【米国ETF】2020年3月SPYDの分配金4,900円|減配どころか増配!?
3月31日にSBI証券にSPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)からの分配金約4,900円(45.7ドル)が入金されました。
今回3月の分配金は0.396187ドル/株でした。
前年3月(0.339422ドル)の分配金実績より増配となりましたので、株価が下落した今は年間配当利回りは7.83%となっています。(株価23ドルで計算)
SPYDの分配金実績
株数 :160株
投資額:$5,993
配当利回:7.83%(4/4の株価より/SBI証券数値より)
配当 :$0.39618/株
配当月:3・6・9・12
配当金合計:4,973円($45.71/108.83円で計算)
ETFは直近四半期4回の合計分配金から配当利回りを計算します。
今回直近四半期分配金は1.8029ドル、4月4日株価は約23ドルですので、配当利回りは7.83%とかなりの高配当株となっています。
前回12月末の時点では、3.8%でしたので約2倍になりました。株価の下落と配当増で一時的だと思いますが高配当利回りとなったわけです。
SPYDの分配金推移
SPYDは過去実績をみると3月支払い配当は比較的少ない実績です。
今回も前年3月より増配していますが、他月と比べると少ない状況。
おそらく新型コロナウィルス拡大の影響はまだ含まれていないと思われます。
高配当であるエネルギーセクターは3月になって原油価格が一気に下がりはじめ米国の中小のシェールオイル企業の業績はかなり厳しい状況になっています。
また、経済が停滞しすぎており金融株もお金を貸す相手がいないので収益悪化につながっていきます。
そうすると米国4月~6月の業績悪化によりその後の配当金減配は仕方ないかもしれません。
現在の配当利回りは7.83%と高配当利回りですが、今後配当が減ってしまえば利回りは下がっていきます。当然ですね。
SPYDは高配当株から集めたETFなので、成熟企業が多く株価の上昇と言う点でも期待はできません。市場全体の株価が上がらないとETF株価も上がらないと予想します。
個別株は配当利回りが10%を超える銘柄もありますが、コロナショックの影響で倒産となってしまったら元も子もありません。
しかし個別株の集合体であるETFでこれだけの高配当利回りかつ倒産の心配がないという意味では今後も投資先として魅力的だと思います。
まとめ
今回はコロナショックの影響が即座に出たわけではなさそうですが、今後減配となる可能性は高いとみています。
しかし、新型コロナウィルスの終息が見えてきた後に起業活動が元に戻り、景気が回復した時には、さらに増配となっていくでしょう。
そのために現時点で、投資を継続していくことは将来の資産を大きく増やす可能性が高いわけです。
今後もサテライト資産の中核としてSPYDとVYMは少しづつ購入していこうと思います。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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