会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

新興国への投資リスクについて考える

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こんばんは、balbal4です。

 

マネックス証券の記事に、クラウドクレジット株式会社代表取締役杉山智行さんが書いた記事が気になったので読んでみました。

 

杉山智行の新興国はthis time is different? | 世界に貢献する投資 新興国のポテンシャルを見る | マネークリップ - 今日の投資に効くメディア | マネックス証券

 

 

新興国への投資リスク

 

タイトルは「杉山智行の新興国はthis time is different?」とありますが、ようするに「新興国投資はリスクが高いは本当か?」ということについて記載しています。

「リスクが高いなんてあたりまえでしょう!」

ということは承知なんですが、ちょっと気になりますよね。

そんな中で、彼の記事から抜粋するとこんな感じ。

 

記事内容抜粋

 

1)2018年は株式市場世界中の国で株価低下となったが、米国よりも下落幅が少なかったのは、ブラジル、ロシア、タイ、イスラエル

2)「米国が利上げすると新興国から資本が流出する」という都市伝説

3)新興国の資本流出入の推移は過去15年間で、リーマンショック直後の2009年に中国を除く新興アジア諸国から数%程度の資本流出にとどまっている

4)この現象は、通常の経済統計を組み合わせて国の資本の流出入を見ようとするときは資産価格の変動分は控除すべきだがこれをしており、投資家の多くに誤った認識が生まれる

5)新興国投資は資産運用を行うにあたっては、ポートフォリオにどのように組み入れるべきかを検討

6)株式投資だけでなく債券に投資を行う場合であっても、その性質は先進国の株式に投資を行うのに性質が近いため、自分のリスク許容度を上回るものに手を出すとあまり良いことはない

 

以上ですが、特に(3)については私も勉強不足もあり、米国利上げは新興国だけでなく、先進国も含め株式市場からも資金が流出していくイメージしかありませんでした。

このような認識は表示されたデータが本当か?どういう計算根拠なのか?ということを疑えということになりますね。

しかし、投資や金融の専門家が収集したデータ、それを活用して記事にした専門家を我々素人投資家はどう疑えばいいのかわからないですよね。

実際私はわかりません。

そうすると、そもそもこの方が言っていることも本当か?って疑わなくてはいけませんよね。

 

私の考え

 

しかしこういった検証は必ずどちらの見方もあるんだと思います。ようするに自分にとって都合のいいデータのほうを活用しますよね。

 

確かにいくつかの金融機関や研究所の「新興国資金流入流出金額」を見ると、中国からの流出が大きい記事もありましたが、一方で株高の背景で資金投資先を求めて先進国だけでなく、新興国や債券市場への資金流入の記事もあります。

(様々な記事やデータを検証する気力は正直ないので、だれか興味のある人は調べてみてください)

 

ただ、新興国はリスクはありますが10年以上の長い目で見れば経済成長率は先進国を上回る魅力ある投資先であることは確実です。

長期インデックス投資の方なら、株式投資比率の中で10%~20%程度組み入れてリターンを狙ってみてはどうでしょうか。

 

そんな中、私がおすすめする新興国株式投資信託はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。

このファンドはMSCIエマージング・マーケット・インデックスと連動した運用をベースに行います。

MSCIエマージングの内容は過去記事で紹介してます。

www.asset-story.com

 

eMAXIS Slimシリーズはご存知の通り信託報酬等のコスト引き下げに命を懸けており(笑)現在も0.20412%と新興国株式投信の中ではトップクラスの低コストインデックスファンドです。

純資産もこの1年で32億円から112億円まで増加しており投資家からも支持されているのがわかります。50億円以上の資産があって、運用コストが低いものを選択するとなると推しはこれになりますね。

運用リターンは2018年6月の運用報告書では、同カテゴリを上回るパフォーマンスでした。

まだ誕生して1年半程度なので、このあたりはまだ様子見というところもあります。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | eMAXIS

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。