会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

日本人の平均年収はいくら?男女別、正規・非正規で比較

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国税庁は毎年「民間給与実態統計調査」として給与実態について調査結果を公表しています。今回は「民間給与実態統計調査」から、平成29年度の平均年収について、男女別、正規社員・非正規社員について調べてみました。

なお、資料数値は「1年を通じて勤務した給与所得者 」から抜粋しています。そのため半年働いて残りの期間は無職とか、3か月だけ働いた方などは統計上含まれていないようです。

 

平均年収は432万円

まず年収ですが、「給料+手当、賞与」の金額から計算されています。

あくまでも税引前の年収ですので注意しましょう。

 

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平均年収は432万円ですが、男性平均だと532万円、女性は約半分の287万円となっており、男女間でかなりの差があります。正規社員でも女性の年収は低い状況で男性社員との年収差は245万円にもなります。

出産・育児などで一度会社員を辞めて、パートやアルバイトに転向する方が多かったり、育休後に転職しても給与が初任給あたりからリスタートしていることも要因かと推測されます。

 

平均年収は右肩上がり

給与全体 

 また平均年収については直近では2012年が底でしたが、5年連続増加傾向となっています。伸び率ですと5年前から+5.9%の増加です。

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(単位:千円)

賞与

年収の総額が増加している要因は、賞与の増加にあることがわかります。2016年から2017年にかけて年収は10.6万円の増加ですが、賞与だけで+3.5万円と約3割を占めています。月給そのものよりも、賞与の増加で平均年収は今後も増えていくと考えられます。

 

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正規社員の平均年収は493万円

下の図は、正規社員の平均年収です。先ほどの平均年収より当然ですが高めになっております。

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(単位:千円)

調査人数では、男性約2,253万人、女性約1,035万人となっており働く女性が増えたといっても正規社員で働く女性は男性に比べて少なく、給与も低い状況です。

 

非正規社員の平均年収は175万円

一方、非正規社員の平均年収をみてみると、平均年収よりずっと低くなります。また男女ともに正社員の平均年収のおよそ4割程度となります。

175万円と言うことは1か月当たり14万円~15万円、手取りで計算すると12~13万円となります。

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(単位:千円)

特に女性の金額が低いですが、調査人数では男性約350万人、女性は約783万人と男性の2倍です。パート・アルバイトに女性が多いことが要因の一つだと考えます。

 

まとめ

平均年収は男女別だと結構な差があることが改めてわかりました。また平均年収432万円という数値は、全業種の年齢別ですと30~39歳の年収水準です。

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また非正規社員ですと賞与がない、または少額といった企業も多いため年収アップはなかなか厳しいかと思います。もし、今の年収に不満がある人、今の会社にいても年収アップが見込めない人は、転職を視野に入れてはどうでしょうか?

正社員でも月給が低く、賞与もないという方は特に早めの転職をおすすめます。

 

それでは。

転職は自己責任でお願いします。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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