会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

米中貿易戦争でNYダウ平均は617ドル下落

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中国が米国製品600億ドル相当への関税引き上げを6月1日から実施すると表明しました。それを受けて世界株式は大きく下落し、米国NYダウも大幅下落しました。

そして米国は制裁関税第4弾の内容を発表しました。

 

制裁関税第4弾は3250億ドル

アメリカのトランプ政権は13日、第4弾となる制裁関税の詳細を発表しました。

中国に対する制裁関税これで第4弾。中国からのほぼすべての輸入品に最大25%の関税がかかることになります。

ここで米国が中国から輸入する制裁関税の内容を見てみましょう。

第1弾 340億ドル ロボットや工作機械など約800品目

第2弾 160億ドル 半導体や化学品など300品目

第3弾 2000億ドル 家具や家電など5700品目

第4弾(予定) 3250億ドル スマホ・PC・スポーツ用品など 3805品目

 

これで米国は中国から輸入しているほぼすべての商品に10%→25%の制裁関税をかけるとのこと。特に第4弾の影響は最後まで残していたスマホ・PC等家計を直撃する消費財が多いので家庭への影響はさらに大きくなると思います。米国の個人消費に換算すると年間で25万円もの支出増だそうです。

第4弾には、中国で生産されているアップルのiPhoneなどスマートフォンも含まれているのでアップル社の株は大きく下落しています。

 

今回のまとめ

両国ともやるときはやる!その姿勢はいいと思います。

しかし右手で殴り合いをしておきながら、左手では貿易交渉は継続しています。トランプ大統領もツイッターで発信していますので、交渉に向けた期待で本日NYダウ平均は上昇となっている模様。

どちらも国のメンツにかけて折れることはないはずなので、G20サミットでのトランプ大統領、習近平国家主席の会談で鎮静化できればいいのですがね。

まとまらないとアジアに広がるサプライチェーンにも大きな影響を与えていくことになります。約200社に及ぶと言われている、アップルの主要サプライチェーンは中国で最終組み立てをしており、日本企業も電子部品や材料を供給していますので両国が打撃戦で悲鳴を上げるより早く、アジア諸国が悲鳴をあげそうです。

 

それでは。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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