Fund of the Year 2019のTOP10の投信の純資産額と前年増減
先日(と言っても2週間近く経過していますが)ファンドオブザイヤー(以降FOY)2019が発表されました。
TOP3はeMAXIS Slimシリーズが独占と圧倒的な強さを見せました。
投票者コメントを見ると、低コストで投資対象もわかりやすいから支持があるのだと私は思います。
支持がある=売れている と言うわけではなさそうです。
今回は、そのTOP10となった投信の純資産額と1年間の増減・リターンについて確認します。
Fund of the Year 2019のTOP10の一覧表
eMAXIS Slimオールカントリーは純資産額147億円で前年比+140億円となっています。
しかし増減だけで比較すればeMAXIS SlimでもS&P500や先進国株式の方が資金流入額が多いのでこちらが1位を獲得してもおかしくないと思います。
しかしFOYの意味は「自分たちにとって本当に良いファンドを決定する」ことに意味があります。
オールカントリーはそういった意味でも、全世界に低コストで、先進国、新興国、日本へ時価総額比率で投資できる。
これから資産形成を始める人にはシンプルであり、リバランス管理の手間もないということで投資初心者にもおすすめしやすいことがNo1となった理由だと思います。
FOYは必ずしも自分が保有しているファンド、購入しているファンドを選択するわけではないということですね(私もそうですが・・・)
販売会社や運用会社の宣伝に惑わされることなく、ブロガーお薦めファンドを選択した結果です。
増加額だけならグローバル3倍3分法ファンド
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)は絶大な人気ファンドですね。
1年前ははわずか純資産額3億円でしたが、春ごろから人気がでてきて1000億円を突破したのが7月後半。それから半年で3000億円増やしたことになります。
みんなが購入しているのか、購入している一部コアファンが大きく購入しているのかわかりませんが。
人気はあるが人にはお薦めしにくいかもしれません。
まとめ
FOY2019は全世界、先進国、米国、バランスと株式ファンドが人気となりました。もちろん信託報酬が低コストなのはもはや当たり前ですし、リターンも一番低いセゾン投信でも15%となっています。
これから投資を始める人、今保有しているけど買い替えを悩んでいる人はここの中から選択してはどうでしょうか。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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