会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

減配を決断する勇気と増配を続ける意地【感想】

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4月30日石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)が減配を発表しました。

シェル、80年ぶりに減配へ 石油需要減で自社株買いも停止 - ロイターニュース - 経済:朝日新聞デジタル

1株当たり配当は前四半期47セントしたが、今回は16セントになるとのこと。

純利益は29億ドルの黒字なのでこんな状況でもなんとかやっている状態です。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルの状況

理由は皆さんご存知通り、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて航空機業界などの原油需要減から国際原油価格が急落していることが背景です。現在原油価格は20ドル前後しかありません。

 

エネルギー大手でも原油価格は50ドル程度ないと経営悪化に結び付くと言われているため20ドル程度ではどうにもなりません。そのため投資資金も削減し配当金を減配することで手元資金を残す判断をしました。

 

経営判断のすばらしさ

私がすごいと感じるので、80年減配を実施しなかった歴史をここで思い切って辞めた経営判断です。

役員会でも紛糾したんじゃないでしょうかね?

確かに連続増配(または維持)は株主にとってはうれしいことです。

しかし業績が悪化しているにも関わらずメンツや経営者の保身のために配当支払いを続けることは違うと思います。

収益が減り、今後の見通しも立たない中で、それでも現金を株主に払い続ける意味は何でしょうか?

 

企業が成長し、利益が増え続けるから増配ができるのです。

そもそも利益以上の配当金を支払って従業員を解雇、経営幹部の報酬は削減しないなどあってはいけません。

 

企業は株主の出資によって経営できる面も確かにあります。

しかし皆さんも自分の会社が経営者の報酬は維持、配当金は増配で支払いますよ!でも従業員は経営悪化のため解雇しますよ!と言われたらいくら何でもやり切れません。

暴動が起こっても良いレベルですね。

 

今回の経営判断は、株価も暴落している中(年末60ドル→現在31ドル:50%減)配当まで減配かよ!ってことで株主にとってはWで大打撃ですが、事業継続のためには英断だと私は思っていますので支持したいです。

(ただし私は現在株主ではないからこんなことが言えるのですが)

 

今回は経営者の経営責任ではなく、外部的要因による業績悪化です。

経営者として求められるのは、ここからどのように耐えて、事業を継続させて、今後の発展につなげていくのか?ってところがポイントになるはずです。

ぜひそこで頑張ってくれることを願います。

 

エクソンモービルの状況

一方同じオイルメジャーのエクソンモービルは32年ぶりの四半期赤字(6億ドル)となりました。

エクソンモービル、少なくとも32年ぶりの四半期赤字 - Bloomberg

しかも記事によるとまだまだ最悪期を脱していないとのことで、第二四半期はさらに悪化しそうですね。

 

なお、XOMは37年連続増配を続けています。

そして現時点ではまだ増配予定となっています(2019年12月期 3.43ドル→ 2020年12期 3.48ドル)

意地でも続けるのか?それともライバルが減配したのでそれに続くのか?

 

投資資金は縮小し業績も悪化中ですが、本当に増配し支払いを続けることができるのでしょうか?

コロナがいつ終息し、早く原油価格が回復しない限りさすがに持たないと思いますが、そこはスーパーメジャーの一角ですので政府支援もあるのかもしれません。

 

それでは。

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吉野家HD(9861)の株主優待券3000円分|新メニュースタミナ超特盛丼にも使える!

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GWに入る前に私が保有株している吉野家HDより株主優待券(3000円分)が届きましたので紹介します。

 

吉野家HDの株主優待とは

2020年2月29日時点で100株以上保有の国内の株主に贈られます。

これは300円×10枚つづり(合計3000円)となっているお食事券でして、吉野家グループ全店で使用できます。

有効期限は2021年の5月31日までの約1年期間です。

8月末、2月末保有の株主に贈られます。

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優待情報はHPより確認できます。

株主優待情報 | 株式情報 | IR情報 | 株式会社吉野家ホールディングス

 

吉野家グループ

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コロナ禍でも吉野家HDグループは持ち帰り営業に力を入れており、お得なキャンペーンも実施中です。

キャンペーン | 吉野家公式ウェブサイト

春の天ぷら定期券|はなまるうどん

株式会社京樽公式サイト

 

吉野家では4月30日に、牛カルビ・豚肉・鶏肉の3種を使用した史上最大のボリューム商品である 『 スタミナ超特盛丼 』を販売しました。

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使用する牛カルビ・豚肉の量は「牛カルビ丼」「豚丼」並盛の肉と同じ分量でして、鶏肉もこれに匹敵する量だということ!丼の上部分は3人前のおかずになります!

ものすごくボリュームありそうですね・・・

(ただしカロリーも半端なく1727キロカロリーだとか)

 

これでお値段798円+税ですから安いと思います。

ご飯を別で購入すれば我が家では2人分にはなりますしね。

ちなみに私はまだ食べていませんので、早く食べてみたいと思います。

 

吉野家HDの配当金について

配当金は例年通りだと期末では1株当たり10円になる模様。

配当金はこの数年間20円を守っています。

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吉野家HDの株価

株価 2,232円(100株) 5月1日時点

予想配当金 20円(配当利回り0.89%)

株主優待券込みの総合利回り 3.58%(配当金20円、優待2回×3000円分)

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まとめ

3000円の優待券が年2回もらえるのでかなりお得ですし、全国にお店があるので優待の中でもかなり使いやすい部類だと思います。

現在持ち帰りに力を入れて営業しているようですので、クーポンやお弁当で我が家でも最近は月3回ほど利用しています。

 

それでは。

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2020年4月の資産報告|3月4月の投資により前月比+85万円に

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2020年4月末の資産報告です。

緊急事態宣言による外出自粛、原油価格のマイナス、新型コロナウィルス感染者は拡大の一方、経済再開を期待した株価上昇、自分の昇給とテレワーク実施と世の中、自分も含め忙しい一カ月でした。 

 

株式市場はこんな状況でも上昇となっていましてその結果、前月比+85万円も回復しました。

3月4月につみたて投資していた楽天VTIや米国株の買い増しが威力を発揮!

2020年4月の資産について確認してみます。

いざ、刮目せよ!!

 

資産運用実績(2020年4月)

運用資産総額と評価益

運用資産総額: 1,213万円(1ドル=106.56円で計算)

評価損益  : -16万円(-1.4%)

分類 銘 柄 評価額 評価益 利益率
個別株 日本株 1,015,300 14,000 101.4%
米国株 4,160,363 -138,786 96.8%
投資信託 米国 3,506,076 -42,125 98.8%
現金 3,133,870
ドル 321,236
合計(円) 12,136,845 -166,911 98.6%

 

前月比の状況

 

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(単位:千円)

前月比+85万円となりました。1月末からの減少した分を半分は取り戻した感じです。

黄色の米国株は株価上昇の恩恵と、VYM、SPYDなど買い増しが威力を発揮していますね。

 

  

資産内訳

資産比率について 

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現金比率が前月約38%だったのが、25.8%まで落ちました。

投資信託はスポット購入していないので、この現金は米国株にしか投資していません。

 

投資信託の状況

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評価益は前月比29万円で益転まであとすこし!

つみたてNISAの4万円と、それ以外の5万円の積み立て投資しか実施していません。

このままいけばすぐにでも含み益になりますが、2番底がこないのはそれはそれで悔しいかもしれません。(まだ弾はある!)

   

日本株の状況

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日経平均は2万円台を回復しましたが、保有株はパッとしませんね。

吉野家は決算が好調でした。特に既存店の売上が伸びたことなどもあり当初計画を大幅増収増益だったことが好感材料ですね。

しかし、コロナ禍の影響で持ち帰りサービスで健闘していますが売り上げ減少は仕方ない感じでしょうね。 

 

米国株・ETFの状況

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(1ドルは106.56円で計算)

SPYD、VYMは少し買い増ししています。SPYDは本来1月7月に銘柄入れ替えですが、今回の新型コロナショックを受け急遽銘柄入れ替えを実施しています。

高配当上位80銘柄ですが、無配になったところ、配当維持・増配を決めたところもありますので、銘柄入れ替えの影響は次回決算で明らかになると思います。

 

また、マイクロソフトはテレワークで業績が好調、VHT、VDCもディフェンシブ的な回復をしていますので含み損がもう少しで消えそうです。

 

DOWは配当目当てと株価は50ドルが妥当とアナリスト予想を信じて買い増し、PBFエナジーはエネルギーセクターですが、1株6ドル~7ドルと安い銘柄だったので購入してみたというのが正しいです。

過去チャートをみてもさすがに安すぎ!と思っているので、過去株価の半額でも今より株価は上なのでそこまでは戻ると予想しています。

現在含み益のためこの予想は思いがけず早い段階で当たりましたが、原油価格と連動しているのか?していないのか?動きがさっぱりわかりません。

 

早々に手放さないと痛い目にあうかもしれませんので、ある程度のところで計画的に売却していくつもりです。

 

 

今後の方針

楽天VTIは毎月つみたてNISAの4万円、積み立て購入の5万円は継続。

VYMとSPYDも少し下がったら買い増しを続けていきたいと思います。

一時の含み損が出ていた時よりは慣れたせいもあるのか、気にしなくなりました。

 

4月は株価がなぜ上がっているのか?「???」の状態ですのでチャートや企業分析してもどこまで織り込み済みなのか全くわかりません。

アナリストもわからないものが私にわかるはずもなく、こういう時はインデックス銘柄にコツコツ積み立て投資が、何も考えずに資産を大きく増やす近道になるでしょう。

 

 

それでは。

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【マイクロソフト(MSFT)】3Q決算は好調!テレワーク需要がやっぱり貢献

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マイクロソフトが3Q(1月ー3月)の決算を発表しました。

売上350億ドル(337億ドル)

営業利益130億ドル

純利益107.5億ドル

EPS 1.40ドル(1.28ドル)

()はアナリスト予想です。

マイクロソフト、1-3月売上高増加-テレワークでクラウド需要 - Bloomberg

アナリスト予想を上回る好決算ですね。当然ですが前年3Q比でも増収、増益となっています。

マイクロソフトは決算説明にあたって2カ月で2年分のデジタル変革を見た!と言っています。

 

3Q決算のまとめ

記事によるとやはり企業がテレワークを導入したことが業績に貢献したようです。

Productivity and Business Processes部門の売上高は前年同期比15%増の117億ドル

・電話会議用アプリ「Teams」が使える「Office365」売上拡大(+25%)

Intelligent Cloud部門の売上高は27%増の123億ドル

・クラウド「Azure」が引き続き好調(+59%)

More Personal Computing部門の売上高は3%増の110億ドル

・テレワークが進んだことで世界中でPCが購入された

・外出自粛でウィンドウズやゲーム機「Xbox」などの利用者増

 

マイクロソフト、第3四半期は増収増益--クラウドサービスが需要増 - CNET Japan

Office365はサブスクリプション契約ですから、企業がPCを購入すれば契約するでしょうし、テレワークをしないと話にならん!といって爆発的に利用者が増えたことも貢献しています。

 

Azureもコロナ禍で業績不振だといっても基幹システムや社内ITは効率化、低コスト化で引き続き利用しますので解約に進むことはほぼないでしょう。そうすると利用増=売上増にしかならないので、やっぱりITは強い!と思う決算内容でしたね。

 

経営実績

利益は2016年、2017年と落ちましたが、売上・利益とも順調です。

今期7月ー3月まで9カ月の決算は順調ですので、2020年6月期は前年を大きく超えると思います。(右軸=売上、左軸=利益)

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四半期ごとの売上、営業利益です。

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売上350億ドル、営業利益130億ドルなので、2Qに次ぐ業績となりました。

例年ですと2Q以上に4Qが業績が伸びますので、さらに期待はできます。

あとはアナリスト予想を超えるかどうか?ってことくらいですかね。

 

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収益力が違いますね!圧倒的ではないか、我がMSFTは!

 

株価

チャートですが、結果的にはテレワーク需要増が業績に貢献することになり昨日は+4.49%も上がりました。

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私も150ドル近辺で保有しているので今は含み益が2万円程度はありますね。

(もう少し投資していても良かったと後悔)

業績に問題はないと思っているので、株式市場の動向で下がったら「買い」なのかな?とも思いますが、そこは人それぞれの判断で投資をお願いします。 

 

配当金

f:id:balbal4:20200430122342p:plain安定の増配。そして株価は上がるため配当利回りは低いですよ。

17年連続増配実施中です

 

今後の期待

ズームの時も記事にしましたが、テレワーク需要は今が第一次ピークだと私は思っています。外出規制でテレワークを行わなければいけない企業や学校が慌てて導入したと勝手に考えています。

(うちの会社もあわててPCを購入していましたし)

 

テレワークに慣れてしまうと、今まで便利に使っていたツールを手放すことはなくなるので今後もOffice365の導入は増加していくはずです。

ウェブ会議はレッドオーシャンの分野ですが「Teams」の絶好調が報道されています。

「Microsoft Teams」の1日当たり会議時間が3月中旬から3倍増の27億分に - ITmedia NEWS

 

マイクロソフトの強みはウェブ会議だけではありません。複合的なサービスの新しい使い方を常に提供していくことだと思っていますので、今後も投資し続けていきたいと思います。

 

まとめ

3Q決算は、テレワーク需要でoffice365やクラウド事業も絶好調!

PCも売れて、ゲーム利用者も増えてウハウハ(不謹慎な言い方)

やはりITは生活必需品セクターであると言っても過言ではない。

今はマイクロソフトには追い風が吹いているような状況でしょうか?

 

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新社会人よ!資産運用の波に乗り遅れるな!

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私は2001年に社会人として企業に入社しました。

当時はITバブルが崩壊し米国株は暴落中、日経平均株価も下り坂の時期でした。

 

個人が投資しやすい環境がなかった時代であり、投資・資産運用なんて言葉すら身近になかった時期ですが、やっておけば今頃きっと資産は「億」と言わないまでも退職金程度には増えていたかもしれません。

 

そんな新入社員でも今はつみたて投資が簡単にできる時代です。

 

ぜひとも若い時から資産形成を始めて頂きたいなと思い記事を書きました。

新社会人から資産運用を始めるといいことあるの?

今回その理由について紹介します。

 

新社会人は忙しい?

新社会人になると、仕事もプライベートも学生時代とは生活習慣が大きく変わってきます。きっと様々なことにを意識して日々過ごすことが多くなってきます。

 

しかし、今年の新入社員の方は入社式もそこそこにテレワーク勤務の方も多く、同期で新入社員研修の苦労話や、お互いを知るための飲み会すらできないかわいそうな状況です。

外出できず、お金を使うこともないまま、もうすぐ給料日の方もいるでしょう。

 

そんな時、新社会人として早急に取り組んでほしいことが資産運用です。

資産運用と聞くと難しいイメージがありますが、実際は100円から始めることも今では可能です。

 

 

新社会人が資産運用を行うべき理由は2つ

新社会人の皆さんにぜひ資産運用をしていただきたい理由は大きく分けて2つあります。

理由1:お金が増えない時代だからこそ自分で何とかする

今の時代、会社に就職してもその会社が10年後に存続しているのか、存続はしていても自分がリストラの対象になってしまうことも珍しくありません。

3年先は闇。正直誰もわからないような状況です。

 

大手上場企業に就職すれば一生安泰であったり、会社にいれば毎年給料が増えていく時代ではありません。

 

会社員の収入は増えない時代でも、2019年10月に消費税は増税されしたし、社会保険料なども年々増加傾向にあり手取り年収は実際徐々に減少しています。

 

また少子高齢化社会になっていますので、将来もらえる年金額は現在より少なくなり、支給開始年齢が引き上げられてしまうことはまず間違いないでしょう。

 

当然ですが銀行に預けても金利は最高でも0.1%程度。100万円預けても1年で1000円しか増えない世の中なのです。

 

そんな現在、目先の生活資金であったり、将来の老後資金への不安であったり、なんだかんだでお金について漠然と心配すると思います。

 

結婚して子供が産まれたら、生活費や学費、習い事の費用など色々お金がかかりますし、単身者でも親の介護資金や自分に何かあったときの生活資金はどうするのか?など人生ライフイベント毎にお金がないと困る場面が多く存在します。

 

私のように将来に不安がありすぎて、お金お金と言いすぎるのもどうかと思いますが(笑)、楽観すぎるのもよくないと思っております。

 

だからこそ新社会人の方たちは、今から自分の人生のライフプランをしっかり確認し、資金計画を立てて準備しておく必要があります。

 

手元に入ってくる給料から貯金をするだけでは、確実に貯まりますが増えることはありません。お金を増やすには自分が働いて稼ぐか、昇進して給料を増やすか、お金を運用して資産を大きく増やす取り組みが必要になります。

 

理由2:少額でも長期間運用すれば資産は増える

資産運用というのは短期間で資産を大きくを増やすということではありません。

あくまでも長期的な視野で取り組むべきだと言われています。

なぜなら長期間運用することで投資リスクは減少し、低リターンでも何十年も続けることによって、資産は大きく増えていきます。

 

新社会人は少額でも今から長期間という「時間」を味方につければ資産を大きく増やせる可能性があるということです。

 

◆例えば利回り3%運用できた場合◆

20歳の人が40年間毎月3万円積立投資した場合なんと2778万円となります。

投資元本は1440万円ですので資産は約2倍に増えました。

 

もし私が今23歳で現在と同等の知識があったら・・・と考えてもしょうがないのですが、そこそこのお金持ちにはなっていたかもしれませんね。

 

新社会人が資産運用を始める前にやってほしいこと

 

1.毎月の収入と支出を把握する

新社会人なるとそこそこの金額の給料を毎月受け取ります。

新入社員の場合、4月から企業で研修期間として勉強しているだけでも給料は頂けます。

 

それでも飲み会でしたり、一人暮らしで家具や日用品を揃えたりすることにお金もかかると、実家暮らしではない方は日々の暮らしは厳しいかと思います。

 

また、自由にできるお金が増えることで趣味や興味があることも増えてくるとお金はどんどん足りなくなります。

 

何も考えずにお金を使えば生活が破綻してしまい、消費者金融に手を出すことになるかもしれません。それでは投資どころではありません。資産運用を始めるならまずは支出をしっかり把握しましょう。

 

自分の生活費(特に固定費)はいくらなのか?

自由に使えるお金はいくらあるのか?

しっかり把握して、無駄使いがあれば見直すようにしてください。

 

2.人生のライフプラン表を作成する

お休みの日に、ちょっと頭を切り替えて人生のライフプランというものを作ってみましょう。

こういうの苦手という方は多くいると思いますが、そんなに細かく作る必要はありません。おおざっぱでいいので作ることに意味があります。

 

自分が今想像する人生は、どんな人生なのか?

30歳の時何をする?

35歳の時何をする?

40歳になったら子供はいる?それとも独身?

海外移住?国内タワマン購入?などまずは考えましょう。

 

そして、その時点でのイベントと何にどれだけのお金が必要になるかというところを事前に知っておくだけでもお金の使い方における考え方違ってきます。

・結婚資金(結納、挙式、披露宴、新婚旅行):463万円

・出産費用(健診から退院までのもろもろ):51万円

・住宅購入資金:3340万円(頭金は1割から3割程度)

・教育資金総額:993万円(幼稚園から大学まで)

(主なライフイベントにかかる費用の目安 | 日本FP協会)

 

その時点でいくらお金が必要になるかということを事前に知っておけば、必要以上に貯金をする必要はありませんし、 今の貯金ペースでは足りないと思えば、早めに家計の見直しができます。

事前に手を打つためにもライフプラン表はぜひ作成しましょう。

 

3.毎月の貯金額を決める

人生のライフプラン表が作成されたら、何歳の時にどのくらいの資金が必要なのかわかってくると思います。そうすると次は、毎月いくら貯める必要があるのか逆算しましょう。


またお金を確実に貯めるコツは、必ず先取り貯金にすることです。

残ったお金を貯金しようとすると絶対計画的に貯金できません。


先取り貯金によって残ったお金で毎月の生活をやりくりするという習慣を身に付けることで、お金を貯める癖がつきますので、将来給料が上がった時に一気に資産が増加します。


私の場合、新入社員の時は月収20万円、手取りが17万円程度で生活していました。


一人暮らしでしたので、賞与がなければ毎月1万円程度貯金するのがやっとでした。
でもその後給料が増えても私の生活はほぼ変わりませんでした。

家賃は安いままですし、毎日外食することもありません。

贅沢と言えば、せいぜい回転寿司しか行ったことがない私が、年2回ほどカウンター寿司を食べたことくらいです(笑)


生活費用はほぼ変わりませんが、年収が上がった分貯金へ回し投資額も毎月3万円準備できるようになりました。

ぜひ、実践していただきたいと思います。

 

新社会人が資産運用を始めてわかるメリット

上記の項目をしっかり実践するとお金の使い方というものが自然に身についてくると思います。そして資産運用始めると経済や社会の動きについて自然と興味を持つようになってきます。

 

多忙な社会人生活を過ごしていると、どうしても経済や社会など自分とは直接関係ないことには関心が低くなりますが、資産運用を開始することで政治の動向により経済にどのような影響あるのか?というところに興味を持ってくるようになります。

 

また多くの人が苦手としている社会保障や税金の仕組みなどにも興味を持つようになったりしてきます。


こうして様々な情報を自分の中に取り込むことで、金融リテラシーを身について行くことができます。

これが自分自身への投資メリットとなるのです。

 

今でも毎日ニュースになりますが、投資による詐欺で騙されたという話を聞きます。
残念ながら金融リテラシーが身についていない人が多いようです。投資を経験した人はわかりますが、短期間で簡単に儲かる話なんてあるわけないんですよ。

 

新社会人が資産運用するなら長期×積立×分散投資が基本

それでは新社会人はどのような資産運用を始めるのが良いのか?

大事なのは新社会人には時間という味方があることです。


長期間、積立による、世界中へ分散してお金を投資することです

 

長期間とは、10年単位の期間です。

その間世界経済は良い時もあればリーマンショックのような金融危機、今回のコロナショックで最悪の時代もあるでしょう。

そこに一喜一憂せず長期間投資することでリスクは減少しリターンになる可能性がぐっと高まります。

 

積立とは、その名の通りコツコツ毎月積立投資をすることです。

新社会人は最初からまとまったお金がある人は少ないと思いますので最適です。

 

分散とは複数の金融商品や地域、時間の分散してお金を投資することです。

金融商品とは株式や債券、不動産でしたり、地域でしたら日本、先進国、新興国、または個別の国・地域を選択できます。時間の分散とは一度に資金を投入するのではなく、毎月だったり数年にわたり投資をしたりと年月の分散のことになります。

 

分散投資をすることで、リスクの分散を図ります。複数の商品を購入していればそのうち1つが暴落してもダメージも抑えられます。それにうってつけの商品が「投資信託」になります。

 

投資信託への投資メリット

投資信託はプロが運用するファンドにお金を出すだけで、あとはファンドマネージャーが方針にそって運用をしてくれます。ネット証券会社なら毎日100円投資できるものもありますので、積立投資には最適な商品となります。

 

積立投資の良いところは、同じ金額で購入してもファンドの価格の変動により、購入できる数量が毎回異なります。これを続けていくと購入価格が平準化されてくる「ドルコスト平均法」として投資の世界では推進されております。

 

もう一つは、管理が楽な点です。

毎月決まった金額を買い付けていきますので後はほったらかしでも資産運用が続けられます。バランス型ファンドを選択すればリバランス(資産構成を変えること)も気にすることなく続けられます。

 

ぜひ今から資産運用を始めてみてはどうでしょうか?

 

 

それでは。

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米国人の金融資産は日本人の5倍?!日本と米国・英国の金融資産を比較

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(2020年4月18日:一部記事を修正)

よく日本人は貯金好き、欧米人は投資好きと言われます。

好きというより、そういった教育を受けた影響かと思いますが、今日は日本人のお金に対する国民性について調べてみました。

 

日本の金融資産は1854兆円

日本銀行調査統計局が公表した「資金循環の日米欧比較」によると日本の家計の金融資産は1,854兆円だそうです。

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人口は1億2645万人なので、一人当たり平均金融資産は約1,465万円となります。

そのうち現金預金が約52%を占めており、多いだろうと思っていましたが予想通りでしたね。

また投資資産は株式・投資信託で約19%、およそ352兆円となります。

残り29%が保険・年金ということなのですが、日本人は貯金と保険貯蓄が大好きということがよくわかります。

 

これを政府は、「貯蓄から投資へ」と一生懸命取り組んでいきますが、その背景には日本人の金融資産が諸外国に比べて増えない、また少子高齢化が進む日本では年金資産も少なくなるので自助努力も必要だよ!と暗に言っている気がしますね。

 

米国の金融資産は日本の5倍

一方の米国は、金融資産は81.7兆ドル(1ドル110円の場合、9,040兆円!)で、日本のおよそ5倍!さすが世界のお金持ちが集まる国ですね。

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そのうち、現金預金はたったの13%(1,200兆円)です。反対に株式・投資信託で約48%(約4,431兆円)を占めています。
株式・投信についてはなんと日本の9倍差!なんて投資好きなんだ!

 

さらに株式・投信比率が高いせいもあって資産運用については20年で2.2倍と増加しているのに対し、日本はわずか1.2倍にしかなっていません。

英国でも1.8倍伸びましたが日本とは大きく差をつけられています。日本は失われた20年ですが米国人のように外国株等に投資していたレアな日本人はこれで財産を着実に増やしているわけです。

 

欧米の金融教育は進んでいる証拠

米国・英国も、お金が好きとか投資が好きとかではなく、お金に対する教育を幼少よりしっかり行っていること原因があります。

アメリカは子供の時から学校でも金融教育を受けるため、金融リテラシーが必然と高くなります。一説には株式投資の授業があるとか。

(ただしリテラシーが高い人もいれば、やっぱりだらしない人も多数いるので両極端という話も聞きます。よくも悪くも日本人はばらつきがすくないのか?)

 

日本の家庭では必ずお年玉は「貯金しなさい」であって、決して「投資しなさい」とは言いません。

また学校でも金融教育(詐欺や危ない商品などの話も)は一切していません。

SNSの危険性は小学校から始めますが、お金の話はタブーみたいな感じになっていますね。

 

そういった文化ですので欧米では株式投資は当たり前であって、特に米国人は自分の国にしか投資をしないのです(笑)

まあ、そうですよね!

世界経済を回しているのは米国ですから。自分の国が一番安心安全!その他の国の経済なんて大して興味ないし~って感じなんでしょう(←これは自分の思い込み)

 

でも自分が日本人で、日本が世界経済のトップを走っていたら・・・そんな考えになるのかもしれません。

 

まとめ

日本人は特に資産を増やすより減らしたくない意識が強いんだと思います。それはわかるがそれではやっぱり増えないぞ!と言いたい。

 

堅実なのはいいことですが、「投資=損」というバブル期の悪いイメージが残っているのも現実です。

投資して稼いだ金は「悪」と誰が言い出したのかわかりませんが、子供の時聞いたような話が刷り込まれていて投資に踏み込めない層は結構いると思います。

 

ただ一方で、明治~第二次大戦までは日本人は投資好きであり、商売上手だという話を聞いたことがあります。

第二次大戦後、戦後の復興資金確保のために政府が貯蓄を奨励していました(だからこそ高金利でもあった)

その結果、今のように貯金体質になってきたのだとか。

 

しかし、金融庁も個人の金融資産が諸外国よりも少ない、そして増えていないことに危機感を覚えて個人の資産形成を支援すべく「つみたてNISA」制度を作りました。

 

これは低コストで優良なインデックスファンドに対し、その運用益に対して非課税による税制優遇を行い、個人の資産形成を支援し、金融機関には顧客本位の業務運営の確立を図っていくという二つの目的があります。

 

ぜひとも金融庁だけでなく、投資ブロガー皆さんの情報発信力で、世の中の人にもっと投資に興味をもってもらい、次回公表時には株式・投資信託の比率が30%を超えるくらいにしたいですね!

 

それでは。

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投資による資産形成は行動してこそ意味がある!

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(2020年4月17日:一部記事を修正しています)

年金2000万円不足や消費税増税の話題で、自分の貯金を増やす努力をしたり、家計を見直したり、投資にチャレンジしたりする人が増えていると思います。

 

今の時期には新型コロナウィルスの影響で株価は一旦大きく下がって今徐々に回復傾向です。二番底がくるのか、このまま上昇してしまうのか?それは誰にもわかりませんが、少なくとも2・3年前の株価の水準まで下がっている銘柄もありますので、積立投資をするには良いタイミングだと思っています。

 

投資の中で投資信託は少額からの資産形成がしやすく、低コストで、世界中に分散投資ができるなど人気の金融商品です。

しかし残念ながら、その投資信託ですらチャレンジしている人はまだまだ少ないのが現状です。

今回は2019年3月に公表されました「投資信託に関するアンケート調査報告書-2018年(平成30年)投資信託全般」より2万人のアンケート結果から投資の状況を紹介します。

 

アンケートでは金融資産保有未経験者が6割超え

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2016年、2017年と金融資産保有未経験者の比率は6割強と変わっていません。

金融資産・・・外貨預金、株式、債券(国債・公社債など)、投資信託、FX、ETF、REITなど。現金や円での預貯金、土地や不動産、保険は除く

 

国債、外貨預金も未経験の方が圧倒的に多いことにびっくりです。

また投資信託もつみたてNISAやイデコなど始まっていますが爆発的に増えていない状況ですね。

ただ、投資信託の優れている点として、

・少額でも分散投資できる

・専門知識や時間がなくても投資できる

・定期的に分配金が受け取れる

などメリットは認識しているようです。

 

ただ専門知識がなくても大丈夫ですが、自分が決めた投資信託は何に投資しているのか?コストやリターンくらいは勉強しておかないとダメ投信を購入するだけで意味がありません

またアンケートでは60代・70代以上が5割いることから分配金がメリットということは認知されているようです。

ただ投信保有層でも、トータルリターンについて知らないという割合が7割もいることが驚きです。一体どうしてでしょうか?

 

投資信託購入のきっかけ

数ある投資商品の中でも投資信託は比較的手を出しやすい商品だと思います。関心や購入のきっかけは以下の通り。

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これを見るときっかけは「金融機関の人に勧められて」が多く5割を超えています。その流れで最終的には「金融機関の担当者の話」を決定打として購入している層が多いようです。

 

特に60代以上の方々はこの傾向が強いのではないかと思います。

退職金をもらって銀行や証券会社の担当者に資産運用の相談をするのが一番早いですしね。

しかしこれが国民の資産形成を促すわけではなく、金融機関が儲けやすい商品(=手数料が高い)を頻繁に売りつけるビジネスになっており、批判の対象となっていました。

 

保有投信のリターンを知らないというのも担当者の話を鵜呑みにして、商品をよく理解していないまま購入している可能性が大です。

 

投資信託保有未経験者の購入したことがない理由

未経験者が投信を購入しない理由は上位5つはこちら

①そもそも興味がない

②投資の知識がない

③損をしそうで怖い

④まとまった資金がない

⑤仕組みがよくわからない

 

①の興味がない人はもしかすると株式やFXに興味があるかもしれません。

②の投信知識は多少なりとも勉強するしかありませんが、投信ブロガーの記事はわかりやすくてしっかり書いているものも多いですし、また販売会社の公式HPなどで商品を勉強することをお勧めします。そうすれば④⑤はよく理解できると思います。

③については損をしそうというのは間違いありませんが、元本保証で大きく資産が増える商品は詐欺以外ありませんので、そこは「リスクヘッジ」するしかありません。

 

保有金融資産は投資経験者の方が多い

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今回のアンケートでは平均保有金融資産は1761万円となっていますが、投信保有者が3045万円となっております。

(わからないと答えた層は除かれた平均値です)

 

また金融資産保有経験層(現在は非保有)は2447万円と非保有層よりも資産が多い状況です。もしかしたら高齢者が過去保有していた金融資産を売却、現金化しているのかもしれません。

 

まとめ

アンケート結果から金融資産を保有したことがない人たちは、そもそも興味がないとのことなのでこの人たちを行動させるのは難しいと感じています。

私の周りにも投資の話をちょろっとしてみますが、損する、難しい、などなどなかなか始められない人はいます。

(ただし株式投資はやったことがある。またはやっている。けど資産形成ではない)

 

そういった方々は危機感がないのか、貯金でなんとかなると思っているのか、行動しようという回答はありますが「金融や投資の知識がついて理解できたら」「手取り収入が増えたら」などの回答が多く、それは一体いつになるのか期限を決めておかないと一生できないでしょう。

 

そもそも投資に回すお金すらないという人は、収入を増やす、お金のかかる趣味をやめる、飲み会を減らすなどして資金を浮かして投資資金を作るしかありません。

一度しかない人生、何に重きを置くのか、選択肢は人それぞれ。

 

それでは。

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年収300万円から3000万円の老後資金を準備することは可能か

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自分の老後資金について考えたことありますか?

老後資金は本当に2000万円必要なのか?

病気になったときにお金は足りるのか?

 

皆さん不安に思う方、考えてもきりがないよー!という方は多いと思います。

特に年収が低ければ、貯められる額が少ないので余計に不安に感じると思います。

 

しかし、今回は年収300万でも老後資金は確実に準備できる方法について紹介します。

老後資金3000万円準備するのも夢じゃない!?

  

年収300万円の手取りについて

年収300万円の方は手取り収入はざっくり240万円ぐらいになります。毎月だと約20万円の手取りです。

 

東京なら新入社員の初任給は20万円前後ですので、プラス賞与があれば社会人1年目の年収と把握すればわかる人も多いかもしれません。

 

ここから手取りの1割:20,000円を毎月貯めていくと考えましょう。

10年 240万円

20年 480万円

30年 720万円

40年 960万円

40年貯めても960万円しかたまりません。

これと公的年金収入で暮らすことができればいいのですが、年収300万円の方は公的年金収入がそもそも少なくなります。

 

年収300万円の方の単身者の厚生年金収入はざっくり13万~14万程度になります

単身者が老後に必要な生活費は14万円くらいというデータがあります。

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しかし、このデータは住居費が17,000円程度しかありません。

もし賃貸なら、都内の場合+4万~5万円程度は必要となり、そうすると毎月18万円~20万円の収入が必要となります。

 

年金収入が14万円ですので、毎月4万円不足と考えると960万円の貯蓄では20年で貯金はゼロ円に。

寿命が先に尽きるか、長生きすればもっと厳しい生活が予想されます。

一方これで暮らせる!と金額を把握できる方は問題ありません。

「うーん・・・よくわからない!」と言う方はぜひ次の章も読んでください。

 

老後資金を準備するために行う4つの習慣

まず老後生活が破綻する時というのは、仕事辞めた、借金がある、病気で健康でなくなる方などが多いと言われています。

生活保護に頼らないと生きていけないという世帯は非常に少ないのが現状です。

 

しかし健康で働けるうちに老後の資金を準備していないと貧乏生活になることは明白ですので今から対策を打っておきましょう。

 

1.危機意識を持つこと

まず老後に備えていくらためるのか今から把握しましょう。

年収300万円でも夫婦二人なら600万円、毎月手取り40万円です。2馬力で働くことも検討しましょう。

さらに大切なのは、危機意識を持つことです。

もし余裕があっても、人生万が一ってこともありますので、そういったことに備えて少しは検討しましょう。

 

2、健康で長く働く

無事に定年まで働く。アーリーリタイアできない人間はやっぱり給与収入を当てにするしかありません。

また、定年後も再雇用など健康な限り働く。病気にならない健康ならば人間働くことができます。

また仕事を頑張って収入を増やす、副業で稼ぐ、投資で資産運用するなど今は色々な方法でお金を稼ぐ、増やす方法がありますので自分にあった手法でお金を稼ぎましょう。

もちろん働きたくない!と言う方もいると思いますがお金が必要であれば働いて稼ぐ必要があります。

 

3.無駄遣いはしない

当然ですが、自分が無駄使いしていたりしてはいけません。

収入にあった生活をすることが必要です。

よくNHKなどを観ると、老後の悲惨な生活とかお先真っ暗な人が紹介されていますが、身の丈にあった生活をしていません。

 

以前観たNHKも、子供夫婦が低所得だからと中古マンションを買い与え住まわせたり、旦那が派遣社員のため専業主婦の娘を連日自分の家で食事をさせるなど紹介されていました。

自分たちの生活がカツカツなのに、独立した娘夫婦のためにお金を出している暇はありません。

娘には子供を保育園にいれてでも働いてもらいましょう(実際の細かい背景はわかりませんが、そう感じました)

 

4.先取り貯金を実施

給料をもらったらまず1割、2割を貯金して、残ったお金で生活する癖をつけます。

これが本当に大事!

確実にお金を貯めて老後に備えた生活に慣れておく必要があります。

年収300万円の方の生活は結構ぎりぎりだと思いますが、老後はさらに厳しくなることが予想されます。

ぜひ先取り貯金で賃貸の方は老後生活でも必要になってきますし、病気がちの人は医療費もかかってきます。

  

老後資金を準備するために最適な方法

1.iDeCo(イデコ)を活用

確定拠出年金制度が会社にない方は月額12,000円か23,000円を拠出することができます。

イデコは専用の口座に拠出、運用しますので60歳までは原則引き出しできません。貯める・増やすにはもってこいの制度です。

また掛け金は所得控除できますので実質税額控除で1万円~数万円毎年手元にお金が残ることと同じです。

 

2.投資信託によるつみたて投資

長期に、世界中に、つみたて投資をしていくことが大事です。第1章で取り上げましたが、毎月20,000円を貯金ではなく、投資にしたらいくらになるでしょうか?

(利回り5%で計算)

10年 310万円

20年 822万円

30年 1,664万円

40年 3,052万円

なんと、30年で1664万円と貯金の約2.3倍、40年で3,052万円と貯金の約3.2倍の資金を準備することも可能になります。

ただし投資は順調に資産が増えるわけではありません。

老後資金をこれから使おうというときに、リーマンショックやコロナショックで暴落が起こる場合もあり、減るだけならまだしも、含み損になることもありますのでそこは自分でシミュレーションをしてください。

ただし、長期・積立・分散投資を行えば、過去実績では20年以上の長期運用ではトータルリターンはプラスになっています。

 

まとめ

まずは今の時点で危機意識をもって老後資金をいくら貯めるか目標を持つことです。

今20代の方は少しでもいいので準備を始めてください。特に株式投資はつみたてNISAなどの少額から運用益に対して非課税で積立投資ができます。

また今は株価も低く購入しやすい時ですので、長期運用には以前にもましておすすめの時期です。

 

50代の方で貯金もない方は、今の会社で長く働けるか?

定年後も働けるよう健康に気を付けて生活していく。

老後資金は一体いくら必要なのか?厚生年金の支給予定額やセカンドプランセミナーに参加するなどすると、危機意識がまして準備ができると思います。

 

それでは。

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【米国ETF】2020年3月SPYDの分配金4,900円|減配どころか増配!?

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3月31日にSBI証券にSPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)からの分配金約4,900円(45.7ドル)が入金されました。

 

今回3月の分配金は0.396187ドル/株でした。

前年3月(0.339422ドル)の分配金実績より増配となりましたので、株価が下落した今は年間配当利回りは7.83%となっています。(株価23ドルで計算)

 

SPYDの分配金実績

株数 :160株

投資額:$5,993

配当利回:7.83%(4/4の株価より/SBI証券数値より)

配当 :$0.39618/株

配当月:3・6・9・12

配当金合計:4,973円($45.71/108.83円で計算)

 

ETFは直近四半期4回の合計分配金から配当利回りを計算します。

今回直近四半期分配金は1.8029ドル、4月4日株価は約23ドルですので、配当利回りは7.83%とかなりの高配当株となっています。

前回12月末の時点では、3.8%でしたので約2倍になりました。株価の下落と配当増で一時的だと思いますが高配当利回りとなったわけです。

 

SPYDの分配金推移

SPYDは過去実績をみると3月支払い配当は比較的少ない実績です。

今回も前年3月より増配していますが、他月と比べると少ない状況。

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おそらく新型コロナウィルス拡大の影響はまだ含まれていないと思われます。

 

高配当であるエネルギーセクターは3月になって原油価格が一気に下がりはじめ米国の中小のシェールオイル企業の業績はかなり厳しい状況になっています。

また、経済が停滞しすぎており金融株もお金を貸す相手がいないので収益悪化につながっていきます。

そうすると米国4月~6月の業績悪化によりその後の配当金減配は仕方ないかもしれません。

 

現在の配当利回りは7.83%と高配当利回りですが、今後配当が減ってしまえば利回りは下がっていきます。当然ですね。

 

SPYDは高配当株から集めたETFなので、成熟企業が多く株価の上昇と言う点でも期待はできません。市場全体の株価が上がらないとETF株価も上がらないと予想します。

個別株は配当利回りが10%を超える銘柄もありますが、コロナショックの影響で倒産となってしまったら元も子もありません。

 

しかし個別株の集合体であるETFでこれだけの高配当利回りかつ倒産の心配がないという意味では今後も投資先として魅力的だと思います。

 

 

 

まとめ

今回はコロナショックの影響が即座に出たわけではなさそうですが、今後減配となる可能性は高いとみています。

 

しかし、新型コロナウィルスの終息が見えてきた後に起業活動が元に戻り、景気が回復した時には、さらに増配となっていくでしょう。

そのために現時点で、投資を継続していくことは将来の資産を大きく増やす可能性が高いわけです。

今後もサテライト資産の中核としてSPYDとVYMは少しづつ購入していこうと思います。

 

 

それでは。

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2020年3月の資産報告|含み損は▲100万円突破でも投資は続ける

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2020年3月も株価下落が止まっていません。

外出自粛などの措置もありますが、感染者拡大は欧州、米国、日本でも止まりません。

2月は含み益(140万円)がなくなった程度でまだ軽傷ですと書きましたが3月末時点では大きく含み損となりました。

では2020年3月の資産について確認してみましょう

 

資産運用実績(2020年3月)

運用資産総額と評価益

運用資産総額: 1,127万円(1ドル=107.59円で計算)

評価損益  : -101万円(-8.3%)

分類 銘 柄 評価額 評価益 利益率
個別株 日本株 1,011,150 9,850 101.0%
米国株 2,818,859 -684,696 80.5%
投資信託 米国 3,107,232 -340,467 90.1%
現金 3,406,432
ドル 936,051
合計(円) 11,279,724 -1,015,313 91.7%

 

3月の売買情報

購入

毎月積立の分

「つみたてNISA:楽天・全米株式インデックス・ファンド」 40,000円

※3月から10カ月かけて毎月4万円の楽天カード積立です!!

「通常:楽天・全米株式インデックス・ファンド」 50,000円

「ideco eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」 12,000円

 

スポット

※株価は平均取得価格

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」100,000円

VYM 40株 76.44ドル

SPYD 100株 27.67ドル

VHT 1株 185.48ドル

MSFT  6株  146.6ドル

V  4株 167.7ドル

DOW 2株 27.2ドル

 

合計84万円分くらい投資をしました。

 

VYMは下がって購入していますが、今70ドル近辺なのでまだ高値で購入していますね。

 

SPYDは今が買いだと思って追加購入。配当利回りをみるとお得でしたので買い増し。理由は後述。

 

MSFTは今後も値上がりすると思って追加購入いています。

140ドル台で購入できたのは良かったです。

 

DOWは前回購入を検討と言う記事を書きました。

それでちょっとだけ保有していました。いつか倍ぐらいには戻ると私は思っていますので今後も追加購入を検討。 

www.asset-story.com

 

 

売却

ソースネクスト 200株(株価290円)

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

EXE-i 新興国株式ファンド

DBX 100株 18.69ドル

 

ソースネクストは値上がり期待銘柄でしたが2年前がピークの700円台でした。

その後は下がってきて結果この価格となりましたが、利益はゼロです。損しなかっただけましとしましょう。

この資金はドル転して米国株投資資金としています。

 

またDBXも売却しました。当初値上がりを期待していましたがなかなか思うように株価は上がらず、この相場でも崩れなかったことは良かったです。

テレワーク企業が増えてくる中で、使用するアプリケーションの重要性が改めて認識されてきていますので、一旦売却しますが今後もウォッチしていこうと思います。

 

新興国ファンドはこちらの記事で詳細を記載しています。

投資信託は楽天VTIに統一したかったので、と言うのが最大の理由。

結局2.5万円程度の損です。 

www.asset-story.com

 

 

前月比の状況

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(単位:千円)

前月比▲175万円となりました。2か月累計だと217万円資産が減っています。

赤色の現金が130万円減っていますので、その分米国株に投資していますが20万円分くらいしか増えていないですね。

それだけ資産の減少が大きいということです。

それでも少しづつ購入して仕込む時期と考えていますので今はこれでいいと思います。

  

資産内訳

資産比率について 

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現金比率が約38%です。前月は40%でした。投資をして本来は比率が下がるはずですが、資産も減少しているので比率が変わりません(笑)

それでもまだ400万円程度あるのは安心して買い増しができるという意味では精神的にも大丈夫ですね。

 

投資信託の状況

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評価益は前月比▲48万円でついに評価益もマイナス。

しかし米国VTIへ投資するインデックスファンドへ投資していますので、米国経済が復活したら評価益になるはずです。

 

  

日本株の状況

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オリックスがかなり下がってきていますが、株主優待狙いで保有していますので安くても購入できないジレンマ。。

 

ジュニアNISAで購入したのは3月上旬で17万円台。15万円で買い!と思っていましたがそこまで待てずに購入してしまいました。

権利期日まで下がってきたことを考えるとそれほど売られていたということですね。 

 

米国株・ETFの状況

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(1ドルは107.59円で計算)

 

SPYDは下落耐性がないことが証明されてしまいましたが、今の株価だと配当利回りが7%を超えていますから、買い増しには絶好の機会だと思っています。

SPYDはS&P500の採用銘柄の中から、高配当利回り上位80銘柄が年2回入れ替えで採用されています。

個別銘柄で配当利回り10%を超える銘柄もありますが、1つに投資するより銘柄分散があって倒産リスクも低いSPYDがお得に見えてしまいますね。

 

マイクロソフトはいち早く回復しています。

ディフェンシブではありませんが、下落してもすぐに上昇するのが良いですね。

 

今後の方針

楽天VTIはあと40万円は2月に売却した投信の資金があるので、つみたてNISA、楽天カード投資とは時期をずらした日程で購入していきたいと思います。

 

個別株はマイクロソフトが強いので、ちょっと大きく投資したいな~と考えていますが果たしてそのチャンスはくるのか!?

 

3月末はついに含み損が▲100万円を突破しリーマンショックでも経験しなかったほど資産が減っています(2か月で200万円減少)

 

もちろん資産運用額の規模が3倍くらい違うこと、余裕現金があるからこそメンタルも強くなっていると思いますが、ツイッターやブログで皆さんと一緒に共有していることが大きいかもしれませんね。

退場しない。無理しない。投資は余裕資金で。これが鉄則です。

 

それでは。

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【悲報】原油価格下落で米シェールオイル企業経営破綻

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米国のシェールオイル生産の中堅企業である、ホワイティング・ペトロリアムが経営破綻したとの報道がありました。

米シェール企業ホワイティング経営破たん、原油急落が打撃 - ロイター

ただ、経営破綻と言っても米連邦破産法第11条を適用するため、経営は続けながら債務を削減していく方針です。

 

1.原油価格の下落をおさらい

経営破綻の理由は原油価格が20ドルまで急激に下落したことによる企業収益悪化の影響です。


原油の生産国は1位アメリカ、2位サウジアラビア、3位ロシアとなっています。

米国はつい数年前まで原油輸入国でしたが今では輸出大国になっています。

 

原油価格下落の経緯

・OPECとロシアの協調体制の会議が3月上旬開催

・コロナウイルスの影響で世界的な原油需要が縮小→サウジは生産の削減を提案

・ロシアは拒否(生産維持を主張)

・OPEC盟主のサウジアラビアは激怒して決裂!サウジはむしろ増産すると宣言

・原油価格が一気に20ドルまで下落(1月には60ドルだった)

・生産増によってロシアは米国シェール企業を価格競争に巻き込んでつぶしたい

・ついでにサウジアラビアも原油のシェア拡大を取り戻したい

 

原油価格の収益ライン

アメリカ:最低でも50ドルくらい

ロシア:42ドルで予算組む

サウジアラビア:30ドルでもなんとか収益になる

しかしどの国も価格が20ドルでは採算悪化にしかならないので、やけくそのガチバトル状態です。

 


2.WLLの経営状況は?

WLLはマネックス証券によるとこんな企業です

米国ロッキー山脈地域を中心に石油やガス鉱区の取得、探鉱、開発、生産を行う米国を拠点とする独立系石油・ガス会社である。原油、天然ガス液、天然ガスの生産に注力している。事業は、主に米国で展開している。石油、天然ガス液、天然ガスの販売が主な収益源である。

株価

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株価は1年前は30ドル程度、5年前は150ドルありましたが、直近ではたったの0.3ドルです。1年前の100分の1となってしまいました。

WLLは配当を出していませんので損切りしていない投資家は、紙くずに同然になっています。

 

ちなみにこちらが原油価格のチャートです。

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原油価格と株価は比例しています。原油価格が高い時は、株価もそれなりを維持していました。

業績

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2016年も原油価格の下落により売上収益が危機的状況でしたが(OPEC減産見送り)、その後原油価格が持ち直したので業績は回復。

2018年は原油価格が安定、世界経済も好調だったため黒字化し2019年も86百万ドルの黒字となりましたが、経営破綻となりました。

 

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こうみると設備投資CFが営業CFより大きく増、累積フリーCFが赤字に膨らんできました。直近ではなんとか単年フリーCFを黒字化していますが、もたなかった模様。

 

そもそも経営自体赤字が続いていたようですし、株価も5年前からみると駄々下がりなので、来るべき時が来たとも言えます。

米国のこうした体力がないシェールオイル関連の中小企業の倒産は今後も続いてしまう可能性が高いです。個別銘柄投資は慎重に。

 

3.まとめ

原油関連銘柄を購入する場合は、配当の維持も厳しい企業が多いこと、経営破綻する中小企業もあるためオイルメジャー企業以外には手出ししないほうが無難だと思っています。

 

またオイルメジャー銘柄の高配当金は魅力的ですが、株価は年々下がりはじめており今後の見通しが不安定なこともあり手を出しづらいです。

配当維持宣言だしている

 

原油は生活に必要なんで、安くなると電力発電とか原料から製品を作る会社には良いことなんですが、あまりとりあげられませんけどね。

今回みたいにされちゃうとすごく業績悪化に響くんですよね・・・

 

ただし、トランプ大統領は原油価格の下落を止めるべく、サウジアラビア、ロシアと協議を重ねているようですので、何かしらの条件と引き換えに原油減産に持ちこむと思っています。

原油価格の安定重要で一致 米露首脳が電話会談 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

(これによって昨夜原油は爆上でした)

 

そうすると原油価格は回復しますので、株価の回復も見えてくると思いますが、若干バクチ要素が強いとも思います。

長期保有による配当金を期待する!投資家以外の方は個別銘柄投資はやめたほうが良いと思います。
配当利回りが10%を超える銘柄もあるので、魅力的ではありますが紙屑になってしまっては元も子もありません。

投資するならせめてVDEなどのセクター投資にすることをお薦めします。

(それでも現在配当利回りは7%前後あります。減配なければの話ですが)

 

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ネット証券で口座開設が急増!今から「毎日つみたて投資」で勝ち組になれ!

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ネット証券で口座開設が急増しているそうです。

ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入 :日本経済新聞

 

NYダウ、日経平均株価は先週末から今週月曜が一番底でした。

2月中旬の直近株価からは約30%程度下落しています。個別株では70%下落したようなものもあります。

2月から3月の株価下落をみて投資をしてみようと思った人が実際に行動したのはうれしいことです。

 

せっかく興味をもって投資するなら私はコア資産となるよう「長期・積立・分散」投資をしてほしいと思います。

そしてお薦めは「毎日つみたて投資でコツ」です。

コツコツ投資すれば、将来勝ち組も間違いない!?かもしれません。

 

投資をするなら毎日つみたて投資 

始めて口座開設して投資する場合、暴落して安い株をリスク承知で購入するのはお薦めしませんが、自分で判断したならそれも良いと思います。

しかし、初心者の方は今この先が見えない相場ではまずは「つみたて投資」からやることをお薦めします。

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上記はNYダウの5年のチャートです。

2017年1月がだいたい20,000ドル近辺ですので、今は約3年前の水準まで下がっています。

今の状況でどこが株価の「底」かはわかりませんが、今から投資をすればここ1~3年間に始めた人よりも、かなり安い価格で購入できるわけです。

その中でお薦めなのは「毎日つみたて投資」なわけです。

 

毎日つみたて投資のメリット

投資信託は定額で購入できるのでつみたてには最適な投資商品です。

現在は毎日株価が乱高下しているので、月1回の購入だと「たまたま高い時に購入してしまい、その後下落」となってしまうと投資初心者はメンタル面で続かなくなってしまう人もいると思います。

 

そんな時、毎日つみたて投資ならば、株価が暴落した時、少し株価が戻ったとき関係なく淡々とつみたて購入していきますので、設定したら気絶していても心配ありません。

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これはジュニアNISAで3月19日から毎日1,000円購入しており現在6日間つみてて実績がありますが、最初は下落相場、ここ3日間上昇相場でしたが今は何とかプラスです。

毎日の価格でつみたてるので株価を気にしなくてOKなのがメリットです。

 

あ、もちん投資する商品は全世界または米国へのインデックスファンドをおすすめしています。 

www.asset-story.com

 

www.asset-story.com

 

ただし長期間でみれば毎日つみたて投資と毎月1回の投資方法に運用成績の差はほぼないと言われています。

(もしかすると毎日数千万単位で投資する人は違うかもしれませんが)

 

まとめ

今からつみたて投資すれば、ここ1~3年のうちに投資した人よりも安く買えます。

毎日つみたて投資が、株価(基準価格)を毎日気にしなくて良い。

購入する投信はインデックスファンド。

投資金額は減っても大丈夫!と言える範囲金額で行う。

 

私の予想は今後2番底へ向けて、どこかさらにs下落する可能性は高いと思っています。株価下落の中でも買い続けるため一時的に含み損が膨らむ恐れもありますが、今は安く購入できてラッキー!と思うようにしてきましょう。

株価はいづれ上昇しますのでその時につみたてた資産も大きく増えてくるはずです。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

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都市封鎖と週末の外出自粛要請、どっちがいい?

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東京都知事が東京都民へこの週末外出自粛要請をしました。

それに追従し東京都の周辺の県も今週土日の外出自粛要請をしました。

特に他県から東京に行くことも控えるよう要請しています。

 

また週末の外出自粛要請だけでなく、平日もなるべく在宅での仕事に切り替えてほしいとのこと。

そこまで感染拡大が一気に広がる可能性が高いということですね。

 

そうなると不安なのが「都市封鎖」になるかも!?ってことです。

都市封鎖による監禁生活と、外出自粛で数日ガマン・・・どっちがいいか?ってことはみんなも理解できるかと思います。

 

都内への人の流入は毎日291万人

 

都内1000万人、千葉、埼玉、神奈川からの都内への人の流入が平日は毎日291万人だそうで感染拡大を抑えるためにも、やっぱり従うべきだと私は思います。

 

しかしその効果が表れるのが2週間後ということなので、イタリア、スペイン、アメリカのようになりたくなければ今、不要不急な外出を自粛すべきと私は思います。

 

そうでないと、欧州のように都市封鎖、インドに至っては3週間の全土封鎖となっています。

東京都民だけが本当に自宅待機、行動が制限されてしまいますので、それはそれで大変困ります。

 

もちろん飲食店の方や生活のために自粛が困るという方もいるでしょうし、言い分もありますが、もっとひどくなると本当に戒厳令みたいになってしまってもっと悪くなることは欧州の惨状をみればわかると思います。

 

海外の日本人からみても日本の対応や、日本人の意識はぬるいという声も聞こえてきます。

 

都市封鎖なら困ることしかない

 

この騒ぎが終わらないと私も仕事では通常業務が出来ない、在宅勤務に向けてあれこれ考えなくてはいけない。

現場はどうするんだ?パソコンはどう準備するんだ?派遣社員の扱いはどうだとか。色々考えることが多くなるなら、早く通常にもどってほしい。

 

何よりも株価も戻らないんだよ!

 

経済低迷が長引けば配当の減配だけでなく、そもそも本業の給料も下がる可能性がでてくるので、それで困るのはみんな同じですよね。

政府の対応内容や、スピード感にイライラする気持ちもわかりますが、ここは自粛要請をおとなしく受けいれましょう。

 

そして子供たちは外でも遊べなく、どこにも行けなく家にずーっといるのでケンカばかりになります。

子供たちのストレスもありますが、親のストレスも半端なく溜まります(泣)

そのためにも早い終息をお願いしたいです。

 

週末自粛要請に意味はあるのか?

 

私はやらないよりやったほうがいいと思っています。

土日だけ外出自粛して意味あるの!?って声もありますが、休日は大勢の人はたいていいつもの通勤経路を往復するだけですが、休日となると人の往来は色々なところにいくため、拡散影響が広がってしまいます。

 

高齢者は出歩かない。

若者も大丈夫だと思っているが外出しない。

家族連れも我慢。

 

しょうがないので、我が家はネットやゲームで過ごさせます。

普段ゲームの時間はほぼないので、週末だけなら今のところ平気そうです。

【ダウ(Dow Inc)】米国最大級の化学メーカー|業績苦戦も配当が魅力的

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「自社の将来に自信を持ち自社株買いをするダウCEO」

このニュースからダウってどんな会社?と興味をもちました。

この局面で自社株買いは成長への自信ですね。

米株下落で起きる象徴的な事例、減配リスクとCEOの自社株買い | 岡元兵八郎の米国株マスターへの道 | マネクリ - 今日の投資に効くメディア | マネックス証券

 

名前だけは知っていましたが詳細は良く調べていなかったのです。

ダウの事業や、今が買い時なのか?検討します。

 

ダウの歴史

ダウは米国ダウ・デュポンから分社し「科学と技術を組み合わせてソリューションを開発する材料科学会社」です。

同社のポートフォリオは、パフォーマンスマテリアル・コーティング、工業用中間体・インフラストラクチャー及び包装・スペシャルティープラスチックの3つの事業セグメントに分けられた6つのグローバルなビジネス・ユニットにより構成される。同社の製品は、コーティング、家庭とパーソナル・ケア、耐久消費財、接着剤と密閉剤、ならびに食品と特殊包装を含む各種用途に使用される。同社はまた8つの研究・開発(R&D)センターを有するグローバルな商業・開発ネットワークを運営する。

(ダウHPより)

まあ、色々やっています(適当)

そもそもダウ・デュポンは2017年にダウ・ケミカルとデュポンが統合した世界最大の化学メーカーです。

統合当初から事業を3つに分社化することを計画しておりダウはその第一段で2019年4月に上場しました。

 

そしてダウ30銘柄に指定されましたが、ダウ銘柄だった「ダウ・デュポン」が外れ「ダウ」へ入れ替えというまさかの展開だったようです。

残り2社は、農業のコルテバ・アグリサイエンス、特殊産業材のデュポンとなりました。

新生ダウ、や新生デュポンと呼ぶこともあるそうですが、ややこしいですね。

 

経営実績

売上、利益は前期比マイナスとなっています(右軸=売上、左軸=利益)

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素材メーカーは、販売価格が資源価格に左右されるところもありますので、価格の下落および原材料の需要減少も影響している模様。

2018年は資源価格が高いため売上は伸びていましたが、2019年は厳しく日本の化学業界でも苦戦しているところです。

 

ただ営業キャッシュフローは改善しており、投資キャッシュフローもマイナス(設備などに投資をしているため)となったので、健全経営ができつつあります。

そもそも統合したときに、コスト削減の徹底と事業の選択と集中をしていますのでキャッシュフローが改善した理由はここでしょう。

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株価下落

チャートですが、コロナショックで一時的に60%下落しました。

市場平均(VOO)を完全にアンダーパフォームしています。

f:id:balbal4:20200325230829p:plain3月16日は一時21ドル台まで下がりました。

しかしアナリスト想定株価は現在のところ52ドルらしいので今後少しは回復できると思います。

 

配当金

配当金は2020年度は2.8ドルを予定しています。

その結果配当利回りは約10%前後まで上がっています。

コロナショックの影響についてまだ公式発表がありませんが、この配当が維持されるなら高配当株銘柄として今は買いかもしれません。

 

今後の期待

すでに1~3月期は中国事業の売上が2~3割減少したため売上4億ドル減少を発表しています。前期1Q売上が135億ドルでしたので約3%程度減少です。

 

金額的な影響はそんなにありませんが、発表は3月11日ですのでその後世界中で経済停滞となったことを鑑みるとさらに減少するかもしれません。

 

そんな中、3月23日のプレスリリースに朗報!

「ダウはCOVID-19の流行拡大を防ぐ支援のため、ドイツで薬局や病院向けの手指消毒剤を製造」

これはホルダーには一筋の良いお知らせ!

 

ドイツは欧州でもイタリア、スペインに続いて感染拡大国です。

ダウはもともと医薬品原料、医療用器具・備品の取り扱いもしていますが、今後マスク、医療器具、消毒薬製造に必要な原料はひっ迫しているので、ここに期待したいと思います。

 

まとめ

業績は正直低迷してますが、素材メーカーは商品を作る原材料を生産するためにはなくてはならない存在です。

ダウ・ケミカルのときから大きくコスト削減を実施しており、その効果は今効果が徐々に表れていると思いますので一時的な業績悪化は大丈夫と信じたい。

 

配当利回りの高さと安定事業と考えると、20ドル前半なら少し保有しても痛くないかな?っ感じなので様子見ですね。

 

将来性を大きく感じる会社ではありませんが、安定した業績が見込めそうなので購入を前向きに検討していきます。

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

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【月3万円の配当金】日本の高配当株にいくら投資する?

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(2020年8月16日:記事の最新化をしました)

新生銀行が発表した、男性サラリーマンの毎月のお小遣いは毎月36,747円!

1979年の調査以来、過去2番目に低い金額だそうです(苦笑)

アベノミクスで好景気のはずでしたがお小遣いには反映されていないのですね。

 

それなら副業や投資でサラリー以外の収入を得ようではないか!と思う方もいるはず。

その中でも投資は比較的簡単にできる副業です。

 

投資による配当金で月1万円、いや月3万円を半永久的に手にすることが可能です!

では一体いくら、どんな銘柄に投資すれば可能なのか!?確認しましょう。

 

前回計算したときは約1000万円必要

以前、年間で36万円の配当金をもらうにはいくら必要?と言う記事を書きました。 

www.asset-story.com

結果的には日本個別株に投資する場合、大型銘柄で構成する場合およそ966万円必要でした。ざっくり1000万円です。

 

それから5カ月、株価下落の今少しは安く株を購入できるのか検証してみました。

ただし、株価下落によって業績悪化も見込まれる企業もありますので増配はともかく、減配となる企業もでてくると思います。

予想配当金はSBI証券の3月現在の金額となっていますので、そこは減額や配当無しのリスクもあることを前提に読んで頂ければと思います。 

 

月間3万円の配当金を得るには?

日本企業の配当金は9月中間決算、3月本決算後の配当支払いが多いので、毎月3万円を得るのは難しいです。

よって年間で36万円の手取り額を得ることを前提とします。

そのためには約45万円の配当金実績が必要です。

 

45万円 × 80%(約20%は源泉徴収) = 36万円

 

どの銘柄を購入すべきか?

ここでは日本個別株を前提に考えます。

・配当利回りが4%以上

・過去から現在までの配当実績が安定していること

・将来も業績が伸びる恩恵がありそう、または業績が安定している

・キャッシュフローが黒字(または現金保有率が高い)

最低でも以上のことは考慮する必要があります。

 

配当利回り4%以上の銘柄構成

SBI証券のスクリーニングで検索します(2020年8月14日時点)

(記念配当は除く、予想配当金に幅がある場合は最低額で算出)

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(伊藤忠商事、沖縄電力はここ数日の上昇で利回りが下がってしまいました)

投資総額は907万円、配当利回りは約5%となります。

税込配当総額は455,200円ですので、税引き後でも36万円以上残ります。

3月の時点でこのあたりを購入できていれば、750万円程度でしたが、株価回復にともなってこれくらいは必要になりました。

 

JTやソフトバンク大丈夫?と言う声もありますが、JT独占事業であり海外市場も今後魅力と言う点。

ソフトバンクは色々言われていますが、将来性はあるという点でランクインさせています。

まとめ

スクリーニングから高配当銘柄を抽出し、業種を分散してランクインさせました。

また欲張らずにあと毎月1万円増えれば!と思ったなら300万円の投資額で毎月1万円のお小遣いが半永久的にもらえる「かも」しれません。

 

大型優良銘柄を軸に選定しましたが今期業績は不透明にしている企業が多くあります。コロナショックがどのように影響するのか不明なところがありすぎて、これだけの金額を日本個別株に投資できる自信は私にはありません。

 

しかしリーマンショック時も同じ状況だったはずで、ここで投資できた人が大きく資産を増やしていたり配当金をがっぽりもらっているわけですね。

将来はわからないけどチャンスでもあるわけです。

 

私は、怖いのでこれ以上日本株を購入する予定はありません。

現在保有している銘柄で配当金や株主優待を楽しみたいと思います。

最悪溶けても良い遊び金で、こういった個別株を購入するのはありだと私は思います。

 

それでは。

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