幼児が犠牲になる事故のニュースを観るたび心が痛い

大津市の交通事故

5月8日連休明け、滋賀県大津市で園児2人が死亡の死亡事故のニュースを知って、涙がでました。男の子、女の子まだ2歳です。なんで保育園に行っているかもわからないけど、2人とも楽しく通って、遊んでいたのだと思います。

右折車に直進の軽自動車がぶつかって、その衝撃で信号待ちの保育士、園児の列に突っ込んできたということ。避けられるはずがありません。

右折車の女性（おばさん）は、直進車優先ということを知らないのか、ぶつかって初めて車が来ていることに気が付いたとバカみたいな供述をしています。

こんな輩に何も知らない2歳児二人が事故で亡くなってしまうなんて、ご両親のお気持ちや怒りは想像できません。

我が家も小学生と保育園児がいますが、想像するだけでも心が痛く、涙も出てしまうくらい悲しいです。

あいかわらず失礼なマスコミ

8日夕方、保育園が記者会見をしました。そのニュースが流れましたが、記者の質問はまるで保育園に責任があったかのような質問責め。保育園は全く悪くない。歩道の一番奥で固まってじっと信号待ちをしていたことは、ストリートビューやあの道をよく通る一般人のかたのツイッター証言もある。

じゃあ、散歩をさせなければいいのか？となるがあの保育園は園庭がない。子供は外で日光の下遊ぶのがいいに決まっている。外で走り回れないのは、子供にとってストレス以外の何物でもないらしい。大人とは違うのだ。

悪いのは前方確認もしていないで右折してきた車のおばさんである。こちらについては逮捕されてしまったから本人に取材はできないが、家族に謝罪会見させろ！とは言わないのか？

しかし、保育園もなぜ被害者側が記者会見をするのか私も疑問に思いました。きっと当時の状況を説明しておく責任があるのかな？と思いましたが、ツイッターではさらに奥が深い意見がありました。

それは、会見やインタビューを受けないと、事故の内容についてマスコミは保育園にしつこく来園する、保護者へインタビューのため押し掛ける、責任者である園長宅や保育士宅まで押しかけてくるためキリがないそうです。

そういったことを防ぐためにも、仕方なく一回きりの会見で、状況説明をしてマスコミに納得してもらうのだという。しかしそれでもマスコミは納得できず、涙頂戴のお話をもらいたくて保護者や関係者から話を聞きだし記事にするだろう。

実際、事故直後の「トリアージは黒が2人」という話もすでに記事になった。こんなことをわざわざ記事にする神経も全くわからない。被害者ご家族が知ってしまえば、自分の子は救助が後回しになってしまったと思い、もし早く手当てしてれば実は助かったのでは？と責任がこんどは救助した方へおよんでしまわないか心配である。

そういったことを何も考えてないからこそ、マスコミはこんなことを書くんだなと思った。マスコミというその会社がそういった体質だからもはや終わりであると思う。

ＧＷ前後は暗いニュースが多い

4月の池袋の暴走車での母子死亡事故もそうだが、ＧＷ前後にこのような暗いニュースが毎年でてくるのも気分が滅入る。自分たちの身近でこんなことが起こってしまったら私はきっと気がおかしくなるだろう。どんなに自分たちが注意しても、人災がやってきてしまうのだから。

怒りと悲しみで上手くまとまりませんし、記事にするかどうか迷いましたが個人的に吐き出させていただきました。

園児と母子のご冥福をお祈りいたします。

また事故にあった方々の一日も早い回復をお祈りいたします。