会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

投資による資産形成は行動してこそ意味がある!

f:id:balbal4:20190922233247j:plain

(2020年4月17日:一部記事を修正しています)

年金2000万円不足や消費税増税の話題で、自分の貯金を増やす努力をしたり、家計を見直したり、投資にチャレンジしたりする人が増えていると思います。

 

今の時期には新型コロナウィルスの影響で株価は一旦大きく下がって今徐々に回復傾向です。二番底がくるのか、このまま上昇してしまうのか?それは誰にもわかりませんが、少なくとも2・3年前の株価の水準まで下がっている銘柄もありますので、積立投資をするには良いタイミングだと思っています。

 

投資の中で投資信託は少額からの資産形成がしやすく、低コストで、世界中に分散投資ができるなど人気の金融商品です。

しかし残念ながら、その投資信託ですらチャレンジしている人はまだまだ少ないのが現状です。

今回は2019年3月に公表されました「投資信託に関するアンケート調査報告書-2018年(平成30年)投資信託全般」より2万人のアンケート結果から投資の状況を紹介します。

 

アンケートでは金融資産保有未経験者が6割超え

f:id:balbal4:20190922235308p:plain

2016年、2017年と金融資産保有未経験者の比率は6割強と変わっていません。

金融資産・・・外貨預金、株式、債券(国債・公社債など)、投資信託、FX、ETF、REITなど。現金や円での預貯金、土地や不動産、保険は除く

 

国債、外貨預金も未経験の方が圧倒的に多いことにびっくりです。

また投資信託もつみたてNISAやイデコなど始まっていますが爆発的に増えていない状況ですね。

ただ、投資信託の優れている点として、

・少額でも分散投資できる

・専門知識や時間がなくても投資できる

・定期的に分配金が受け取れる

などメリットは認識しているようです。

 

ただ専門知識がなくても大丈夫ですが、自分が決めた投資信託は何に投資しているのか?コストやリターンくらいは勉強しておかないとダメ投信を購入するだけで意味がありません

またアンケートでは60代・70代以上が5割いることから分配金がメリットということは認知されているようです。

ただ投信保有層でも、トータルリターンについて知らないという割合が7割もいることが驚きです。一体どうしてでしょうか?

 

投資信託購入のきっかけ

数ある投資商品の中でも投資信託は比較的手を出しやすい商品だと思います。関心や購入のきっかけは以下の通り。

f:id:balbal4:20190923001657p:plain

これを見るときっかけは「金融機関の人に勧められて」が多く5割を超えています。その流れで最終的には「金融機関の担当者の話」を決定打として購入している層が多いようです。

 

特に60代以上の方々はこの傾向が強いのではないかと思います。

退職金をもらって銀行や証券会社の担当者に資産運用の相談をするのが一番早いですしね。

しかしこれが国民の資産形成を促すわけではなく、金融機関が儲けやすい商品(=手数料が高い)を頻繁に売りつけるビジネスになっており、批判の対象となっていました。

 

保有投信のリターンを知らないというのも担当者の話を鵜呑みにして、商品をよく理解していないまま購入している可能性が大です。

 

投資信託保有未経験者の購入したことがない理由

未経験者が投信を購入しない理由は上位5つはこちら

①そもそも興味がない

②投資の知識がない

③損をしそうで怖い

④まとまった資金がない

⑤仕組みがよくわからない

 

①の興味がない人はもしかすると株式やFXに興味があるかもしれません。

②の投信知識は多少なりとも勉強するしかありませんが、投信ブロガーの記事はわかりやすくてしっかり書いているものも多いですし、また販売会社の公式HPなどで商品を勉強することをお勧めします。そうすれば④⑤はよく理解できると思います。

③については損をしそうというのは間違いありませんが、元本保証で大きく資産が増える商品は詐欺以外ありませんので、そこは「リスクヘッジ」するしかありません。

 

保有金融資産は投資経験者の方が多い

f:id:balbal4:20190923004738p:plain

今回のアンケートでは平均保有金融資産は1761万円となっていますが、投信保有者が3045万円となっております。

(わからないと答えた層は除かれた平均値です)

 

また金融資産保有経験層(現在は非保有)は2447万円と非保有層よりも資産が多い状況です。もしかしたら高齢者が過去保有していた金融資産を売却、現金化しているのかもしれません。

 

まとめ

アンケート結果から金融資産を保有したことがない人たちは、そもそも興味がないとのことなのでこの人たちを行動させるのは難しいと感じています。

私の周りにも投資の話をちょろっとしてみますが、損する、難しい、などなどなかなか始められない人はいます。

(ただし株式投資はやったことがある。またはやっている。けど資産形成ではない)

 

そういった方々は危機感がないのか、貯金でなんとかなると思っているのか、行動しようという回答はありますが「金融や投資の知識がついて理解できたら」「手取り収入が増えたら」などの回答が多く、それは一体いつになるのか期限を決めておかないと一生できないでしょう。

 

そもそも投資に回すお金すらないという人は、収入を増やす、お金のかかる趣味をやめる、飲み会を減らすなどして資金を浮かして投資資金を作るしかありません。

一度しかない人生、何に重きを置くのか、選択肢は人それぞれ。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

↓ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村