【米国ETF】SPYDよりVYMを購入した理由(2019年8月)
今回の株式市場の下落を受けて、ついに米国ETFを購入デビューしました。
住信SBIネット銀行が為替コスト0円キャンペーン実施中ということもあって、106円~107円の時に10万円を3回に分けてドルにしていました。
そして、今回購入したのは色々悩んで検討した、結果バンガードのVYMを10株購入してみました。
- 米国ETFはポートフォリオのアクセントに
- 検討した銘柄はVYMとSPYDの2択
- バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
- SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
- SPYDよりVYMを購入した理由
- まとめ
米国ETFはポートフォリオのアクセントに
ブログでも紹介していますが、私は米国株の投資信託で資産形成をすることがメインとしています。そのほかに日本株やウェルスナビでの投資も実施してます。そこに今まで手を出していなかった米国ETFを購入しました。
理由は外国株式を購入する経験をして勉強したかったこと、インデックス投資だけではやることがなさ過ぎてポートフォリオにドル建て資産というアクセントを付けたいと思ったことがきっかけです。
あとは年4回、ドルでの配当金をもらってみたいという欲もありますが。
検討した銘柄はVYMとSPYDの2択
私は投資信託で楽天VTIをメインに積み立て投資しています。これはキャピタルゲインをおもいっきり狙っています。そのため今回米国ETFを購入するにあたってVTIは外しています。またS&P500に連動するVOOも候補から外しました。理由は銘柄構成が500社か4000社の違いしかなく、どちらも同じだと思ったからです。
そこで、少し方向性を変えて配当金利回りが高いETFを検討しました。そこで残ったのがVYMとSPYDです。この選択にあたっては、マネックス証券のおすすめETFを参考にしてます。
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
バンガード・米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
これ1本で米国の高配当株に幅広く投資できます。その配当利回りは3%前後と米国企業の個別株より利回りは低いですが、米国の大型株を中心に400銘柄以上に分散投資しているのでリスクが抑えられます。
ETF情報
取扱市場 :NYSEアーカ取引所(NYSE Arca)
純資産総額 :24,968百万ドル(7/31時点)
経費率 :0.06%
現在価格 :85.49ドル(8/6時点)
決算時期 :年4回(3月、6月、9月、12月)
直近分配金利回り:2.93%(税込)
セクター別構成比率
金融、消費材、ヘルスケア、テクノロジーとバランスよく分散されています。
上位10銘柄
(出典:Bloomberg HPより)
騰落率
※2019年8月8日現在
分配金実績
直近の分配金利回りは2.93%ですが、過去は2%後半~3%前半といった感じです。
米国企業は基本的には減配をせず増配していきますが、株価が上がれば将来も現在の配当利回りくらいと想定しています。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、S&P500高配当指数のパフォーマンスに連動しています。
S&P500採用銘柄のうち配当支払い上位80銘で構成されており、平均5%前後の高い配当を出しています。
ETF情報
取扱市場 :NYSEアーカ取引所(NYSE Arca)
純資産総額 :2,054百万ドル(7/31時点)
経費率 :0.07%
現在価格 :36.55ドル(8/6時点)
決算時期 :年4回(3月、6月、9月、12月)
直近分配金利回り:5.06%(税込)
セクター別構成比率(%)
不動産、公益事業の比率が高いため
上位10銘柄
(出典:Bloomberg HPより)
騰落率
分配金実績
直近の分配金利回りは5.06%と高い理由は不動産、公共事業セクターの占める割合が大きな要因です。不動産はミドルリスク・ミドルリターンと言われていますが、今の時代は高配当が期待できる分野です。公共事業セクターは株価が安定してるため景気に左右されにくく、高い配当金が人気です。
SPYDよりVYMを購入した理由
配当利回りだけを見るとSPYDは5%、VYMは2%~3%が平均ですのでSPYDに軍配があがりますが、海外ETFが配当金を出すと2重課税の問題で再投資効率は悪くなります。
配当金が高いのは魅力だが、手元資金が課税されて少なくなるのはちょっと。。と私が色々悩んで検討した結果、今回VYMを選択しました。その理由は以下の通りです。
・3年騰落率を見るとVYMは+27%とSPYDより高い
・セクター構成がバランスよく、値上がりも期待
・分配金実績も3%前後とそこそこ高い
・400銘柄以上に分散投資ができているためリスクが低い
まとめ
米国ETFは購入も面倒(外国株式口座開設、ドル購入など)ということで初心者は敬遠すると思いますが、今回購入デビューして色々調べることも多く自分は勉強になったと思います。
SPYDも配当利回りの高さだけは群を抜いて高いのでポートフォリオのアクセントとしては面白い銘柄だと思います。
もしかすると今後VYM10に対しSPYD1と購入し、配当金を狙うためにセクターバランスを整えることがあるかもしれません。
それは自分の投資スタイルや自分の好みだと思いますので、米国ETFを購入してみたいと思っている方は検討してはどうでしょう。
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それでは。
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