会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

新社会人から無理に貯金をしなくてもいいと思う

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4月から新社会人になった皆さん。多くの社会人は4月のGW前に給料をもらい、その後大型連休に入った方も多いでしょう。

さて、その初給料皆さんどうしましたか?親孝行で食事などご馳走しましたか?趣味に使いましたか?連休の旅行代になりましたか?

当社では新入社員紹介に、初任給を何に使ったかアンケートを取っていますがだいたい毎年「家族へへおごる」「貯金」といった回答が半数を超えます(素晴らしい!)

 

しかし社会人になったばかり、とくに一人暮らしを始めたばかりという方は、慣れない生活もあってお金もカツカツとなると不安がたくさんあるとおもいます。

新社会人になると貯金をしましょう!とあちこちで言われるとおもいます。貯金は大事ですが慣れない社会人生活でお金もカツカツならば、私は無理に貯金はしなくてもいいと思います。今回はそんな視点をもってもいいんだよ!と言う意味も込めて書きたいと思います。

 

一人暮らし社会人の手取りは15万円~17万円

大卒の初任給は色々見ますと都内では18万~22万円が中央値です。これで一人暮らしをする人は、手取りは15万円~17万円程度になるのではないでしょうか。都内で家賃を払ったら生活費は10万円をきることもあり、かなり厳しくなると思います(20年前私もそうでした)

例えば当社の新入社員は手取り17万円程度と聞いています(総支給額から概算)。また地元を離れ上京してくる単身者も半数近くいますので、一応家賃手当1万数千円でますが、7万円のマンションに住んでも手取りは11万円しか残りません。そこから、水道光熱費、携帯(格安スマホではない方は結構高い)、朝昼夜のご飯代、そして交際費、スーツ・シャツ代などもかかってきます。

そうすると毎日節約を考えながら生活するしかありません。貯金が全くない人ならなおさらです。しかし当社では幸いにも新入社員は6月に賞与が支給されます。10万円程度と言う話ですが、このお金も例えば部屋の家具をそろえたり、夏用スーツ・シャツを購入したらあっと言う間になくなるものです。

 

新社会人はまずは健康にストレスをためずに働くこと

少ない給料から無理に「貯金」することに抵抗がない方、楽しめる方はぜひ貯金してください。ただし生活費の3か月~半年分貯まったら、あとは投資に回すことをお勧めしますよ!

しかし、少ない給料から無理に「貯金」するために食費を削ってカップ麺ばかり食べたり、ストレス発散のためにお金を使わないように外出しないという行動も、慣れない仕事により体調不良を起こしやすと思いますので、それもやめていただきたいです。

それで体を壊すよりは、給料は使い切って心身を健全にすることが大切です。

会社も入社したばかりの将来有望になる人材をそんなことで休まれたら困るわけです。まあ、そんなことにならないくらい十分な給料を払え!っていうならもう今の会社から転職しましょう(笑)

 

新社会人はいつから貯金をするべきか?

毎月貯金しないと、貯金癖がつかないからダメでは?と思う方がいるかもしれません。しかし貯金はする意思がある人ならばいつからでもできますし、できない人はいつになってもできないものです。なので癖をつけるなどの心配はありません。

私は生活も落ち着き、会社に慣れたころ。そう12月に賞与がある方はその時に貯めればいいと思います。当社では新人でも12月賞与は〇.〇か月分もらえる予定ですので、4月から全く貯金をしていなくても、一気に取り返せるほどの貯金ができます。

しかし、賞与がない方はどうでしょう。昇給する昇格して給料が確実に増えるなら今の会社に居続けることは良いと思いますが、貯金もできず生活だけでやっとの給料しかもらえないならば転職することをお勧めします。1年もたてば上司や先輩から自分の会社の報酬体系もわかってくると思います。

 

効率よく貯金するためのコツ

さて、いざ貯金をしようとなったとき、どういったやり方がもっともいいのか?これに関してはすでに世の中には色々情報があります。ぜひ活用しましょう。

1.先取り貯金は必須

給料が入ったらすぐに一定額を別の銀行口座に移すことです。

残ったお金で毎月やりくりしましょう。

2.貯金は必ず生活費と別銀行にする

基本的に給料は自分が指定した銀行に振り込みしてもらえます(会社によっては指定銀行口座を開設させることがありますが、どうしても都合が悪い人は、事前に関係部署に確認しましょう)

A銀行が振込口座なら、B銀行に口座を開設しましょう。将来投資も考えると住信SBIネット銀行か楽天銀行をお勧めします。

3.支出を減らす

当然ですが、収入は増えませんが支出はコントロールできます。

家賃、携帯(格安スマホ検討)、保険の加入、コンビニでの買い物など無駄がないか給料日の日に一回考えてみることをお勧めします。

特に家賃は重要です。何が自分にとって一番重要な要素なのか検討してください。

こればかりは何回か引っ越ししてわかるものかもしれませんが、外出が多い人は高い家賃払う必要はないかもしれませんし、駅までの徒歩が苦でない方は少し離れても安いアパートを借りるなど選択肢は増えます。

 

また新入社員の方は、死亡保障、医療保険は特に加入する必要はありません。

どうしてもお金を残さなくてはいけない相続人がいるなら、死亡保障は加入してもいいですが一般企業に勤めたら、たいてい死んだら会社から遺族にいくらか支払いがあります。

また医療保険も貯金する余力がないのでしたら加入する必要はありません。どうしても加しないと精神的不安になって夜も眠れない!!という方は都民共済にしましょう。「総合保障型・入院保障型」なら29年度は返戻率(掛け金に対して、決算後、剰余金が生じたときは割戻金として戻ってくるお金の率)は約40%です。都民共済は毎月2000円ですので、実際は1200円の掛け金になっているということです。

 

4.生活費はクレジットカード決済に変更

日々の生活費はできるだけカード決済や電子マネー決済にすると、ポイント特典などがついてお得なのでぜひ検討していただきたい。

特にクレジットカードで楽天カードを持っている方は、光熱費や携帯電話など引き落としを楽天カード決済で楽天銀行から引き落とすと、ポイント優遇がありますので是非活用しましょう。その場合貯金用銀行は楽天銀行以外がいいですね!(私も活用しています)ポイントをためて賢く買い物をしましょう。

 

まとめ

新社会人の方はまずは慣れない仕事に慣れてもらって、毎日健康でしっかり働いてもらうというのが重要です。GW明けに来なくなった社員とか、メンタルやられる社員などの話も聞きますが、そうならないためにも強迫観念で貯金をすることなく、まずは楽しく社会人生活を過ごしていただきたいと思います。

人事も一生懸命採用活動して入社した社員が病気になったり病んだりしたら心配しますし、凹みますよ。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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