ふるさと納税の仕組みを紹介!地方を応援して、特産品をもらおう!
こんばんは。balbal4です。
みなさん、ふるさと納税していますか?
している人は、今年もあと1か月、まだ欲しい返礼品はありませんか?
していない人、今年もあと1か月ですので、一つでもいいので何かやってみませんか?
実質2,000円の自己負担で、税額控除(※)ができ、返礼品がもらえます。
※ただし基本は確定申告が必要です
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税について「何それ?おいしいの?」って人はさすがにいないと思いますが、説明しますと、自分が希望する自治体に寄付をすると、お礼に返礼品をもらえることで有名なあの制度です。
最近はネット、ニュースでも返礼品ランキングや珍しい特産品、サービスの紹介がされていますが、その返礼品が高額すぎて、9月には総務相より高額返礼品の規制へ法改正する方針を表明されましたね。
個人からみた仕組み
①所得税の納税義務者が都道府県又は市区町村に対し寄附をする。
②寄付した金額のうち2,000円を超える部分について、一定の上限までは、原則として所得税・個人住民税から全額が控除される。
※際限なく寄付できるわけではなく、個人所得によって上限が設定されております。
控除上限額(限度額)シミュレーショントップ | ふるさと納税サイト「さとふる」
要するに、自分が応援したい自治体に寄付すると、「ありがとう」と言われてなんかお礼(特典、特産品、返礼品、サービス)がもらえるわけです。
寄付なんて慈善事業でしょ?と思っていた私も、かれこれ6年くらい続けています。
自治体からみたメリット
①寄付された資金を被災地の復旧・復興に役立てる等使途をはっきりさせることができ、共感を得やすい。
②寄附をした者に対して謝礼品を贈る等で共感を得やすい。
③上記の結果、寄附金が増えると地域産業の活性化にもなる。
自治体からすると、人口減少による個人住民税等の税収が減少となっている中、貴重な財源になっており寄付を呼び込もうと、魅力ある特産品を返礼品としている自治体がたくさんあります。
2016年度のふるさと納税での税収ランキング1位は、宮崎県都城市で73億円です。その年の一般会計歳入が926億円なのでおよそ8%を占めています。
ふるさと納税をする意味
先ほども記載しましたが、私は毎年ふるさと納税をしております。
最初は本当に返礼品のみの目当てでした。特に子供たちが大好きな、梨、桃、ジュースなどがもらえる地域への納税でした。
しかし最近は、ちょっと考え方が自分の中で変わりました。
ふるさと納税すると自分の住む自治体の収入は減少します。
よってそれがあまりにひどいと、行政サービスの低下につながってきます。
私はさすがにそれは嫌です。
でも、私がもらいたい特産品は地方での生産品です。
少子化や人口減少、後継者の育成問題といった問題を抱えているところもあると聞きます。
それでも特産品を作っている人達に、これからも続けておいしいものを届けてほしい!と思っています。
そういった意味で、自治体の寄付に対しては子育て支援とか、就労支援、産業の発展に用途を絞って寄付をしています。
ええ、きれいごとみたいなものです。
それはわかっているんですが、なんかこう理屈がないとただ寄付して、果物もらっているだけになってしまうんですよね。
それなら、ネットで購入すればいいじゃん!となるわけです。
ふるさと納税のメリットは節税ではない!?
ふるさと納税は節税ではありません。
ここ勘違いする人がいます。
自分の住んでいる自治体に本来払うべき税金を、税額控除で減らした分、寄付という形で違う自治体に払っているだけです。
◆例)山田さんはA自治体の住民です。
①山田さんは、毎年20万円の住民税を支払っています。
②今年は、B自治体にふるさと納税2万円をして、返礼品をもらいました。
③3月に確定申告をしましたので、A自治体への納税は1.8万円の税金が安くなり、18.2万円の住民税を払いました。
結局A自治体へ18.2万円の納税、B自治体へは寄付で2万円支払いとなり、持ち出し現金は20.2万円となりますね。よって節税にはなっていません。
むしろお得さは、2,000円払ってB自治体から特産品をもらっていることになります。
あとは、クレジットカード払いができますので、そのポイントが付くとかの程度。
その他、私のひそかな楽しみは、特産品をもらうとき箱などに一緒に入っている自治体パンフレットを読むことです。
従来何の接点もなかった、日本全国色々ある自治体から、偶然にもその自治体を選択し、その特色をパンフレットで知ることができるって素晴らしいと思います。
子供の地理の勉強にも役立ちそうですね。
それでは。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
↓ブログ村ランキングに参加しています