【マイクロソフト(MSFT)】3Q決算は好調!テレワーク需要がやっぱり貢献
マイクロソフトが3Q(1月ー3月)の決算を発表しました。
売上350億ドル(337億ドル)
営業利益130億ドル
純利益107.5億ドル
EPS 1.40ドル(1.28ドル)
()はアナリスト予想です。
マイクロソフト、1-3月売上高増加-テレワークでクラウド需要 - Bloomberg
アナリスト予想を上回る好決算ですね。当然ですが前年3Q比でも増収、増益となっています。
マイクロソフトは決算説明にあたって2カ月で2年分のデジタル変革を見た!と言っています。
3Q決算のまとめ
記事によるとやはり企業がテレワークを導入したことが業績に貢献したようです。
Productivity and Business Processes部門の売上高は前年同期比15%増の117億ドル
・電話会議用アプリ「Teams」が使える「Office365」売上拡大(+25%)
Intelligent Cloud部門の売上高は27%増の123億ドル
・クラウド「Azure」が引き続き好調(+59%)
More Personal Computing部門の売上高は3%増の110億ドル
・テレワークが進んだことで世界中でPCが購入された
・外出自粛でウィンドウズやゲーム機「Xbox」などの利用者増
マイクロソフト、第3四半期は増収増益--クラウドサービスが需要増 - CNET Japan
Office365はサブスクリプション契約ですから、企業がPCを購入すれば契約するでしょうし、テレワークをしないと話にならん!といって爆発的に利用者が増えたことも貢献しています。
Azureもコロナ禍で業績不振だといっても基幹システムや社内ITは効率化、低コスト化で引き続き利用しますので解約に進むことはほぼないでしょう。そうすると利用増=売上増にしかならないので、やっぱりITは強い!と思う決算内容でしたね。
経営実績
利益は2016年、2017年と落ちましたが、売上・利益とも順調です。
今期7月ー3月まで9カ月の決算は順調ですので、2020年6月期は前年を大きく超えると思います。(右軸=売上、左軸=利益)
四半期ごとの売上、営業利益です。
売上350億ドル、営業利益130億ドルなので、2Qに次ぐ業績となりました。
例年ですと2Q以上に4Qが業績が伸びますので、さらに期待はできます。
あとはアナリスト予想を超えるかどうか?ってことくらいですかね。
収益力が違いますね!圧倒的ではないか、我がMSFTは!
株価
チャートですが、結果的にはテレワーク需要増が業績に貢献することになり昨日は+4.49%も上がりました。
私も150ドル近辺で保有しているので今は含み益が2万円程度はありますね。
(もう少し投資していても良かったと後悔)
業績に問題はないと思っているので、株式市場の動向で下がったら「買い」なのかな?とも思いますが、そこは人それぞれの判断で投資をお願いします。
配当金
安定の増配。そして株価は上がるため配当利回りは低いですよ。
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今後の期待
ズームの時も記事にしましたが、テレワーク需要は今が第一次ピークだと私は思っています。外出規制でテレワークを行わなければいけない企業や学校が慌てて導入したと勝手に考えています。
(うちの会社もあわててPCを購入していましたし)
テレワークに慣れてしまうと、今まで便利に使っていたツールを手放すことはなくなるので今後もOffice365の導入は増加していくはずです。
ウェブ会議はレッドオーシャンの分野ですが「Teams」の絶好調が報道されています。
「Microsoft Teams」の1日当たり会議時間が3月中旬から3倍増の27億分に - ITmedia NEWS
マイクロソフトの強みはウェブ会議だけではありません。複合的なサービスの新しい使い方を常に提供していくことだと思っていますので、今後も投資し続けていきたいと思います。
まとめ
3Q決算は、テレワーク需要でoffice365やクラウド事業も絶好調!
PCも売れて、ゲーム利用者も増えてウハウハ(不謹慎な言い方)
やはりITは生活必需品セクターであると言っても過言ではない。
今はマイクロソフトには追い風が吹いているような状況でしょうか?
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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