会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

つみたてNISAで20年経過直前に大暴落が来たらどうするのか?対処方法を紹介

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(2020年3月6日:一部記事をリライトしました)

コロナウィルスの影響か、この記事の検索結果が急に上がっております(笑)

「つみたてNISA 暴落」の検索が多いのか!?

 

つみたてNISAが始まって2年が経過しました。

つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

毎年40万円まで最長20年間、一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益に対して非課税でつみたて投資ができます。

2018年12月末時点で、口座数も100万口座を突破していました。

そして2019年12月末時点では188万口座を超えています。

すこし口座開設の伸びは鈍ってしまいましたが、つみたてNISA開始期間が5年間延長されましたので、もっと活用して欲しいと思います。

 

つみたてNISA100万口座突破

NISA制度改正 

 

しかしつみたてNISAを始めて、こんな疑問を思う方もいると思います。

「20年間非課税の恩恵は受けられるけど、長期間投資するわけだから18年目ぐらいで株価大暴落がきたら、資産が減少したり売却しないといけないから損しないの?」

 

特に今回のような、新型コロナウィルスの影響で、この2週間は株の暴落・上昇を繰り返しているので投資家の皆さんは色々考えたり悩んだりしていることでしょう。

もちろん私もその一人です。

 

しかし投資は長期目線で行うので目先の株価に一喜一憂していてはメンタルが持ちません!長く投資をしていればこれからもこんな株価の調整が何回も来ると思います。

 

つみたてNISAをしている途中で株価の暴落にあってしまったら?について私なりの対処方法をご紹介します。

 

つみたてNISAで18年後に大暴落が来てもあわてない

2008年9月のリーマンショックは100年に一度と言われるほどの株価暴落でしたが、株価はおよそ5割減となりました。

しかしその後米国のNYダウ平均株価が暴落前の水準まで回復するのは2011年12月頃ですので、約3年かかっています。

リーマンショックのインパクトはこちらの記事 


もしつみたてNISAを開始して18年目にリーマンショックレベルの株価暴落がきてしまったら、それまで投資した資産は20年経過時点ではずいぶん減少していることになりますよね?

そうなったら、どうすればよいのか!?

結論からいうと、本当に資金が必要な時以外であれば、落ち着いて暴落時もつみたてNISAを続けていくことをお勧めします。

 

なぜなら株価は過去の実績からみても暴落から数年で必ず回復、その後上昇していきます。


そもそもつみたてNISAは、世界経済の成長に沿って長期・積立・分散投資を行うことで国民の資産形成をさせていく制度ですので、暴落がきたからといって慌てて売却してはいけません。

 

ただし株価がいつまで下落するのかわからないので、投資方針がしっかりしていないとメンタル面が耐えられず売却して資産を減らしてしまうことにもなりかねません。

 

そのため20年経過後も運用を続けていっても良いですし、必要な資金が手元にあるならば継続してつみたて投資をすることがベストではないかと思っています。


え?20年過ぎてもつみたてNISAは継続できるのかって?

では、つみたてNISAのルールから確認してみましょう。

 

つみたてNISAは20年間の非課税期間が過ぎても保有できる

みなさん、つみたてNISAは20年経過後は売却しなくてはいけない思っているかもしれませんがルールはそうではありません。

つみたてNISAは20年経過しても、売却せずに運用を継続することができます。

 

つみたてNISA制度は20年経過するまでの資産については売却時の利益対し非課税が適用されます。

そして、非課税期間20年間が終わると、つみたてNISAは通常の投資信託と同様の特定口座や一般口座にその時の「時価」で払い出されその額を「元本」として、そのまま継続運用することが可能です。

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出典:金融庁HPより

※ただし21年目からの株価上昇によって運用益がでたら、その売却益に対し20.315%の税金がかかります。

また、2018年に開始したつみたてNISAが終わるのは2037年12月です。
20年目のつみたてNISA開始は2037年1月で、終わるのは2056年12月となります。
あと37年もあります(笑)

 

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そのため、もし18年後に暴落し元本割れを起こしていたとしても、10年目や15年目に開始したつみたてNISA投資資金はその暴落価格でつみたて投資を続けることになりますので、その年は安く購入できるチャンスになります。


それによって数年かけて株価が回復すれば資産額が戻るだけではなく、その後の株価上昇によってはさらに資産を大きく増やすこともできます。

 

20年経過前に資産が大きく増えていた場合どうするのか?

20年経過するときにどうしても資金が必要でしたら、一部売却して現金化しておくことも検討しておくと良いでしょう。


個人的には15年経過~18年目の時点で株式市場が過去最高値をつけており、資産が目標金額を達成しているようでしたら、それまで投資してきた資産の一部は売却して一旦現金化しても良いかと思っています。

20年経過前なら売却益については非課税ですので手取りが減りません。

 

株価は上がりすぎるといつか暴落します

それが10年単位で来ているという方もいます(リーマンショックから18年末のクリスマス時期のアップルショックが約10年のサイクルです)ので、現金化する予定の方は前回の暴落から10年後を目安にいつでも売却することを考えておいてもいいかと思います。

 

もし売却後に暴落した場合、ラッキーと思えば良いわけですし、売却した余剰資金を再度リスク許容範囲内で再度投資に回せば数年後にはさらに大きく資産を増やす可能性もあるかもしれません。

 

SBI証券の口座開設はこちら

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まとめ

つみたてNISAを20年経過後も運用し続けるのか、その前後で資産を売却するのかは、その時のライフスタイルや手元の必要資金額によって個人ごとに異なりますので今からしっかり考えておきましょう。

 

なお、つみたてNISAは開始から現在3年目に突入します。投資開始期間は2023年まで延長されましたが、投資期間が短くなると投資できる総額も少なくなりますので、まずは口座開設を急いで行いましょう。

 

つみたてNISAの口座を開設するならこちら

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA|SBI証券

つみたてNISA(積立NISA)| NISA(ニーサ):少額投資非課税制度 | 楽天証券

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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