夏の賞与はどう使う?年代別の平均貯蓄額はこちら
もうすぐ6月です。会社員の方は夏の賞与が支給される時期ですね。頑張った人もそうでない人も、ひとつの楽しみではないでしょうか?
皆さんは賞与の使い道どうしていますか?旅行や投資、家電の買い替えなど色々な選択肢はあると思いますが、貯金する方も多いと思います。
なお、日経の記事によると、2019年夏のボーナス平均は85万815円だそうです。
では一体自分の貯蓄額は世間と比較した場合、どの程度なのか?年代別に見た貯蓄額を「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成30年)」のデータから見てみましょう。
年代別の金融資産(貯蓄)の保有率は?
なんと、20代は3割の方が貯蓄がないと回答されています。まだまだ若く、転居費用や結婚式費用などで使ったという世帯があるかもしれません。
しかし30代以上でも約2割程度の世帯が貯蓄がないと回答しています。
貯められる世帯、貯められない世帯はどうしても存在していることになります。
年代別の貯蓄額の平均はいくら?
1.金融資産を持っている世帯の貯蓄平均額
20代でも平均370万円の貯蓄があります。20代の皆さん、自分の貯蓄状況と比べてどうでしょうか。こんなにないよ!という方もいらっしゃると思います。
平均値ですので、少数の人が1000万円の貯金を持っているとそれだけで平均額は上がってしまいます。そこで次は中央値をみてみましょう。
「中央値」とは、調査データを順番に並べたときに中央(真ん中)にくる数値のことです。
中央値になると約3分の2程度の額まで下がります。自分たちの貯蓄額と比較してどうでしょうか?年代が上がるごとに平均値と中央値の金額の差は大きく開きますので、貯めている人、貯めていない人の差がいかにあるかということがわかると思います。
2.金融資産を持っていない世帯を含む平均貯蓄額
金融資産持っていない世帯を含む平均値と中央値をみてみましょう
金融資産を持っていない世帯が平均値を下げるため、20代では平均値が249万円までさがりました。一般的につかわれる平均値は、この数値となります。
お金をためることも大事だが投資も大事
先ほど説明した貯蓄額はあくまでも平均値ですので、自分が貯蓄できる額は金額は手取り年収でしたり、共働きだったりで状況は変わってきます。
(年代別で1年間に貯めている金額がわかる資料があるともっと面白いと思います)
また貯蓄額の構成として、1000万円全額普通預金の人もいれば100万円でも全額投資の方がいるかもしれません。
この100万円投資をしている人は今後10年投資をつづけていくと1000万円から10年貯金だけをしてきた人より総金融資産は上回るかもしれません。
データを見ると金融資産を保有している世帯の中でも、貯蓄額に対して株式・債券・投資信託の割合を見ると約15%前後となっています。
そういった意味では日本では、投資に占める割合は欧米に比べて、まだまだ低いことがわかります。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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