京都アニメーションの放火事件が許せない
本日午前10時半ごろ、京都にあるアニメ製作会社、京都アニメーション(通称「京アニ」)が放火され3階建て建物が全面燃焼し、現時点のニュースでは、従業員ら男性12人、女性20人、性別不明1人の合計33人の死亡と36人の重軽傷者がいるというニュース。お昼休みにニュースの速報を見ましたがここまでひどい惨劇とは思いませんでした。
無念に亡くなった方のご冥福をお祈りし、火傷で負傷した皆様にお見舞い申し上げます。
私もガンダムはじめ色々アニメを見るのは好きです。SNSでも拡散されてますが、アニメ制作会社だからといってオタクとか、色眼鏡でニュースを見てほしくないと思います。
これは、日本の誇れる文化の一つである「アニメ」を担う将来ある若者アニメーターやアニメ制作にかかわる人たちの命が奪われた放火テロ事件です。
企業に侵入、放火され多数の死傷者を出したのは放火事件としては平成以降の最悪との発表もありました。
平凡なの1日がこんなことになって、本当に心が痛いです。なので、ちょとだけ色々つぶやきたいと思います。
ガソリンによる放火
犯人の男は玄関から入り1F受付付近で突然ガソリンを巻き放火したようです。しかもかなりの量らしい。ここまでの犠牲者が多いのは、ガソリンは気化して爆発(周囲は破壊)、黒煙発生までがものすごい早い時間で広まるようです。
1Fで爆発に巻き込まれた人よりも2Fや3Fから屋上に続く階段での死亡者が多いとのことですので、黒煙の勢いがとても早く、避難が間に合わなかったのでは?と思われます。
当日のセキュリティーはどうだったのか疑問でしたが、報道では普段は1Fはロックしているが当日は打ち合わせがあり解除していたとのこと。こういった不運もあり被害がおおきくなったと思われます。
企業のセキュリティーについては、今後同様の事件があり得ることを想定して対応を考えていく必要がありそうです。
制作物はどうなってしまったのか?
私は名前しか知りませんでしたが、「京アニ」はアニメーション制作会社のなかでも有名な大手企業らしく、何かとブラックなアニメ業界の中では優良会社だったそうです。社内人材の育成にも力をいれているということは、それだけクオリティーも作品を作っていると思います。
その人たちが心血注いだ作品の原画や制作中のデータが放火のあったビルにある社内サーバにあると言われています(あくまで噂)。そうすると制作中の作品が全てなくなってしまったのではないか?と言うことが気になります。
社外データセンターにクラウド管理しているのかどうか不明ですが、優秀な人材を亡くし、製作物も失ってしまってはこの会社の事業継続が心配です。
「けいおん!」や「響け!ユーフォニアム」などが有名ですが(私も名前しか知らないですが)倒産してしまっては本当にやりきれません。
まとめ
犯人の動機は何なのか?犯人は火傷がひどく病院に搬送されたところまでしか情報はありませんが、私は極刑を望みます。
しかし、犯人の家族や周囲の人に誹謗中傷をするようなことは、やめて欲しいとおもいます。大人が犯した罪に、親やその家族に責任はありません。
もちろん、自分の家族がこんな目にあっても自分はこんなことを言えるのか?と考えると正直わかりませんが。。
我々にできることは、この企業の作品DVDを購入したり、ショップでグッズを購入して応援していくしかありません。
また、日本のアニメなどを海外に配給している米企業「センタイフィルムワークス」がクラウドファンディングを立ち上げたようです。これで応援するのもいいかなと思います。
米配給社 京アニ火災へ支援募る (2019年7月18日掲載) - ライブドアニュース
それでは。