2019年冬のボーナスはいくら?ボーナスの使い方
12月は会社員の方はボーナス(賞与)がある方が多いと思います。
ちなみに私の会社では「ボーナス」と呼ばず「賞与」と呼んでおりますのでボーナスと聞くとちょっと違和感がありますね。
さて、今年の冬のボーナスについて平均と相場を簡単に紹介します。
冬のボーナス経団連の大企業の平均は96万円
経団連がつい先日発表した大手企業の「2019年年末賞与・一時金 妥結状況(加重平均)」第1回集計によると、東証1部上場で従業員500人以上、主要21業種の大手251社を対象に調査を行ったところ、回答のあった82社の冬のボーナス平均は96万4543円だそうです。これは前年を1.49%上回った回答とのこと。
この中でも群を抜いて多いのが建設業(3社)で172万円です(笑)
おそらく大手ゼネコンでしょうが、震災復興需要、オリンピック需要が重なっている点が大きいのでしょう。
(資材の値上げと称し、少し前に見積価格はあてにならないと聞いたこともありますが、それくらい強気の価格で儲かっている)
次点は自動車業(17社)の102万円。建設業が半端ないことがわかります。
冬のボーナス上場企業平均は74万円
一方、先ほどの経団連発表とは別に労務行政研究所が発表した「東証第1部上場企業の2019年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」の結果によると東証1部上場企業212社の冬ボーナスの平均は74万7808円となっています。前年比▲0.1%減少。
同じ東証1部上場企業でも、金額が全く違いますね。
しかもこちらの資料では建設業(6社)は支給平均が77万円とされています。
どちらかというと平均値ということになりますが、それでも先ほどの資料と100万円の違いはさすがにおかしいと思います。
建設業に至ってはどちらの数値が正しいのか議論の余地はありますが、その他業種に関してはそんなに金額差がないので(といっても十数万円の違いはある)平均を知るには使える情報と思います。
冬のボーナス民間企業平均は38万円
みずほ総合研究所の「2019年冬季ボーナス予測」によりますと、従業員5人以上の民間企業の冬のボーナス平均額は38万1964円だそうです。こちらは前年比▲2.1%の減少。
先の経団連の冬の賞与平均が96万円報道があったときは、SNSでも「ボーナスなんてもらえない」声も多数ありますし、そもそも派遣社員の方はもらえない人が多数います。
そういったボーナスもらえない人達の平均も踏まえてのこの金額だということです。
もらえるだけマシ、もっと欲しい、色々思惑はありますが個人的には年収を増やすならスキルを磨いて昇進するか、転職するか、起業するか、それしかないと思っています。
冬のボーナス公務員の平均額は74万円
みずほ総合研究所によると、公務員の冬のボーナス平均値は74万8830円予測ですが、これも前年比▲2.7%減少だそうです。
ただ、国家公務員給与については、2019年度の人事院勧告で月給が前年比+0.09%の増額となりましたし、ボーナス支給月数が0.05カ月(年間4.45カ月→4.50カ月)引き上げられました。
そのため冬だけで比べると前年比マイナスですが、年間トータルで見ると月数増ということです。
余談ですが、よく公務員ボーナスが高いと嫉妬か妬みか叩く人がいますが、彼らも生活がありますのでそこを叩かれるのはちょっとかわいそうだなと私はいつも思っています。
おかしな公務員や不祥事しても解雇されない不思議な公務員も多数いることは報道でも見ますが、みんながみんなそうじゃないんだと思っています。
冬のボーナスの使い方
私の場合、今期冬のボーナスは去年より少ないと噂で聞こえてきます。
理由は去年より業績が悪いから(決して赤字なわけではない)
それでももらえるだけマシと思っていますので、もらえればやっぱりテンション上がります。
なお私のボーナスの使い道は、ほぼ「投資資金」と「家族旅行費用」です。
私の給料からだと貯蓄は4万円を生活防衛資金として貯めているだけです。
よってボーナス資金を年間の投資資金にしているわけですが、夏冬と半年分ずつの投資資金として確保します。だいたい毎回手取りの50%は投資資金にしています。
そして残った金額を旅行代、冠婚葬祭費、家電や家の修繕資金などに充てています。
それでも残った資金は、投資用資金とするか、GWと正月以外の家族旅行代にするかはその時考えて決めている状況です。
そのためボーナスが一切なくなったら我が家は贅沢できませんし、投資資金の捻出も考え直さなくてはいけません。
その時は大変ですが、もう転職しかないと思います・・・
それでは。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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