【EBAY】世界最大のネットオークションサイトを経営する米国企業!その業績・株価は?
2019年の世界のEC市場の取引総額は3兆5000億ドルといわれています。
その中でも最強最大企業はアマゾンがぶっちぎりなわけですが、いわゆる一強に対抗するように特徴ある企業が群雄割拠状態となっています。
今回は、世界最大級インターネットオークションサイトでもあるEBAYを調べました
EBAYとは?
ネット通販大手であり、米国ではアマゾン、ウォルマートに次ぐ第3位の規模を誇ります。EC市場3億5000ドルのうち、約2%を取り扱う規模だそうです。
他とは違うユニークな商品や高付加価値のサービスを提供することでマーケットプレイスプラットフォームを活性化、ユーザー(セラーおよびバイヤー)体験の強化など行っています。
(EBAY 日本HP)
https://www.ebay.co.jp/about-ebay/
世界中にお客は1.6億人、ヤフオクの10倍以上です!
・支持される理由は簡単に世界190か国へ一括出品が可能
EBAYは世界各国に市場を持っていますので、全世界に出品が可能です。
税制や輸出入に伴う法律や仕組みは各国で異なっておりますので、販路拡大はネックですがEBAYは越境ECが可能なオンラインモール出品させてこれを解決したってことなんでしょうかね。
ここに出品すれば、世界中であらゆるものを扱っているので、あらゆるものが売れるということですね。
経営実績
2015年に電子決済のペイパル(PYPL)が独立したため、売上、利益は落ちました。
ここ数年売上は右肩上がりですが利益は横ばいですね(右軸=売上、左軸=利益)
四半期業績をみると面白いですね。
営業利益は2Qが落ち込みますが、4Qが年度で最高益という状態が続いています。
ハロウィン、クリスマス商戦が関係しているのかもしれません。
(それでも2019年1Qと比較すると売上、利益は減少です)
逆に20年1Qはコロナ禍の影響もありますが、19年4Q以上の利益を上げていますのでEBAYのビジネスが変わっていく転換期なのかもしれません。
営業CFは安定して稼げていますね。その稼いだお金で財務CFがマイナスですので、借入金返済に充てているのだと考えます。
企業が好調な時の理想的なCFですね。
その変わり現金が過去水準からすると少ないのが気になりますが、手元に残してもしょうがないし、投資に使えばなくなるし、といったところで企業戦略によって違うので私はわかりません。
株価
順当に右肩上がりでしたが、2018年12月のアップルショック、先のコロナショックで下げました。
しかしその後はコロナ禍で外出できないため、EC市場での取引需要増の影響もあり今後の成長も期待されています。
現在も47.66ドルなので比較的購入しやすところ良いですね。
配当金
EBAYによると、第1四半期に41億ドルを株主に還元。
これには40億ドルの自社株買いと1億1,400万ドルの現金配当が含まれます。
配当は2019年から始まりまして、年間配当は0.56ドル。
2020年の年間配当予想は0.64ドルですので、14%増配となります。
今後連続増配が期待できる企業となってほしいですね。
今後の期待
EBAYのHPでは越境ECビジネスを支援と言うことが記載されています。
世界中のマーケットで取り扱う商品増加すればEBAYに入る手数料収益も増加していくことは予想されます。
あとは利益をどう増やせるか?ってところだと思いますが・・・
日本ではEBAYはなじみが薄いようですね。
世界中で売る側は2000万人、買う側は1.6億人といわれていますが、日本はヤフオクが一番使われていますし。まあ日本内だけでもマーケットができあがっているから海外とr引きは必要ないというのと、英語でのやり取りが不安という声があるようです。
ただしそれをブルーオーシャンとしてEBAYでオークショやっている方も少なからずいますね。
検索すると、EBAYではじめる輸出の方法とか、他国のEBAYから商品を購入する方法など紹介されていますし。
日本では需要がないゴミでも海外の方からすると貴重な物だったり、日本人は信用度が高いとか色々メリットはあるようです。
日本ではヤフオクがEBAYに代わることはないでしょうが、企業や個人にももう少し広がる要素はあると思います。そういった意味では海外でもその可能性は十分高いはず。
10年前から比べるとすでにテンバガー銘柄ですが、今から10年後にもテンバガーになる可能性はあると思っていますので、まずは10株保有してみました。(現在少しだけ含み益)
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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