会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

つみたてNISAが100万口座を突破!でも若い世代への普及は課題あり

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金融庁は2月13日=「NISA(ニイサ)の日」に、つみたてNISAの利用状況を発表しました。

2月13日は「ニイサ」なんですね、すみません、知りませんでした。

でも残念ながら認知度が低いですね・・・

つみたてNISAとは、個人の資産形成を目的として特に少額からの積み立て投資にかかる税制優遇制度です。2018年1月からスタートし年間40万円まで購入できます。

利益に対しての非課税期間は20年間となります。

 

1.つみたてNISAが100万口座を突破

 

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表のとおり1年で100万口座を突破したのはすごいですが、当初3カ月で51万口座となっているので、新規に口座を作る人は鈍化していますね。

一方買い付け額は927億円とのことなので皆さんしっかり継続購入をしているんだと思います。 

 

2.つみたてNISA口座を持つ世代別の状況

 

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年代別では20代、30代、40代が7割を占め働く世代の比率が高くこれからお金が必要となる世代に浸透しています。

もう1つの通常NISAは金融資産を持っている50代以上の世代が活用しています。

それもそのはず、この世代は住宅ローンの借金もほぼ返済し、子育てにかかる資金も終わりを迎えてるころです。

下の図からもわかります。夫婦共働きならなおさら貯金が貯まる世代でもあります。

 

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「厚生労働省:H28年度の国民生活基礎調査の資料」より
 

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また増加率も20代が以外に高く、将来を考えている若者が多くいる様子。

以外にも50代は伸び率がダントツですが、人生100年時代などいわれている中、子育てが一段落した世代で金銭的な余裕がある方々の資産形成に活用されています。

50歳が15年つみたてしてもやっと定年の年齢ですので、活用しない手はありませんよね!

 

3.各国の金融資産の比較

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上の右表では米国や英国に比べ日本人の金融資産の半分は現預金です。利息がほぼつかないつかない眠った資産です。また他国に比べて眠ったお金では経済活動への貢献は低いです。
 

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上の表を見ると、米国、英国は投資割合が高いため、その運用益が資産をものすごく押し上げています。

一方日本は20年たっても1.4倍にしか資産が増えていません。

 

4.つみたてNISAシミュレーション

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資産形成に興味があってもなかなか始められない人は、上表を見てやる気をだしてもらいたいと思います。長期にわたって積み立て、世界に分散投資すれば投資はリターンを産み出します。

もちろん過去の実績なので、将来はわかりませんが、その確率は限りなくこの数値に近くなると思います。投資家の人たちはそれがわかっているからこそ、インデックス投資をお勧めしているのです。

つみたてNISAは、なるべくリスクを減らして資産形成を支援していく制度ですので是非とも第一歩を踏み出してみてください。

 

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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