会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

オリックス(8591)の業績分析 配当金は10年連続増配中

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今回はオリックス(8591)の業績について分析します。

オリックスはもとはリース事業から始まった企業ですが、現在はリースだけでなく、生命保険、不動産、リテール事業など多角化経営となっております。

10期連続で増益、5期連続で最高益を更新している累進配当企業になりつつあります。

 

2020年3月期の配当見通しは公表されていませんが、中間期35円、配当性向は30%となっています。

 

オリックスとはどんな会社か

・売上2.4兆円、純利益利益3237億円

・リースだけでなく、生命保険、不動産、海外事業(資産運用)で稼ぐ

・プロ野球球団、すみだ水族館(東京都)も経営

・配当性向は30%と高く、10年連続増配中

 

オリックスの業績について

過去3年の業績についてまとめました。

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※株価は2019年9月4日のデータ

損益

売上、本業のもうけである営業利益、純利益額とも安定した業績で推移しています。

当期売上は、メンテナンスリース事業、不動産事業、海外事業のオペレーティング・リース収益が増加したことで売上増となったが、事業投資部門の商品売上と不動産売上高が減少したことで前期比15%減少となった。

前期に不動産を売却したことによる利益計上があったことにより、当期は減益となったが各種手数料収入は安定的に稼いでいます。

 

財務

総資産は、投資有価証券、 関連会社投資が増加したことにより増加。現預金も前年比+1702億円多い19,277億円となっています。

各指数はPER、PBRとも割安ですが、配当利回りが直近では4.75%と高いのが特徴です。

 

同業他社との比較

オリックスはもともとリース会社として創業していますが、他リース会社に比べて事業がかなり多角化しているちょっと特殊な企業です。2018年度の業績で同業他社と比較しました。

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(2019年9月4日時点)

事業が多角化していることもあり、純利益を大きく稼いでいます。また自己資本比率が同業他社に比べ高いこともあり、今後も増配に期待できると思っています。

 

オリックスの株価

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2013年までは600円~800円で推移していましたが、2013年に一気に1900円以上まで上昇しました。

その後は1400円~2000円の推移となっていますが、1600円の今は買いかもしれません。

 

オリックスの今後について

 

不動産事業の拡大と海外事業でのアセットマネジメント事業に力を入れて収益拡大を図っていくようです。

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国内市場はゆくゆくは縮小していくので、海外売上、利益比率を高めていくことはいいことです。

現在でも利益の約1/4は海外事業の利益となっています。

 

 

オリックスの配当金の推移

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配当は増額更新中、配当性向も5年でほぼ倍の30%となりました。

オリックスの基本方針によると「利益成長に向けた積極的な投資機会の獲得と安定的かつ継続的な配当との最適な バランスを重視しながら、配当性向は30%を維持し」とありますので今後も期待できる企業だと思います。

 

まとめ

もし2012年に800円で購入していれば、今頃累計配当金は29,900円となり取得額に対する配当利回りはなんと37.3%!

なお私は2017年12月に1,875円で購入しているので含み損の状態です。配当金累計は17,125円(税引き前)となっています。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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