【決断】新興国株式インデックスファンド2本を解約します
今日、新興国株式インデックスファンドを2本全額解約しました。
本日注文したので約定は明日ですね。
全額解約したのはこの2本
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・EXE-i 新興国株式ファンド
2本で13万円投資して本日時点で2.8万円の含み損となっています。
2019年1月頃から毎月5,000円をそれぞれ積立投資してきましたが、現在は株式市場の暴落もあり含み損が20%前後ですがここで解約を決断しました。
新興国株式インデックスを解約した理由
解約理由は2つありまして、1つ目は投資信託は楽天VTIに統一してポートフォリオを米国投資1本にすっきりさせたかった。
2つ目は新興国株式インデックスは結局中国、韓国、台湾への投資比率が高く、現在のコロナショックの株価下落の影響悪化を考えて撤退したかったことがあります。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
EXE-i 新興国株式ファンド
この売却資金は楽天VTIへの分割投資の資金にしていきたいと思います。
新興国株式インデックスファンドは保有すべきか?
この議論はちょこちょこありますね。
グローバルに投資するなら、先進国・新興国に投資することで全世界へ投資するので意味があるという人。
一方、GDP比率だと先進国85%、新興国10%程度のため、新興国に投資しても大した影響は与えないから不要だという人。
そもそも新興国は政治リスクが高いこと、企業の法整備が遅れており国のトップによって経済政策が起きると経済活動がブレることなども挙げられます。
まあ、アメリカも民主党か共和党で経済政策はずいぶんと政策は異なりますが、少なくとも企業ガバナンスは透明性があり株式投資には信用がおけます。
私は新興国は株価の上げ下げの波が激しいけれど、上げるときは短期間で大きく上がると思っていたので長期的と言うより中期的な視点で投資信託で積立投資をしていました。
しかし、今回は新興国以上に米国株式市場は大きく下げました。
新興国が25%程度の下落に対し、米国は30%を超えて下げています。
ただし米国は株価の下落スピードも速ければ復活するスピードも速いことは、ITバブル崩壊やリーマンショック、チャイナショックなどからも経験済みです。
なぜなら米国は金融政策、経済政策が上手なため株価の回復がとても早く、他先進国がモタモタしている間にさらに突き放すこともしばしばありました。
米国の金融政策は昨日のブログでも書いたとおり
色々と考えた結果、新興国株式インデックスは私の中では保有する必要なしの方針になりました。そして米国株式へ集中投資して、株価のスピード回復を待ちます。
ただし、株式投資のセオリーは全世界への分散投資が良いとされていますので、そこは自分でリスクを見極めて商品選択をしてください。
新興国の新型コロナウィルス感染拡大影響は?
新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて米国は早く非常事態宣言をし、欧州からの人の受け入れを制限しました。
一方欧州各国は、当初感染拡大が止まらない中国と、DP号の日本の対応をさんざん叩いて大国面していましたが、感染拡大が一気に拡大して混乱が止まりません。
アジアの出来事を他人事だったようですが、今じゃ感染の中心地となっています。
3月17日現在の新型コロナウィルス感染マップ
米国:感染者3,774名 死者41名
独・伊・西・仏:感染者49,816名 死者2,628名(イタリアがやばい)
日本:感染者829名 死者28名
一方、中国、韓国を除く新興国(東南アジア、南アメリカ、アフリカなど)を見ると感染者はいるものの大きく広まっている感じはありません。
欧州のように危機的な状況の国は内容です(報道されないので不明なところはありますが)
株式市場は、米国株の暴落に巻き込まれる形で大きく下落しているのだと考えられます。
そうすると米国株が復活すれば新興国株も復活してくると予想されますが、それなら米国が復活すれば全て問題ないのでは?
結局、米国株に投資すれば全部解決じゃね?ってことで、新興国株式インデックス投資はやめて米国株インデックス投資へ集中します。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
↓ブログ村ランキングに参加しています。