つみたてNISA期間延長 2037年までに始めれば20年間非課税
お久しぶりです。およそ12日ぶりのブログ記事です。
ブログ開始以降、こんなに間隔をあけたことはありませんでした。
ちょっと仕事が忙しくて、記事を書く心の余裕も時間もなかったのが原因です。
書かないと書けなくなることはわかっているのですが、その間にブログ開始1周年も過ぎてしまいました(笑)
これについては、いつかで自分で自分を褒めた記事を書きたいと思います。
と言うことで、やっと落ち着いたのでリハビリがてら記事を書きたいと思います。
「つみたてNISA期間延長 2037年までに始めれば20年間非課税」タイトルにすべて詰め込んでいますが、解説します。
つみたてNISA期間延長の内容
つみたてNISAの概要は下の図の通りです。
・現行のつみたてNISAは2018年~2037年までしか行えない制度(最大20年間)
そして、日本経済新聞の記事によるとポイントは以下の通りです。
・今後はいつから始めても20年間非課税
・ただし2037年がつみたて開始の最後の年
そのため2019年につみたて開始した人は、19年しかつみたて期間ないじゃん!!最大760万円しか投資できないじゃん!と言う方もいましたが、それが2038年までに20年間つみたて投資できるようになりました(万歳)
「自民・公明両党は年末にまとめる20年度与党税制改正大綱に盛り込む」とありますので、正式決定はこれからです。
つみたてNISAの現在の状況
金融庁の2019年6月末のデータによるとつみたてNISAの口座数は147 万 872 口座、投資金額残高はおよそ1780億円となっています。
つみたてNISA口座数(2019年6月末時点)
口座数は147万口座です。一般NISAが1161万口座ありますので、長期のつみたて投資と言う意味ではまだまだ私は少ないと思います。
もしかすると年間上限40万円と言うのが、ある程度資産を運用したい層を取り込めていないのかもしれません。
口座数のうち30代、40代が一番口座数が多く、全体の5割を占めています。
私と同年代の方が、老後の資産形成や貯蓄の一部を投資にまわして活用しているんだと思います。
また3月末から3か月でどの年代もおよそ15%前後の伸び率です。
一般NISAは5年間で、2023年までしかできませんので、この制度が終わった後にもしかしたらつみたてNISAの方に流れてくる可能性もあります。
(一般NISAが延長するって場合もあるかもしれませんが)
つみたてNISAにおける商品別買い付け額
買付総額はおよそ1780億円ですが、7割はインデックスファンドが占めています。
3月末よりもアクティブファンドよりインデックスファンドの購入伸び率も高く、ほんの1%ですが占める割合も高くなっています。
つみたて投資はインデックスというのが徐々に浸透しているのでは?と言えるデータかどうかわかりません。
ただ、少なくともつみたてNISAのおすすめ記事を読む限りアクティブファンドをお勧めする記事はあまりないことは確かです。
ちなみに私は地道にインデックスでつみたて投資派です。
これも国内か、海外か米国か、バランスか?もう少し詳しいデータがあるといいですね。
つみたてNISAにおける年代別買付額
年代別比率、増加率はどの年代も前回より変化はありませんね。
コツコツつみたてているので、やめる人や、金額を減らす・増やす人が数万人出ない限り大きな変化はありません。
1口座当たりの金額は意外と少ない
では1口座あたりの金額残高はどのくらいか?
一体どの年代が一番多いのか調べてみました。
2019年6月末 残高(万円) |
口座数 | 1口座当たり 残高(万円) |
|
---|---|---|---|
20代 | 2,099,214 | 230,275 | 9.12 |
30代 | 4,726,178 | 368,405 | 12.83 |
40代 | 5,124,625 | 381,604 | 13.43 |
50代 | 3,279,744 | 264,137 | 12.42 |
60代 | 1,800,805 | 146,972 | 12.25 |
70代 | 700,749 | 68,248 | 10.27 |
80代以上 | 77,611 | 11,231 | 6.91 |
2018年1月~2019年6月までの1年半の期間ですので、1口座当たり最大60万円の残高があります。1年半で平均12万円程度ですので、口座は開設したけど投資はしていない人もまだいるのかもしれません。
また2019年からつみたてNISAを開始した人もここには含まれていますので、そのあたりの詳しい状況がわからないと投資額はなんとも言えませんね。
40代が13万円台と若干平均より高い状況です。
この年代は家族持ちだと収入も増えますが支出も多くなると言われています。それでもつみたて投資を頑張っているところをみると、資産形成に向けた意識が徐々に変わってきているのかもしれません。
まとめ
「つみたてNISA期間延長 2037年までに始めれば20年間非課税」について記載しましたが、データで見るかぎりつみたてNISA制度はまだまだ口座数、投資金額も少ない状況です。
金融庁もこれでは不本意に思っていると思われます。
この期間延長によって「貯蓄から投資へ」の流れで、少しでもつみたてNISAを始める方が増えることを期待しています。
しかし個人的には年間40万円でいいので20年ではなくて、恒久化をお願いしたいと思います。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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