SBI・バンガード・S&P500の勢いがスゴイ!
少し遅くなりましたが、三菱UFJ国際投信のメインブランドである「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が、信託報酬の値下げを発表しました。
これは9月26日に発売された「SBI・バンガード・S&P500」の信託報酬0.0938%(税込)に対抗したのだと考えます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が値下げ!
信託報酬について
値下げ後の信託報酬はこちらになります。
0.15%だったのを一気に0.062%も下げてきました。
税込後では0.0968%となりますので、SBIバンガードS&P500の0.0938%より0.003%高い設定となりました。
てっきり同じ率まで下げてくるかと思いましたが、これが限界だったのか?
委託会社、販売会社各社の協力もないとできない価格設定ですので、そういった調整面が理由かもしれません。
純資産額と信託報酬率
eMAXIS Slimシリーズは純資産額が増えれば増えるほど、それを超えた分については信託報酬率がさらに低くなっており投資家に寄り添ったファンド設計になっています。
現在eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の純資産額は現在325億円です。なお、eMAXIS Slimシリーズの純資産額トップは先進国株の615億円です。
発売から1年少しですがそれでここまで増やした米国株式の人気は化け物だと思います。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の純資産額
そんな化け物ファンドの米国株式(S&P500)ですが、発売当時から右肩上がりで順調に資産を増やしてきました。
純資産額は綺麗な右肩あがりです。
特に発売から1か月では11.4億円まで増やしています。
しかしそんな化け物ファンドでも最初の1か月は「SBI・バンガード・S&P500」に純資産額で叶いませんでした。
SBI・バンガード・S&P500の純資産額
SBIバンガードの純資産額はこちら
なんと販売開始からま1か月経過していませんが純資産額は29.56億円です!
もちろんSBIがあらかじめ購入して純資産額を増やしているかもしれませんが、それでもeMAXIS Slim米国株式(S&P500)よりも+18億円も多い状況です。
以前、SBIバンガードが発売されたときに、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を超えるのか記事を書きました。
これは完全にスタートダッシュ成功と言えるでしょう。
理論値ですとSBIバンガードはeMAXIS Slim米国株式より1か月で2.6倍の差をつけました。
1年経過を見るとeMAXIS Slim米国株式は約211億円ですので、同じ人気ならSBIバンガードは548億円となり軽く500億円は超えてしまいそうですね。
低コストのバンガード商品、そして人気のVOOに投資、それがSBIより発売と言うことで投資家の期待も大きいのかと思います。
来月より行われる「投信ブロガーが選ぶ FOY2019」の結果も楽しみですね。
まとめ
もちろんeMAXIS Slim米国株式(S&P500)も素晴らしい商品ですので、つみたて投資している人はSBIバンガードS&P500に今すぐ乗り換えるべき!と言うつもりはありません。
SBIバンガードはまだ運用実績がありませんので1年後の決算ではもしかすると隠れコストが高いかもしれません。
2年目以降に購入を検討しても大丈夫だと思います。
なお、私は楽天VTIをメインにつみたて投資しています。
正直SBIバンガードにも魅力を感じていますので将来どうなるかわかりませんが、当面は楽天VTIでつみたて投資を継続していきます!
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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