利回り3%の配当金で10万円をもらうためにすること
配当金という不労所得で生活する。働かなくても生活できるって素晴らしいと思います。
ただ配当金だけで現在の生活水準を維持できるかというと、我が家は正直厳しいです。
しかし投資によって得た配当金を再投資ではなく、普段の生活に+αして使うと考えれば、結構色々なことができるはずです。
今回は、現実的なレベルで手取り3%の配当金をもらうためにはいくら必要か?またその資金をどう使うのか考えます。
配当金を考えるならやっぱり米国企業
米国企業は基本的には株主に配当で還元する企業が多く、また年々増配することが企業としてのステータスになっています。
30年、40年と増配している企業も多く、特に景気に左右されにくい会社で配当利回りも高く有名会社だとコカ・コーラ(KO/飲料)や、プロテクター・アンド・ギャンブル(PG/一般消費財)、AT&T(T/通信)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ/ヘルスケア)などがあります。
このような銘柄でポートフォリオを構成すれば、保有しているかぎり手取りで約3%以上の配当金を毎年得ることが可能です。
・100万円で3万円
・1000万円で30万円
・1億円で300万円
日本にいると為替の問題で増減はありますが、ずっとこの金額を受け取ることが可能なわけです。
もちろん1000万円、1億円を貯めるまではかなり大変だと思います。
「そんなに貯められない」とあきらめる人も多いかと思いますが、貯めるのではなく投資して少しずつ増やしていかないと正直無理だと思います。
投資によって資産を増やす
投資と言えば怖いと感じる方もいますが、例えば米国ETFであるVOOやVTIに投資すれば年間5%以上程度のリターンが期待できます(直近5年間では10%程度ですが非現実的なのでここでは5%で算定します)
これを毎月5万円、30年間積立投資すると、30年後には約4,070万円になります。
就職してすぐつみたて投資を開始すれば50代前半にはこのくらいの資産を持つわけです。
20年だと約2030万円になりますね。
しかしインデックスに連動する積み立て投資は徐々に資産を増やしていくことが前提ですので、一気に資産大きく増やすことは難しいです。
その場合はサテライト資産として、投資可能額の何割かを個別株に投資して短期間で増やすことになります。
配当利回り手取り3%の配当金をもらう
この資産4000万円から配当金として手取り3%もらうと計算すると年間約120万円になります。
これで月10万円のお金を自由に使えます。
(20年積立投資なら、年間60万円、月5万円です。それでもスゴイ!)
米国ETFであるVTIやVOOは配当金として現在1%後半の配当金を得ることができますが、それでは利回りが足りませんので先ほど紹介した配当利回りが高く、比較的安定した米国個別株にシフトさせる必要があります。
実際、4000万円もの資金を一気に個別株の購入へ移すのは私は怖くてできないかもしれませんので、1年で1000万円分と決めて徐々にシフトしていくのがいいかもしれません。
月10万円あれば、会社員の方は今後定年延長があっても60歳で退職し、年金と配当所得で贅沢しなければ通常の暮らしができるのではないでしょうか。
個人的には毎月10万円あれば、貯めておいて夏休みやGWに家族で海外旅行したいな~と考えてます。ハイシーズンは4人で50万円~100万円ないと旅行代って厳しい。
休みはあるのにお金がないから何もできないというのあもったいないですよね。
残ったお金はおいしいものを食べて使い切りますかね。
まだ給与所得があるのでこういった贅沢もできますが、アーリーリタイアを考えるならそんな豪華な生活はやっぱりできませんね。
配当金をもらいつつ資産を取り崩せば、老後資金もそんなに問題にならないと考えています。
まとめ
「利回り3%の配当金で何をするか考える」ということで色々考えてみましたが、とりあえず時期を気にせず海外旅行をしたい!と言うのが一番になりました。
しかし海外旅行も子供が大きくなれば、一緒に行ってくれないし、そうすると部活動の費用や塾代に消えていくのかな?って思います。
ただ会社員として今勤めている企業が今後買収されないとも限らないですし、50代になったとたんリストラされる可能性も十分あるわけです。
そうなると年収が下がっても転職することを考えるわけでして、配当金があれば年収に縛られず、思い切った転職もできると考えるとやっぱりお金は大切と思います。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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