会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

貯金できない人におすすめ!財形貯蓄で強制的に100万円貯める!

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みなさん、「投資」は余裕資金で行いましょう、とよく言われています。 

では、その余裕資金作るために貯金はできていますか?

最低限の生活防衛資金(2か月~半年程度)分の貯金をしてから、投資をおすすめしますが、その「貯金」ができない人は強制的に給与天引きで貯金してくれる制度、財形制度(勤労者財産形成促進制度)を活用してはどうでしょうか。

 

 1.貯金できない人や苦手な人向けに財形貯蓄制度

「勤労者財産形成促進法」に基づき、会社が雇用する社員の財産づくりを国とともに支援する制度です。

よほどのベンチャー企業ではないかぎり、会社は福利厚生の一つとして行っています。

給与(または賞与)からの天引きで行う貯蓄制度で、「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」の3つがあります。

メリット

その1

給与天引きなので、強制的に貯金ができる。

資産づくりを自分でしたいけど、給料をすぐに使ってしまうな~という意思の弱い方にはぴったりです!

また、引き出すには会社に申請して卸す手続きが必要ですので、コミュ障ぎみの方々や、そういったところを面倒くさがる人にはもってこいの貯金制度です。

(私もどちらかといえばこの部類です)

 

その2

積み立てた金額に対して、利息が通常ですと20.315%課税されますが、550万円までは非課税となる点です(一般財形貯蓄は除く)

ただしこの利点ですが、現在銀行の利息なんてほんの僅かですのでほぼメリットはなくなっています。(参考:みずほ銀行 スーパー定期1年 0.010%) 

100万円の0.01%=利息100円です。課税される額は20円になります。

正直課税されようが、非課税だろうが、この金額だったらどっちでもいい金額と思いませんか?

 

その3

財形貯蓄を利用する社員に対し、会社が行う奨励策として、「財形給付金制度」「財形基金制度」があります。

これは会社によって制度があるところ、ないところがありますが、会社が毎年一定額の拠出を行い、7年経過ごとにその拠出金と運用益の合計を給付金として「社員に支払う」ものです。

これは、財形の説明ではほぼされない思いますので、人事の担当者に自分の会社にその拠出金制度があるのかどうか?何%の拠出額なのか?を事前に確認しましょう。

デメリット

財形は貯金だけですので、長期的にみるとインフレに負けて現金が目減りするリスクがあります。

よほど自分の意思で貯金ができない人か、貯金がなくて天引きで勝手に貯めて欲しい!という人、会社から拠出金がでないと分かった人は利用価値がありません。

 

2.財形の種類 

一般財形貯蓄

・使用用途を限定しない目的で積み立て可能

・原則3年以上の期間積み立てするとあるが、1年積み立てれば引き出し可能

 

財形住宅貯蓄

・マイホームの建設・購入・リフォームなど、住宅に関する資金づくりに限定

・それ以外の目的で引き出すと過去5年にさかのぼり利息に課税される

・財形年金貯蓄と合わせて550万円まで利息に課税されない

・積み立て期間は5年以上

・「財形持家転貸融資」制度を使って住宅ローンを組むことができる

・財形貯蓄残高の10倍以内で最高4000万円まで、住宅の建設・購入・リフォームに要する費用の90%以内まで可能

 

財形年金貯蓄

・60歳以降に年金として受け取るための老後の資金に限定

・途中で引き出しすると、残額は財形年金として扱われず、過去5年にさかのぼり利息に課税される

・財形住宅貯蓄と合わせて550万円まで利息に課税されない

・積み立て期間は5年以上

 

このうち、財形住宅と財形年金はについては私はお薦めしません。

 

財形住宅については、貯蓄の残高の10倍までしか借入できませんので、100万円しかない方は1000万円までしか借入できないことになり使いづらいです。

 

今はフラット35やネット銀行の住宅ローン金利がかなり低くなっておりますので、そちらの活用をお薦めします。

 

また財形年金については、現在iDeCo(イデコ)があります。こちらの制度がある会社員の方はぜひこちらを活用すべきです。イデコは引き出したくてもお金を引き出せない、続けなくてはいけないなどデメリットはありますが、老後資金として貯めるなら、税額控除などのメリットが半端じゃありません!

 

財形で100万円を貯める

まず、会社の人事または給与担当者に確認して、「一般財形」で申し込みをしましょう。そうすると次回給与から天引きが始まります。

新入社員の場合

新卒の給与が20万円前後とすると手取りが16万円として、そこから独り暮らしなら1割、実家暮らしなら3割を貯めましょう。

またボーナス月はプラス8万貯めると、3年で100万円を超えます!

 

<一人暮らし編>

給料 1.6万×12か月×3年=57.6万円

賞与 8万 ×2回   ×3年=48万円

合計 105.6万円

 

<実家暮らし編>

給料 4.8万×12か月×2年=115.2万円

実家暮らしなら、給与天引きだけで2年弱で貯まる!

 

独り暮らしの方は、最初はちょっときついかもしれませんがぜひ頑張って貯めてみましょう!貯め癖がついて、貯金が増えると心にゆとりを持つことができますよ。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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