会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

新社会人よ!資産運用の波に乗り遅れるな!

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私は2001年に社会人として企業に入社しました。

当時はITバブルが崩壊し米国株は暴落中、日経平均株価も下り坂の時期でした。

 

個人が投資しやすい環境がなかった時代であり、投資・資産運用なんて言葉すら身近になかった時期ですが、やっておけば今頃きっと資産は「億」と言わないまでも退職金程度には増えていたかもしれません。

 

そんな新入社員でも今はつみたて投資が簡単にできる時代です。

 

ぜひとも若い時から資産形成を始めて頂きたいなと思い記事を書きました。

新社会人から資産運用を始めるといいことあるの?

今回その理由について紹介します。

 

新社会人は忙しい?

新社会人になると、仕事もプライベートも学生時代とは生活習慣が大きく変わってきます。きっと様々なことにを意識して日々過ごすことが多くなってきます。

 

しかし、今年の新入社員の方は入社式もそこそこにテレワーク勤務の方も多く、同期で新入社員研修の苦労話や、お互いを知るための飲み会すらできないかわいそうな状況です。

外出できず、お金を使うこともないまま、もうすぐ給料日の方もいるでしょう。

 

そんな時、新社会人として早急に取り組んでほしいことが資産運用です。

資産運用と聞くと難しいイメージがありますが、実際は100円から始めることも今では可能です。

 

 

新社会人が資産運用を行うべき理由は2つ

新社会人の皆さんにぜひ資産運用をしていただきたい理由は大きく分けて2つあります。

理由1:お金が増えない時代だからこそ自分で何とかする

今の時代、会社に就職してもその会社が10年後に存続しているのか、存続はしていても自分がリストラの対象になってしまうことも珍しくありません。

3年先は闇。正直誰もわからないような状況です。

 

大手上場企業に就職すれば一生安泰であったり、会社にいれば毎年給料が増えていく時代ではありません。

 

会社員の収入は増えない時代でも、2019年10月に消費税は増税されしたし、社会保険料なども年々増加傾向にあり手取り年収は実際徐々に減少しています。

 

また少子高齢化社会になっていますので、将来もらえる年金額は現在より少なくなり、支給開始年齢が引き上げられてしまうことはまず間違いないでしょう。

 

当然ですが銀行に預けても金利は最高でも0.1%程度。100万円預けても1年で1000円しか増えない世の中なのです。

 

そんな現在、目先の生活資金であったり、将来の老後資金への不安であったり、なんだかんだでお金について漠然と心配すると思います。

 

結婚して子供が産まれたら、生活費や学費、習い事の費用など色々お金がかかりますし、単身者でも親の介護資金や自分に何かあったときの生活資金はどうするのか?など人生ライフイベント毎にお金がないと困る場面が多く存在します。

 

私のように将来に不安がありすぎて、お金お金と言いすぎるのもどうかと思いますが(笑)、楽観すぎるのもよくないと思っております。

 

だからこそ新社会人の方たちは、今から自分の人生のライフプランをしっかり確認し、資金計画を立てて準備しておく必要があります。

 

手元に入ってくる給料から貯金をするだけでは、確実に貯まりますが増えることはありません。お金を増やすには自分が働いて稼ぐか、昇進して給料を増やすか、お金を運用して資産を大きく増やす取り組みが必要になります。

 

理由2:少額でも長期間運用すれば資産は増える

資産運用というのは短期間で資産を大きくを増やすということではありません。

あくまでも長期的な視野で取り組むべきだと言われています。

なぜなら長期間運用することで投資リスクは減少し、低リターンでも何十年も続けることによって、資産は大きく増えていきます。

 

新社会人は少額でも今から長期間という「時間」を味方につければ資産を大きく増やせる可能性があるということです。

 

◆例えば利回り3%運用できた場合◆

20歳の人が40年間毎月3万円積立投資した場合なんと2778万円となります。

投資元本は1440万円ですので資産は約2倍に増えました。

 

もし私が今23歳で現在と同等の知識があったら・・・と考えてもしょうがないのですが、そこそこのお金持ちにはなっていたかもしれませんね。

 

新社会人が資産運用を始める前にやってほしいこと

 

1.毎月の収入と支出を把握する

新社会人なるとそこそこの金額の給料を毎月受け取ります。

新入社員の場合、4月から企業で研修期間として勉強しているだけでも給料は頂けます。

 

それでも飲み会でしたり、一人暮らしで家具や日用品を揃えたりすることにお金もかかると、実家暮らしではない方は日々の暮らしは厳しいかと思います。

 

また、自由にできるお金が増えることで趣味や興味があることも増えてくるとお金はどんどん足りなくなります。

 

何も考えずにお金を使えば生活が破綻してしまい、消費者金融に手を出すことになるかもしれません。それでは投資どころではありません。資産運用を始めるならまずは支出をしっかり把握しましょう。

 

自分の生活費(特に固定費)はいくらなのか?

自由に使えるお金はいくらあるのか?

しっかり把握して、無駄使いがあれば見直すようにしてください。

 

2.人生のライフプラン表を作成する

お休みの日に、ちょっと頭を切り替えて人生のライフプランというものを作ってみましょう。

こういうの苦手という方は多くいると思いますが、そんなに細かく作る必要はありません。おおざっぱでいいので作ることに意味があります。

 

自分が今想像する人生は、どんな人生なのか?

30歳の時何をする?

35歳の時何をする?

40歳になったら子供はいる?それとも独身?

海外移住?国内タワマン購入?などまずは考えましょう。

 

そして、その時点でのイベントと何にどれだけのお金が必要になるかというところを事前に知っておくだけでもお金の使い方における考え方違ってきます。

・結婚資金(結納、挙式、披露宴、新婚旅行):463万円

・出産費用(健診から退院までのもろもろ):51万円

・住宅購入資金:3340万円(頭金は1割から3割程度)

・教育資金総額:993万円(幼稚園から大学まで)

(主なライフイベントにかかる費用の目安 | 日本FP協会)

 

その時点でいくらお金が必要になるかということを事前に知っておけば、必要以上に貯金をする必要はありませんし、 今の貯金ペースでは足りないと思えば、早めに家計の見直しができます。

事前に手を打つためにもライフプラン表はぜひ作成しましょう。

 

3.毎月の貯金額を決める

人生のライフプラン表が作成されたら、何歳の時にどのくらいの資金が必要なのかわかってくると思います。そうすると次は、毎月いくら貯める必要があるのか逆算しましょう。


またお金を確実に貯めるコツは、必ず先取り貯金にすることです。

残ったお金を貯金しようとすると絶対計画的に貯金できません。


先取り貯金によって残ったお金で毎月の生活をやりくりするという習慣を身に付けることで、お金を貯める癖がつきますので、将来給料が上がった時に一気に資産が増加します。


私の場合、新入社員の時は月収20万円、手取りが17万円程度で生活していました。


一人暮らしでしたので、賞与がなければ毎月1万円程度貯金するのがやっとでした。
でもその後給料が増えても私の生活はほぼ変わりませんでした。

家賃は安いままですし、毎日外食することもありません。

贅沢と言えば、せいぜい回転寿司しか行ったことがない私が、年2回ほどカウンター寿司を食べたことくらいです(笑)


生活費用はほぼ変わりませんが、年収が上がった分貯金へ回し投資額も毎月3万円準備できるようになりました。

ぜひ、実践していただきたいと思います。

 

新社会人が資産運用を始めてわかるメリット

上記の項目をしっかり実践するとお金の使い方というものが自然に身についてくると思います。そして資産運用始めると経済や社会の動きについて自然と興味を持つようになってきます。

 

多忙な社会人生活を過ごしていると、どうしても経済や社会など自分とは直接関係ないことには関心が低くなりますが、資産運用を開始することで政治の動向により経済にどのような影響あるのか?というところに興味を持ってくるようになります。

 

また多くの人が苦手としている社会保障や税金の仕組みなどにも興味を持つようになったりしてきます。


こうして様々な情報を自分の中に取り込むことで、金融リテラシーを身について行くことができます。

これが自分自身への投資メリットとなるのです。

 

今でも毎日ニュースになりますが、投資による詐欺で騙されたという話を聞きます。
残念ながら金融リテラシーが身についていない人が多いようです。投資を経験した人はわかりますが、短期間で簡単に儲かる話なんてあるわけないんですよ。

 

新社会人が資産運用するなら長期×積立×分散投資が基本

それでは新社会人はどのような資産運用を始めるのが良いのか?

大事なのは新社会人には時間という味方があることです。


長期間、積立による、世界中へ分散してお金を投資することです

 

長期間とは、10年単位の期間です。

その間世界経済は良い時もあればリーマンショックのような金融危機、今回のコロナショックで最悪の時代もあるでしょう。

そこに一喜一憂せず長期間投資することでリスクは減少しリターンになる可能性がぐっと高まります。

 

積立とは、その名の通りコツコツ毎月積立投資をすることです。

新社会人は最初からまとまったお金がある人は少ないと思いますので最適です。

 

分散とは複数の金融商品や地域、時間の分散してお金を投資することです。

金融商品とは株式や債券、不動産でしたり、地域でしたら日本、先進国、新興国、または個別の国・地域を選択できます。時間の分散とは一度に資金を投入するのではなく、毎月だったり数年にわたり投資をしたりと年月の分散のことになります。

 

分散投資をすることで、リスクの分散を図ります。複数の商品を購入していればそのうち1つが暴落してもダメージも抑えられます。それにうってつけの商品が「投資信託」になります。

 

投資信託への投資メリット

投資信託はプロが運用するファンドにお金を出すだけで、あとはファンドマネージャーが方針にそって運用をしてくれます。ネット証券会社なら毎日100円投資できるものもありますので、積立投資には最適な商品となります。

 

積立投資の良いところは、同じ金額で購入してもファンドの価格の変動により、購入できる数量が毎回異なります。これを続けていくと購入価格が平準化されてくる「ドルコスト平均法」として投資の世界では推進されております。

 

もう一つは、管理が楽な点です。

毎月決まった金額を買い付けていきますので後はほったらかしでも資産運用が続けられます。バランス型ファンドを選択すればリバランス(資産構成を変えること)も気にすることなく続けられます。

 

ぜひ今から資産運用を始めてみてはどうでしょうか?

 

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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