新社会人必見!貯金とつみたてNISAで資産1000万円を目指そう!
(2019年6月22日:記事を更新しました)
こんばんは。balbal4です。
4月から新社会人となった方、給料も入ってそろそろ生活にも慣れてきたかと思います。今回は、新社会人が貯金とつみたてNISAを上手に活用して、1000万円を目指す資産づくりについて紹介します。
1.貯金は財形貯蓄も検討してみよう
財形貯蓄について知っていますか?簡単に紹介すると、会社に「財形貯蓄制度」があれば、申し込みをするだけで給料支給日から会社が強制的に天引きし、専用の銀行へ貯蓄しておいてくれる制度です。ベンチャー企業でもない限り、多くは入社と同時に紹介され、強制的に貯蓄できることもあってお勧めされることが多いと思います。
2.つみたてNISAは個人の自主的な資産形成のため
一方、つみたてNISAは会社から紹介されることはありません。
なぜでしょう?
財形制度は、国が勤労者の貯蓄奨励策のひとつとして制定され、その協力を各企業に委ねました。よって各企業は、社員の資産づくりを支援するため福利厚生の一つとして現在も行っています。
一方、つみたてNISAは個人が自由に資産形成を行うために設けられた国の税制優遇制度ですので、会社が介入してくることはありません。自分で自主的に口座を作って自己責任で資産運用をしなければなりません。
どちらも個人の資産づくりを応援する意味では同じですが、企業を巻き込むかどうかが違っています。
3.財形貯蓄とつみたてNISA
財形貯蓄のメリット
①強制的に貯金ができる!
②年1回会社が拠出金を払ってくれる!
②は7年経過毎にその金額が個人に支払われますが、拠出金制度がない会社もありますので注意が必要です
え!?これだけ?って思うかもしれませんが、これだけです。
しかし自分の意思でしっかり貯蓄ができる人、②がない会社に在籍している人は、財形をやる必要はないかもしれません。
なお、住宅財形、年金財形については550万円までにつく利息が非課税とありますが、現在のスーパー定期の金利が0.01%では非課税メリットがありません。
つみたてNISAのメリット
①20年間投資によって得られた売却益(譲渡益)や分配金の運用益が非課税!
②金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETFだから信頼性が高い運用商品!
この2つのメリットを活かして、財形でお金を「貯める」と同時に、つみたてNISAでお金を「増やす」資金運用も同時にしていきましょう。
4.貯金と投資の金額について
例えば月収が20万円なら手取りが15万円として、そこから一人暮らしなら1割を貯金と投資に回しましょう。(実家暮らしなら3割が目安)
貯金がない方
まずは万が一自分に何かあったときも暮らせるように、生活防衛資金は貯めましょう。私は最低でも2か月~6か月程度貯金しておけば大丈夫だと思っています(金額にして30万円~100万円)そのため、投資資金と貯金を同時に進めることをお勧めします。
ただしこの生活防衛資金はいつでも引き出せる銀行口座で貯めましょう。財形貯蓄にした場合、引き出しには会社に申請する必要があるのですぐ!というわけには行きません。
また、手持ち現金が全くないのに投資だけをするのは、リスクが高いためお勧めしません。
具体的なつみたて額
最初の3年
<貯金>
毎月1万×12カ月、賞与10万円×2回 = 年32万円(これは財形ではしないほうがいい)
<投資>
毎月0.5万円×12カ月、賞与5万円×2回 = 年16万円
3年後には、貯金96万円、投資額48万円になっています。
貯金があることで生活資金面での安心感もできます。また、投資について興味がでてくれば、投資金額をもっと増やしてもいいかもしれません。
次の7年
給料、ボーナスが増加したとして手取り20万円とすると、今度は2割を貯金と投資に回しましょう。
<貯金>
毎月1万×12カ月、賞与5万円×2回 = 年22万円(ここはぜひ財形で)
22万円×7年 = 154万円
<投資>
毎月3万円×12カ月、賞与15万円×2回 = 66万円
(内、40万円はつみたてNISA、残りは普通のつみたて投資)
年66万円×7年 = 462万円
これで10年後には貯金は250万円、投資額は510万円になっています。
もし、この投資が10年間で利回り5%とすると、投資額510万円に対し資産は約624万円の計算となり、含み益は+114万円となります。
貯金と合わせた、総資産額は870万円以上となり、結婚資金や住宅の頭金、海外旅行などにも十分使えるようになります。
また、この利回りであと2年続けたら、総資産は1,000万円を超えます!慣れてきたら貯金や投資資金を増やすことでさらにスピードUPが可能です。
5.まとめ
ひとり暮らしの方は最初はちょっときついかもしれませんが、慣れてしまえば大したことはありません。
手元の資金がないうちは、例えば生活費が一通り落ち着く初ボーナスのあとから開始するのでも構いません。
投資は早いうちから始めると時間を味方に大きく増やせます。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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