【米国ETF】2020年3月VYMの分配金6,300円|高配当ETFも減配か!?
3月18日にSBI証券にVYM(バンガード 米国高配当株式ETF)からの分配金約6,300円が入金されました。
しかし3月の分配金は0.5544ドル/株だったので、前回12月(0.7791ドル)、前年3月(0.6516ドル)の分配金実績より減配となってしまいましたが、コロナショックの影響があるのか不明です。
VYMの分配金実績
株数 :160株
投資額:$14,097
配当利回:3.45%(3/10の株価より/SBI証券数値より)
配当 :$0.5544/株
配当月:3・6・9・12
配当金合計:6,313円($57.92/109円で計算)
ETFは直近四半期4回の合計分配金から配当利回りを算出すると聞きました。
なお、個別株だと配当金、ETFは分配金と言うそうです(初めて知りましたよ)
今回直近四半期分配金は2.7446ドル、分配金支払日の3月10日株価は79.52ドルですので、配当利回りは3.45%となります。
私の取得価格は平均88ドル程度ですので配当利回りは3.11%でした。
VYMは今回減配でも心配はいらない
前回2019年の3月~12月までの分配金合計が2.8418ドルで今回が2.7446ドルでしたので3.42%程度の減配となりました。
しかしコロナショックの影響なのか、一部高配当企業の業績の影響による減配なのかは不明です。
ここ3年の間では一番低い分配金実績となってしまいました。
ただし株価は現在66.82ドルですので、仮に0.5544ドルが4回あったとしても分配金利回りは3.3%程度になります。
また、現在株価と直近分配金の合計から計算すると配当利回りは4.1%まで上昇しています(普通に考えれば買いですね)
VYMはリーマンショックも乗り越えて、3%前後の分配金を支払い、大きなリターンを出してきました。(下表)
2007年の四半期分配金は0.26ドル~0.44ドルでした。
リーマンショック後の2009年でも0.25ドル~0.32ドル程度の分配金がありました。
当時の株価が26ドルなの配当利回りは4.4%もあったわけです。
不況の中でもこれだけの実績を出してきたVYMはやはり優秀なファンドだと思います。
また2007年の当時から配当金実績は約2倍、株価が3倍になったので高配当ETFというと微妙な利回りでしたが、それは株価が高すぎて配当利回りが低くなっていたとも言えます。
まとめ
今回一時的に減配となりましたが、米国企業は基本的に増配させていくことが経営陣の手腕になりますので、米国経済が復活してくればまた増配となる可能性は十分高いです。
また、VOOと比較すると2017年ごろから運用リターンはVOOに劣り突き放されてしまいましたがそれまでは同等程度の運用リターンでした。
上昇相場ではVOOに劣りますが、その分配当を出していますのでメンタル面では助かりますね。
※高配当株でも2月1日からの下落率はVOOと変わらず-26%でした。暴落耐性があるわけではありません。
配当よりも値上がり重視ならVOO、分配金もリターンも欲張るならVYMを選ぶといいかと思います。
今後もサテライト資産の中核としてSPYDとVYMは少しづつ購入していこうと思います。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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