投資信託を買い替え|売却益の税金を払っても買い替えしたかった理由
ずーっともやもやしていたのですが、今回思い切って投資信託の買い替えを実行しました。
投資信託をよく理解していない時期から、名前がかっこいい(当時はトヨタアセットバンガード)という理由だけで、積立投資をしてここまで莫大な利益を生み出してきた
三井住友バンガード海外株式ファンド を全て売却
(以後、三井住友バンガード)
そして今後の新しいコア資産となる
楽天・全米株式インデックスファンド を購入です
(以後、楽天VTI)
買い換えた理由は、三井住友バンガードは、楽天VTIよりも信託報酬が高く、リターンが低いということ。
譲渡益にかかる税金を払っても、買い替えをしようと思い実行。
通常はファンドを売却して、税金を払って乗り換えるより、そのファンドは保有しつつ新しいファンドを購入していくのがセオリーですが、今回はそれを無視。
同じような買い替えを検討している人の参考になればと思います。
買い替えを決断した理由①
最近の投資信託は信託報酬手数料は低コストが売りです。
楽天VTIは0.162%(税込)としっかり低コストです(本当はもう少し下がってほしい)が、三井住友バンガードは1.12%~1.22%ともう1%以上高いわけですよ!
同じリターンなら1%資産の目減りです!
例えば 100万円を年間5%のリターンで計算すると以下の通りです。
信託報酬0% | 1%高い | 差額 | |
---|---|---|---|
10年 | 162.9 | 148.0 | 14.9 |
20年 | 263.5 | 219.1 | 44.4 |
1年あたり1.5万円の差がつくのは痛い!
買い替えを決断した理由②
リターンの差です。
楽天VTIの方がリターンは良いです。
三井住友バンガードは毎年4月に配当金を出しますが、それは再投資されています。
それを考慮しても1年で4%近い差はこのまま持っていてもしょうがないと判断しました。
なお、三井住友バンガードの投資先は以下の通りです。
バンガード・グロース・インデックス・ファンド
(アメリカの成長株):32.5%
バンガード・バリュー・インデックス・ファンド
(アメリカの割安株):32.5%
バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド
(欧州先進国の株式):30%
バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド
(エマージング諸国の株式):5%
2019年は米国株式市場が絶好調でした。
欧州株、新興国株はそこまで上昇しなかったのが要因だと思います。
新興国株を保有するならすでに少額ですがeMAXIS Slim等で保有していますのでこの際いりません。
また楽天VTIは純資産額も大きく増えている人気ファンドです。
「圧倒的ではないか、我がファンドは!」と誰かのセリフがでてしまいそうです。
一方の三井住友バンガード
流出が続いているのが痛い。。
このファンドも、2003年当時としては4つのバンガードETFに投資し、全世界をカバーという面では素晴らしかったと思います。
しかしファンドの中身より、コスト面では今では時代遅れとなっていますね。
買い替えを決断した理由③
資産状況を把握するときに面倒になったこと、管理するのは一つにしたかったこともありマネックス証券での保有はやめました。
そして投資信託は楽天証券だけで管理していきます。
売却益と税金は?
三井住友バンガードは結構な含み益を持っていました。
売却金額 156.7万円(全部売却)
売却益 77.1万円
支払い税金 15.6万円
純利益は61.5万円
現金は141万円増えました。
この141万円は3カ月程度かけて楽天VTIをスポット購入していきます。
支払った税金分、初期投資資産が少なくなりますが、先ほどのコスト、リターンの差では理論上10年で取り返すことができる金額です。
しかし実際は楽天VTIの方がリターンが良いと思われるので、もっと早くに取り返すことができると信じています。
その後株価が上昇すれば買い替えは成功と思いますが、答え合わせは10年後です。
そして、本日その資金で50万円を購入しました。
楽天VTIの記事はこちら
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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