーキャッシュフローの40-50%を株主に還元する計画だ

 

買収や株主還元のためにある程度の現金をもっているのだと思います。

2013年に個人間送金のベンモを買収しましたが、そのベンモを通しての支払総額は前年比48%増と伸びており業績に貢献しています。

2018年にはスウェーデンのモバイル決済サービス会社を22億ドルで買収しています。

現在は、世界各地の実店舗型小売業へのサービスに進出をしていく方針のようです。

こういった買収は業績をみるかぎりは今のところ成功しているようですので、今後もシェア拡大、強みを補完する面では期待がもてます。

 

 

株価

これも順調すぎますね。コロナ禍で90ドルまで下がりましたが、すでに155ドルを超えて過去最高値更新中です。

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配当金

 配当金はありません。

 

まとめ

 

ペイパルには3億人以上のユーザーがいますし、加盟店は世界2400万店以上程度です。

加盟すれば一気に3億人をこえるユーザーが顧客になるので売上を伸ばす大きなチャンスにもなります。

 

また様々な企業と業務提携を行っており、フィンテック企業としてその技術が新たなサービスを生み出す場面増えてくると思います。

最近ではキャッシュレス大国の中国にも決済事業者として参入しています(決済サービス会社、国付宝信息科技の株式70%取得)ので、業績の拡大に期待ができます。

 

ただ、私が保有するもう一つの電子決済サービス企業スクエア(SQ)競合しているところもありますで、どっちかが倒れるのか?どちらも成長するのか?と気になるところではあります。

 

 

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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