会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

SBI証券のジュニアNISA口座はeMAXIS Slimで積み立て投資

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(2019年12月15日:一部記事を更新しました)

昨年12月に子供2人のジュニアNISA口座を申し込みましたが、二人の子供にどのファンドを購入すべきか検討した結果を紹介します。

 

ジュニアNISAの基本情報(おさらい)

ここでジュニアNISAがどういうものか確認しておきます。

1.日本に在住する0歳~19歳の未成年の方が利用できる

2.株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益が非課税

3.非課税期間は最長5年(投資可能期間は2016年~2023年まで)

4.年間投資額は80万円まで

5.18歳までは払い出し制限あり(3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができない)

6.ジュニアNISAの運用・管理は、子どもや孫に代わって親・祖父母などの親権者等が行う

f:id:balbal4:20190303222748p:plain(出典:投資信託協会)

子供が18歳になるまで払い出しができないので、今0歳の子のジュニアNISA口座を開設しても、5年間80万円を投資した場合(合計400万円)は、6年目にその時の評価額を上限に「継続管理勘定」へ移すことができます。

これをロールオーバーといいます。

その後、「継続管理勘定」では20歳まで配当金をもらっても、売却しても非課税で運用を続けることができます。その間、金融商品の新規の買い付けはできません。

 

SBI証券のジュニアNISAで投信を購入する理由

今まで児童手当(旧子供手当)資金は、子供本人の普通預金口座に貯金していました。

上の子は小学生ですので、8歳の時点で児童手当だけですでに100万円を超える貯金ができています。

所得にもよりますが、15歳まで児童手当がもらえることを計算すると、

0歳~3歳まで 54万円

4歳~15歳まで 144万円

通常合計198万円が国からもらえるわけですので、中学校卒業まではこれでなんとかなる金額だと思います(早生まれなど誕生日の月によっては少ない人もいます)

 

 

大学の入学金や授業料は以前の記事で250万円~500万円程度必要と記載していますが、私は子供が18歳になったときに入学金と初年度授業料くらいのお金が準備できるように「積立利率変動型終身保険(低解約返戻金特約)」という保険である程度は賄えるようにしていますので、ここも計画的に準備できています。 

 

まとめると

・中学生まで ←貯金・毎月の収入

・高校生   ←児童手当と、貯金、毎月の収入

・大学生(入学金・初年度)← 保険で準備

・大学生(2年目以降)← ジュニアNISA

 

高校は公立の場合で計画してしますが、私立の場合だとまたお金がかかるので貯金を崩す必要があります。

大学も私立大文系でしたら、4年間分の学費は保険でほぼ準備できると思いますが、学費の値上げや理系に進学する場合は変わってきますの。

 

結局、色々な不確定要素もありますが、ジュニアNISAは大学生2年目以降の学費を補える役割として活用します。また余ればそのまま子供の投資用口座として引き続き運用させていくつもりです。

子供にも、自分のお金として投資の勉強をしてほしいという思いがありますのでどこかで任せる必要がありますね。

 

ジュニアNISAで購入する商品は投信かETFがおすすめ

ジュニアNISAは2023年末までの買い付けで制度が終了します(その後の非課税運用は子供が20歳になるまで続きます)

しかし買付投資ができるのは、年間80万円が5年間だけですので、その後はほったらかし運用しかできません(または売却)

そのため長期間にわたっては何も手を付けることができないので、倒産リスクがある個別株を購入するより、投資信託やETFを購入する方がリスク回避できます。

 

例えば、10年前にシャープがこんな状態になることを予想できましたか?

同様に、アマゾンやフェイスブックが「GAFA」と呼ばれるほどに成長することを予想した人はいるでしょうか?

 

そういう意味では、投信やETFはその時代に合わせた銘柄を勝手に選定しますのでほったらかし投資をしていても、業績が悪くなれば銘柄から外れるし、成長企業が現れれば、組み入れにより成長の恩恵を受けることができます。

よって、世界中に分散投資できて、低コストでリバランス不要、商品を選択するのが一番いいと思います。

 

 

SBI証券のジュニアNISAで購入する投資信託(長男編)

長男は8歳ですので、あと7年間児童手当を受給できる予定です。

私立高校に進学するならあと7年、私立大学に進学する場合はあと10年しかありません。そういうことで長期投資とは言えないような期間ですのでリスクを抑えて確実に資産を増やす確率が高いポートフォリオを組みました。

初期投資額 12万円

1.eMAXIS-Slim 先進国株式インデックス  6万円

2.eMAXIS-Slim バランス(8資産均等型) 6万円

 

そして、これから毎月の積み立て予定額はともに5,000円で行う予定です。

この2本にした理由は、信託報酬等の手数料が圧倒的に低い商品であって、純資産額も日々増加しているので償還リスクがほぼないとみてるからです。

どちらもファンドオブザイヤー2018のTOP5にランクインしたファンドですが、その影響もあってか発表から2週間で先進国株式は+20億円、バランスは+10億円程度純資産が増加しております。

(2019年8月29日では純資産額は、先進国株式はおよそ300億円→514億円、バランス200億円→310億円となりました)

ブロガーの皆さんのお薦めファンドですので、今後のパフォーマンスに期待します。

 

先進国株式では米国が68%を占めております。また8資産均等型は日本・先進国・後進国の株式、債券にそれぞれ12.5%、日本・先進国のリート(不動産)に12.5%と均等に投資しています。

今回投資期間が10年前後と短いため、5割をこのバランスファンドにしました。

先進国ファンド50%、バランスファンド50%とすることで、バランスファンドの各資産が全体では6%程度になります。

値動きの違う資産を組み込むとこで、可能な限り資産を守りながらも増やせるようなポートフォリオとしました。

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これはeMAXIS Slim8資産均等型のアセット別リターンの資料ですが、騰落率の幅は抑えられています。

 

今後10年でリーマンショック並みの暴落があるのかどうかわかりませんが、株式運用だけだとちょっとリスクヘッジが足りないかな?と思います。

もし暴落して資産が半分になっていたらそのときは、生活防衛資金の現預金を発動させます(笑)

おそらく自分の資産で運用を検討したら、このバランスファンドは選択しないでしょうが子供の資産と考えると保守的になるようです。

これは5年後の2023年には売却せずに、そのまま継続管理口座へ移行させていく計画です。どのみち払い出しはできないので、その後18歳払い出しのタイミングまで、運用させて適度なタイミングで売却し現金化していきます。

 

SBI証券のジュニアNISAで購入する投資信託(次男編)

次男はまだ保育園児ですので、あと10年以上児童手当を受給できる予定ですし大学進学まで13年以上あります。

私立大学に進学する場合でも15年以上ありますので、ここはリスクをとってリターンを増やすポートフォリオとしています。

初期投資額 12万円

1.eMAXIS-Slim 先進国株式インデックス  11万円

2.eMAXIS-Slim 新興国株式インデックス   1万円

 

毎月の積み立て予定額は10,000円ですが、先進国株式9:新興国株式1としていく予定です。本来ですと先進国なんて選ばず米国を選択するべきでしょうが、市場の分散を意識した配分にしています。

新興国は値動きが激しいのですが、eMAXIS-Slim新興国株式インデックスの先輩である、eMAXIS新興国株式インデックスのチャートで確認してもこの10年で36%値上がりしています。

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リーマンショック前にBRICsファンドがもてはやされた時期があり、私も利益と損失両方経験しましたが、一過性なブームではなくなってきていることは確実です。

2015年の世界同時株安で一気に40%近く下落しましたが、それでもこの10年で徐々に上がっています。

これも5年後そのまま継続管理口座へ移行させ、18歳になるまで運用させていく予定です。

 

それでは。 

投資は自己責任でお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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