会社員の資産運用ブログ

共働き会社員パパが米国株中心のインデックス投資信託で資産を増やす話。お金の話を中心に、子供のこと、日常の出来事も記載しています。

ネット証券で口座開設が急増!今から「毎日つみたて投資」で勝ち組になれ!

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ネット証券で口座開設が急増しているそうです。

ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入 :日本経済新聞

 

NYダウ、日経平均株価は先週末から今週月曜が一番底でした。

2月中旬の直近株価からは約30%程度下落しています。個別株では70%下落したようなものもあります。

2月から3月の株価下落をみて投資をしてみようと思った人が実際に行動したのはうれしいことです。

 

せっかく興味をもって投資するなら私はコア資産となるよう「長期・積立・分散」投資をしてほしいと思います。

そしてお薦めは「毎日つみたて投資でコツ」です。

コツコツ投資すれば、将来勝ち組も間違いない!?かもしれません。

 

投資をするなら毎日つみたて投資 

始めて口座開設して投資する場合、暴落して安い株をリスク承知で購入するのはお薦めしませんが、自分で判断したならそれも良いと思います。

しかし、初心者の方は今この先が見えない相場ではまずは「つみたて投資」からやることをお薦めします。

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上記はNYダウの5年のチャートです。

2017年1月がだいたい20,000ドル近辺ですので、今は約3年前の水準まで下がっています。

今の状況でどこが株価の「底」かはわかりませんが、今から投資をすればここ1~3年間に始めた人よりも、かなり安い価格で購入できるわけです。

その中でお薦めなのは「毎日つみたて投資」なわけです。

 

毎日つみたて投資のメリット

投資信託は定額で購入できるのでつみたてには最適な投資商品です。

現在は毎日株価が乱高下しているので、月1回の購入だと「たまたま高い時に購入してしまい、その後下落」となってしまうと投資初心者はメンタル面で続かなくなってしまう人もいると思います。

 

そんな時、毎日つみたて投資ならば、株価が暴落した時、少し株価が戻ったとき関係なく淡々とつみたて購入していきますので、設定したら気絶していても心配ありません。

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これはジュニアNISAで3月19日から毎日1,000円購入しており現在6日間つみてて実績がありますが、最初は下落相場、ここ3日間上昇相場でしたが今は何とかプラスです。

毎日の価格でつみたてるので株価を気にしなくてOKなのがメリットです。

 

あ、もちん投資する商品は全世界または米国へのインデックスファンドをおすすめしています。 

www.asset-story.com

 

www.asset-story.com

 

ただし長期間でみれば毎日つみたて投資と毎月1回の投資方法に運用成績の差はほぼないと言われています。

(もしかすると毎日数千万単位で投資する人は違うかもしれませんが)

 

まとめ

今からつみたて投資すれば、ここ1~3年のうちに投資した人よりも安く買えます。

毎日つみたて投資が、株価(基準価格)を毎日気にしなくて良い。

購入する投信はインデックスファンド。

投資金額は減っても大丈夫!と言える範囲金額で行う。

 

私の予想は今後2番底へ向けて、どこかさらにs下落する可能性は高いと思っています。株価下落の中でも買い続けるため一時的に含み損が膨らむ恐れもありますが、今は安く購入できてラッキー!と思うようにしてきましょう。

株価はいづれ上昇しますのでその時につみたてた資産も大きく増えてくるはずです。

 

それでは。

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【ダウ(Dow Inc)】米国最大級の化学メーカー|業績苦戦も配当が魅力的

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「自社の将来に自信を持ち自社株買いをするダウCEO」

このニュースからダウってどんな会社?と興味をもちました。

この局面で自社株買いは成長への自信ですね。

米株下落で起きる象徴的な事例、減配リスクとCEOの自社株買い | 岡元兵八郎の米国株マスターへの道 | マネクリ - 今日の投資に効くメディア | マネックス証券

 

名前だけは知っていましたが詳細は良く調べていなかったのです。

ダウの事業や、今が買い時なのか?検討します。

 

ダウの歴史

ダウは米国ダウ・デュポンから分社し「科学と技術を組み合わせてソリューションを開発する材料科学会社」です。

同社のポートフォリオは、パフォーマンスマテリアル・コーティング、工業用中間体・インフラストラクチャー及び包装・スペシャルティープラスチックの3つの事業セグメントに分けられた6つのグローバルなビジネス・ユニットにより構成される。同社の製品は、コーティング、家庭とパーソナル・ケア、耐久消費財、接着剤と密閉剤、ならびに食品と特殊包装を含む各種用途に使用される。同社はまた8つの研究・開発(R&D)センターを有するグローバルな商業・開発ネットワークを運営する。

(ダウHPより)

まあ、色々やっています(適当)

そもそもダウ・デュポンは2017年にダウ・ケミカルとデュポンが統合した世界最大の化学メーカーです。

統合当初から事業を3つに分社化することを計画しておりダウはその第一段で2019年4月に上場しました。

 

そしてダウ30銘柄に指定されましたが、ダウ銘柄だった「ダウ・デュポン」が外れ「ダウ」へ入れ替えというまさかの展開だったようです。

残り2社は、農業のコルテバ・アグリサイエンス、特殊産業材のデュポンとなりました。

新生ダウ、や新生デュポンと呼ぶこともあるそうですが、ややこしいですね。

 

経営実績

売上、利益は前期比マイナスとなっています(右軸=売上、左軸=利益)

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素材メーカーは、販売価格が資源価格に左右されるところもありますので、価格の下落および原材料の需要減少も影響している模様。

2018年は資源価格が高いため売上は伸びていましたが、2019年は厳しく日本の化学業界でも苦戦しているところです。

 

ただ営業キャッシュフローは改善しており、投資キャッシュフローもマイナス(設備などに投資をしているため)となったので、健全経営ができつつあります。

そもそも統合したときに、コスト削減の徹底と事業の選択と集中をしていますのでキャッシュフローが改善した理由はここでしょう。

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株価下落

チャートですが、コロナショックで一時的に60%下落しました。

市場平均(VOO)を完全にアンダーパフォームしています。

f:id:balbal4:20200325230829p:plain3月16日は一時21ドル台まで下がりました。

しかしアナリスト想定株価は現在のところ52ドルらしいので今後少しは回復できると思います。

 

配当金

配当金は2020年度は2.8ドルを予定しています。

その結果配当利回りは約10%前後まで上がっています。

コロナショックの影響についてまだ公式発表がありませんが、この配当が維持されるなら高配当株銘柄として今は買いかもしれません。

 

今後の期待

すでに1~3月期は中国事業の売上が2~3割減少したため売上4億ドル減少を発表しています。前期1Q売上が135億ドルでしたので約3%程度減少です。

 

金額的な影響はそんなにありませんが、発表は3月11日ですのでその後世界中で経済停滞となったことを鑑みるとさらに減少するかもしれません。

 

そんな中、3月23日のプレスリリースに朗報!

「ダウはCOVID-19の流行拡大を防ぐ支援のため、ドイツで薬局や病院向けの手指消毒剤を製造」

これはホルダーには一筋の良いお知らせ!

 

ドイツは欧州でもイタリア、スペインに続いて感染拡大国です。

ダウはもともと医薬品原料、医療用器具・備品の取り扱いもしていますが、今後マスク、医療器具、消毒薬製造に必要な原料はひっ迫しているので、ここに期待したいと思います。

 

まとめ

業績は正直低迷してますが、素材メーカーは商品を作る原材料を生産するためにはなくてはならない存在です。

ダウ・ケミカルのときから大きくコスト削減を実施しており、その効果は今効果が徐々に表れていると思いますので一時的な業績悪化は大丈夫と信じたい。

 

配当利回りの高さと安定事業と考えると、20ドル前半なら少し保有しても痛くないかな?っ感じなので様子見ですね。

 

将来性を大きく感じる会社ではありませんが、安定した業績が見込めそうなので購入を前向きに検討していきます。

 

それでは。

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【月3万円の配当金】日本の高配当株にいくら投資する?

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(2020年8月16日:記事の最新化をしました)

新生銀行が発表した、男性サラリーマンの毎月のお小遣いは毎月36,747円!

1979年の調査以来、過去2番目に低い金額だそうです(苦笑)

アベノミクスで好景気のはずでしたがお小遣いには反映されていないのですね。

 

それなら副業や投資でサラリー以外の収入を得ようではないか!と思う方もいるはず。

その中でも投資は比較的簡単にできる副業です。

 

投資による配当金で月1万円、いや月3万円を半永久的に手にすることが可能です!

では一体いくら、どんな銘柄に投資すれば可能なのか!?確認しましょう。

 

前回計算したときは約1000万円必要

以前、年間で36万円の配当金をもらうにはいくら必要?と言う記事を書きました。 

www.asset-story.com

結果的には日本個別株に投資する場合、大型銘柄で構成する場合およそ966万円必要でした。ざっくり1000万円です。

 

それから5カ月、株価下落の今少しは安く株を購入できるのか検証してみました。

ただし、株価下落によって業績悪化も見込まれる企業もありますので増配はともかく、減配となる企業もでてくると思います。

予想配当金はSBI証券の3月現在の金額となっていますので、そこは減額や配当無しのリスクもあることを前提に読んで頂ければと思います。 

 

月間3万円の配当金を得るには?

日本企業の配当金は9月中間決算、3月本決算後の配当支払いが多いので、毎月3万円を得るのは難しいです。

よって年間で36万円の手取り額を得ることを前提とします。

そのためには約45万円の配当金実績が必要です。

 

45万円 × 80%(約20%は源泉徴収) = 36万円

 

どの銘柄を購入すべきか?

ここでは日本個別株を前提に考えます。

・配当利回りが4%以上

・過去から現在までの配当実績が安定していること

・将来も業績が伸びる恩恵がありそう、または業績が安定している

・キャッシュフローが黒字(または現金保有率が高い)

最低でも以上のことは考慮する必要があります。

 

配当利回り4%以上の銘柄構成

SBI証券のスクリーニングで検索します(2020年8月14日時点)

(記念配当は除く、予想配当金に幅がある場合は最低額で算出)

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(伊藤忠商事、沖縄電力はここ数日の上昇で利回りが下がってしまいました)

投資総額は907万円、配当利回りは約5%となります。

税込配当総額は455,200円ですので、税引き後でも36万円以上残ります。

3月の時点でこのあたりを購入できていれば、750万円程度でしたが、株価回復にともなってこれくらいは必要になりました。

 

JTやソフトバンク大丈夫?と言う声もありますが、JT独占事業であり海外市場も今後魅力と言う点。

ソフトバンクは色々言われていますが、将来性はあるという点でランクインさせています。

まとめ

スクリーニングから高配当銘柄を抽出し、業種を分散してランクインさせました。

また欲張らずにあと毎月1万円増えれば!と思ったなら300万円の投資額で毎月1万円のお小遣いが半永久的にもらえる「かも」しれません。

 

大型優良銘柄を軸に選定しましたが今期業績は不透明にしている企業が多くあります。コロナショックがどのように影響するのか不明なところがありすぎて、これだけの金額を日本個別株に投資できる自信は私にはありません。

 

しかしリーマンショック時も同じ状況だったはずで、ここで投資できた人が大きく資産を増やしていたり配当金をがっぽりもらっているわけですね。

将来はわからないけどチャンスでもあるわけです。

 

私は、怖いのでこれ以上日本株を購入する予定はありません。

現在保有している銘柄で配当金や株主優待を楽しみたいと思います。

最悪溶けても良い遊び金で、こういった個別株を購入するのはありだと私は思います。

 

それでは。

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【米国株】2020年3月マイクロソフトの配当金2ドル|テレワークでTeams利用者4400万人

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マイクロソフト(MSFT)から3月13日配当金をいただきました。

この記事は配当金実績とマイクロソフトの直近業績について書き出すだけの記事なので2分で読めます。

 

マイクロソフトの配当金実績

株数 :6株

平均取得額:$154.82/株

配当利回:1.429%(SBI証券数値より)

配当 :$0.51株

配当月:3・6・9・12

配当金合計:243円($2.23/109円で計算)

 

1株0.51ドルの配当実績、私は6株保有していますので配当金は約3ドルです。

税引き後では2.23ドルの入金(約243円)です。

ビザ同様マイクロソフトも配当金を期待しているわけではなく、業績の右肩上がりに伴う株価上昇を期待していますので、潤沢なキャッシュを元手に事業を成長させてもらえば言うことなしです。

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なお、前年3月の配当金実績は0.46ドルでした。

 

2019年6月期は年間1.80ドル、2020年6月期は2.04ドルを予定しています。

増配率は13%で、18年連続増配を続けています。

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マイクロソフトの株価

現在の株価137.35ドル(3月21日時点)です。

2019年9月、10月頃の水準までしか下がっていません。

ていうか、1年前はたったの100ドルだったのですね。今から見るとめっちゃ安い(笑)

2020年明けから急に上昇したため下落率は結構下がったように見えるわけですね。

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私は今12株まで買い増ししていますが、含み損は現在まだ-200ドル程度なのは他の銘柄に比べたら圧倒的にマシです。

 

マイクロソフトの業績と今後

四半期業績は売上は右肩上がり、本業の利益である営業利益も2017年から3年間右肩上がりです。

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売上収益は2Q、4Qがやや増加しますので1月~3月の3Qは2Qと比較して若干下がる見込みです。マイクロソフトの事業にどの程度影響があるのか不明ですがコロナショックの影響がどこまで収益に影響を与えるか全く予想が付きません。

 

人員リストラによるPC購入抑制やライセンス解約で収益が減るのか?

IT投資にお金を使う企業が減少しクラウド収益が減収するのか?

想像したらキリがありません。

 

3月20日のマネックス証券のニュースでは、コロナショックで労働者が在宅勤務を強いられる中、オンラインでの業務共有を支援するソフトウエアの利用が急増しているそうです(テレワークの拡大・普及が一気に進んでいますね。当社も推奨中です)

 

マイクロソフトにはテレワーク支援ツール「チームズ(Teams)」の1日当たり利用者が1週間で1200万人増加して、4400万人になったと発表しました。

(そもそもチーム「ス」じゃなくて「ズ」なの??)

 

いや、1週間で1200万人増加ってどうゆうことよ!?爆発的増加ですが、今後さらに増加することは間違いなしでしょう。

先週から欧州・米国では外出禁止となっており労働者も原則テレワークとなったので、今後も一気にTeamsの利用が増加してくると思います。

マイクロソフトの社員もテレワークを実施してTeamsの使い方や改良を重ねている模様。

 

ちなみに当社もMicroSoft365の導入はしていますが、Teamsを使ったことはありません。

テレビ会議、電話、チャットができるって認識しかありませんがどう活用しているのか知りたいです。

 

このテレワーク推進で関連事業を展開している、Slack、Zoomもビジネスチャンスになっているようです。

 

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【米国株】2020年3月V(ビザ)の配当金は1$|2Q業績は予想より厳しいか!?

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クレジットカードのビザ(V)から3月配当金をいただきました。

この記事は配当金実績とビザの直近業績について書き出すだけの記事なので、2分で読めます。

 

ビザの配当金実績

株数 :5株

平均取得額:$180.24/株

配当利回:0.788%(SBI証券数値より)

配当 :$0.3株

配当月:3・6・9・12

配当金合計:116円($1.09/109円で計算)

 

1株0.3ドルの配当実績、私は5株保有していますので配当金は1.5ドルとなりました。

税引き後では1.07ドルの入金、約110円です。少ないですが配当金を期待しているわけではないのでこれで十分です。

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なお、前年3月の配当金実績は0.25ドルでした。

 

2019年9月期は年間1.0ドル、2020年9月期は1.2ドルを予定しています。

増配率は20%で、12年連続増配を続けています。

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ビザの株価

現在の株価146.83ドルです。2018年11月頃の水準まで下がっています。

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私の取得価格平均が180ドル程度ですので、含み損は現在-300ドル程度ですね。

 

ビザの業績

ビザは3月4日に、新型コロナウイルス感染拡大により、第2四半期の営業収入予想を下方修正したことを発表しています。

 

ビザがSEC(米証券取引委員会)に提出した報告書によると、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、第2四半期の営業収入が従来予想の2桁増から2.5%-3.5%増にとどまる模様です。

 

国境を越えて行われる越境決済サービス事業のうち、アジア発着の旅行に関連した決済金額の伸びが鈍化している状況です。

ただ、旅行に関連しない越境ECや国内決済サービス事業については、アジアの一部地域を除いて大きな影響を受けておらず、安定した伸びを維持しているという。

(SBI証券より)

 

世界的に人の移動が制限されている今、航空業界は倒産のピンチにたたされるくらい飛行機が飛びません。

旅行客が旅行代金として使う旅費や宿泊費は高額決済部類に入ると思いますので、その決済手数料収入の落ち込みは想像以上だと思います。

 

さらにこの時点では、営業収入を2.5%-3.5%増を見込んでいますが、その後世界的に人の移動が制限されています。

 

感染拡大が止まらない欧州では非常事態宣言の発令と外出禁止となりました。

米国でもカリフォルニア州など3つの州で外出禁止となり7000万人の住民に影響がでますのでその経済効果は図り知れません。

 

引きこもりに関する配達や動画配信、スーパーなど生活品小売り業に関する決済は伸びそうですが、それ以外は厳しそうですね。

業績予想はさらにマイナスに落ち込むのではないかと思っています。

 

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【米国ETF】2020年3月VYMの分配金6,300円|高配当ETFも減配か!?

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3月18日にSBI証券にVYM(バンガード 米国高配当株式ETF)からの分配金約6,300円が入金されました。

 

しかし3月の分配金は0.5544ドル/株だったので、前回12月(0.7791ドル)、前年3月(0.6516ドル)の分配金実績より減配となってしまいましたが、コロナショックの影響があるのか不明です。

 

VYMの分配金実績

株数 :160株

投資額:$14,097

配当利回:3.45%(3/10の株価より/SBI証券数値より)

配当 :$0.5544/株

配当月:3・6・9・12

配当金合計:6,313円($57.92/109円で計算)

 

ETFは直近四半期4回の合計分配金から配当利回りを算出すると聞きました。

なお、個別株だと配当金、ETFは分配金と言うそうです(初めて知りましたよ)

 

今回直近四半期分配金は2.7446ドル、分配金支払日の3月10日株価は79.52ドルですので、配当利回りは3.45%となります。

私の取得価格は平均88ドル程度ですので配当利回りは3.11%でした。

 

VYMは今回減配でも心配はいらない

前回2019年の3月~12月までの分配金合計が2.8418ドルで今回が2.7446ドルでしたので3.42%程度の減配となりました。

しかしコロナショックの影響なのか、一部高配当企業の業績の影響による減配なのかは不明です。

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ここ3年の間では一番低い分配金実績となってしまいました。

 

ただし株価は現在66.82ドルですので、仮に0.5544ドルが4回あったとしても分配金利回りは3.3%程度になります。

また、現在株価と直近分配金の合計から計算すると配当利回りは4.1%まで上昇しています(普通に考えれば買いですね)

 

VYMはリーマンショックも乗り越えて、3%前後の分配金を支払い、大きなリターンを出してきました。(下表)

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2007年の四半期分配金は0.26ドル~0.44ドルでした。

リーマンショック後の2009年でも0.25ドル~0.32ドル程度の分配金がありました。

当時の株価が26ドルなの配当利回りは4.4%もあったわけです。

 

不況の中でもこれだけの実績を出してきたVYMはやはり優秀なファンドだと思います。

 

また2007年の当時から配当金実績は約2倍、株価が3倍になったので高配当ETFというと微妙な利回りでしたが、それは株価が高すぎて配当利回りが低くなっていたとも言えます。

 

まとめ

 

今回一時的に減配となりましたが、米国企業は基本的に増配させていくことが経営陣の手腕になりますので、米国経済が復活してくればまた増配となる可能性は十分高いです。

 

また、VOOと比較すると2017年ごろから運用リターンはVOOに劣り突き放されてしまいましたがそれまでは同等程度の運用リターンでした。

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上昇相場ではVOOに劣りますが、その分配当を出していますのでメンタル面では助かりますね。

※高配当株でも2月1日からの下落率はVOOと変わらず-26%でした。暴落耐性があるわけではありません。

 

配当よりも値上がり重視ならVOO、分配金もリターンも欲張るならVYMを選ぶといいかと思います。

今後もサテライト資産の中核としてSPYDとVYMは少しづつ購入していこうと思います。

 

それでは。

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コロナショックで暴落したつみたてNISAも長期投資なら継続すべき

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私は2018年1月のつみたてNISA制度スタート時点から、つみたてNISAで毎年40万円を投資してきました。

2020年の1月末までは順調に資産が増えていました。

しかし、コロナショックによる暴落でつみたてNISAの含み益は吹っ飛びました。

 

つみたてNISAと特別口座で購入してきた楽天VTIの記事

www.asset-story.com

 

私と同様含み損の方はたくさんいると思いますし、中には今年の1月からつみたてNISA始めたのにもう、マイナスだよ!って怒っている人もいるかと思います。

 

私のつみたてNISA資産は含み損が拡大中ですが、それでも私はつみたてNISAを継続して今後も残りの期間投資していきます。

その理由について3点説明します。

  

つみたてNISAを継続する理由

理由は資産を増やしたいから

私は楽天VTIでつみたてNISAを購入していますが、当ファンドは全米の上場企業ほぼすべての約4,000社に投資しています。

ようするに米国を丸ごと購入していることになります。

 

景気は循環します。

そして今は下り坂ですが、今後も米国の経済成長が期待できる限りこのファンドは優秀なファンドであり、インデックス商品であるのでこれを購入し続けていけば、将来資産が増えると考えています。

 

株価暴落によって今は2018年のつみたてNISAスタート時点よりも株価が安くなっていますので、安い価格でたくさんの口数を購入できるわけです。

今が絶好の投資時期かもしれないのです!(書き方が煽っているようで嫌ですね)

 

今仕込みした株は、将来米国経済が復活し、株価が上昇すれば自分の資産を大きく増やすことができますので、それを信じて今後も購入し続けます。

 

記事紹介

PRESIDENT WOMANにこんな記事が載っていました。

コロナショックで下落した積み立て投信とiDeCOはどうするべきか | (2/2) | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”

インデックス投資や株式投資を始めたばかりので人は読んでみてください。

 

それでも読むのが面倒な人向けにざっくりと中身を紹介すると、こんな感じです。

・必要な現金は確保しておく

・パニック売りはしない(そもそも何十年という長期投資方針でしょ?)

・iDecoは自分の投資資産クラスを再度確認すしてリスク許容度を見直す

・つみたてNISAは金額上限もあるので家庭の資産全体でみれば影響は限定的。無理のない範囲で投資は続けられるならすべき。

 

つみたてNISAは始まったばかり

先にも書きましたがつみたてNISAは投資してから20年間非課税の恩恵が受けられる制度です。

2018年1月にスタートしてまだ2年しか経過していません。

つみたてNISAの道のりは始まったばかり。20年という期間の中ではスタートの序盤で安くなっている株式を購入できているわけです。

今後マーケットが上昇すればリターンの恩恵を大きく受けられます。

 

 

つみたてNISAするなら今がチャンス!

例えばダウのリーマンショック前からみたチャートですが、暴落前2007年10月が13,930ドルです。

そして底が2009年2月で7,062ドルです。

その後上昇し、暴落前の水準に戻ったのが2013年2月の14,054ドルです。株価が直近高値と同じ水準にもどるのに約5年半かかりました。

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もし2007年10月の暴落直前から、この間毎月1万円を投資していたらどうなっているか?をシミュレーションした表が下です。

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2009年2月   投資額17万円 評価額12万円(-5万円/-30%)

2013年2月   投資額65万円 評価額82.4万円(+17.4万円/+126%)

2019年12月 投資額147万円 評価額282万円(+135万円/+196%)

投資ログさんのブログから使わせていただきました!

株価指数ドルコスト平均法シミュレーション | 投資ログ

 

黒線より緑線が上にあれば利益が出ていることになります。

価格がどんどん下がっている間に狼狽売りをせずコツコツ投資を続けた人は、安く仕込むことができたなで株価が元の水準に戻ったときには資産が+26%増加しました。

 

今は下がり相場ですので、例えばSBI証券で毎日つみたてNISA投資をするなら、毎日のように乱高下する株式市場の価格を気にせず投資を続けられます。

 

まとめ

以上から、現在のコロナショックによる暴落相場は(毎日・毎週・毎月)つみたてNISAで定期購入することで、安く購入できる期間となります。

景気は循環します。そして世界経済は成長していきます。

長期でインデックス投資をしているならば今後の上昇相場ではリターンの恩恵を受けられますので、やはり投資は継続すべきです。

 

もちろん、企業の倒産や給与減により、どうしても現金化する必要がある場合は除きますよ。

 

また資産が減少して耐えられない人、リターンが許容範囲を超えていると感じた人は、解約、減額、投資先商品の変更も検討して、出来る限りの投資は続けて欲しいと思っています。

 

つみたてNISAに選ばれているファンドは粗悪商品ではないので、将来リターン上昇が期待で自分の資産形成を後押しする商品が多くあります。

 

投資の道のりはまだまだ序盤のはじまりロードです!

バンガードのCEO、ティム・バックリーは、
市場の上昇、下落にかかわらず常に「航路を守る」ことが大事と言っています。

 

つまり長期的視点を失わず、長期・積立・分散をしていくことが大切です。

 

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 

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【決断】新興国株式インデックスファンド2本を解約します

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今日、新興国株式インデックスファンドを2本全額解約しました。

本日注文したので約定は明日ですね。

 

全額解約したのはこの2本

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

・EXE-i 新興国株式ファンド 

2本で13万円投資して本日時点で2.8万円の含み損となっています。

 

2019年1月頃から毎月5,000円をそれぞれ積立投資してきましたが、現在は株式市場の暴落もあり含み損が20%前後ですがここで解約を決断しました。

 

新興国株式インデックスを解約した理由

解約理由は2つありまして、1つ目は投資信託は楽天VTIに統一してポートフォリオを米国投資1本にすっきりさせたかった。

2つ目は新興国株式インデックスは結局中国、韓国、台湾への投資比率が高く、現在のコロナショックの株価下落の影響悪化を考えて撤退したかったことがあります。

 

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

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EXE-i 新興国株式ファンド 

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この売却資金は楽天VTIへの分割投資の資金にしていきたいと思います。

 

新興国株式インデックスファンドは保有すべきか?

この議論はちょこちょこありますね。

グローバルに投資するなら、先進国・新興国に投資することで全世界へ投資するので意味があるという人。

一方、GDP比率だと先進国85%、新興国10%程度のため、新興国に投資しても大した影響は与えないから不要だという人。

 

そもそも新興国は政治リスクが高いこと、企業の法整備が遅れており国のトップによって経済政策が起きると経済活動がブレることなども挙げられます。

 

まあ、アメリカも民主党か共和党で経済政策はずいぶんと政策は異なりますが、少なくとも企業ガバナンスは透明性があり株式投資には信用がおけます。

 

私は新興国は株価の上げ下げの波が激しいけれど、上げるときは短期間で大きく上がると思っていたので長期的と言うより中期的な視点で投資信託で積立投資をしていました。

しかし、今回は新興国以上に米国株式市場は大きく下げました。

新興国が25%程度の下落に対し、米国は30%を超えて下げています。

 

ただし米国は株価の下落スピードも速ければ復活するスピードも速いことは、ITバブル崩壊やリーマンショック、チャイナショックなどからも経験済みです。

なぜなら米国は金融政策、経済政策が上手なため株価の回復がとても早く、他先進国がモタモタしている間にさらに突き放すこともしばしばありました。

 

米国の金融政策は昨日のブログでも書いたとおり 

www.asset-story.com

 

色々と考えた結果、新興国株式インデックスは私の中では保有する必要なしの方針になりました。そして米国株式へ集中投資して、株価のスピード回復を待ちます。

ただし、株式投資のセオリーは全世界への分散投資が良いとされていますので、そこは自分でリスクを見極めて商品選択をしてください。

 

新興国の新型コロナウィルス感染拡大影響は?

新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて米国は早く非常事態宣言をし、欧州からの人の受け入れを制限しました。

一方欧州各国は、当初感染拡大が止まらない中国と、DP号の日本の対応をさんざん叩いて大国面していましたが、感染拡大が一気に拡大して混乱が止まりません。

アジアの出来事を他人事だったようですが、今じゃ感染の中心地となっています。

 

3月17日現在の新型コロナウィルス感染マップ

米国:感染者3,774名 死者41名

独・伊・西・仏:感染者49,816名   死者2,628名(イタリアがやばい)

日本:感染者829名 死者28名

新型コロナウイルス感染 世界マップ:日本経済新聞

 

一方、中国、韓国を除く新興国(東南アジア、南アメリカ、アフリカなど)を見ると感染者はいるものの大きく広まっている感じはありません。

欧州のように危機的な状況の国は内容です(報道されないので不明なところはありますが)

株式市場は、米国株の暴落に巻き込まれる形で大きく下落しているのだと考えられます。

 

そうすると米国株が復活すれば新興国株も復活してくると予想されますが、それなら米国が復活すれば全て問題ないのでは?

結局、米国株に投資すれば全部解決じゃね?ってことで、新興国株式インデックス投資はやめて米国株インデックス投資へ集中します。

 

 

それでは。

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【高配当株】日本商社株の配当利回りが6%を超えた

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コロナショックで世界的に株価は暴落が続いています。

米国では感染拡大を防ぐため米国内でも非常事態宣言を出し、欧州からの入国制限も決めました。

そしてNYダウは暴落を続けサーキットブレーカーが2回も発動されるなど、記録的な暴落が続いています。

 

もちろん日本株式市場も同様です。

日経平均株価は2月中旬の23,500円付近から1か月で25%下落し17,431円と2016年10月の水準まで下がりました。

 

株価の下落によりもともと高配当株であった日本商社株の配当利回りが上昇し、ついに6%を超えた銘柄もあります。

 

高配当商社株の株価と配当利回り

現在の株価と予想配当金から配当利回りを計算しています。

  三菱商事 伊藤忠商事 三井物産 丸紅 住友商事 豊田通商
3/13 株価(円) 2,246.5 2,014.0 1,457.0 536.9 1,215.0 2,512.0
19年3月期配当実績 125 83 80 34 75 100
20年3月期予想配当 132 85 80 35 80 120
予想配当利回り 5.88% 4.22% 5.49% 6.52% 6.58% 4.78%
配当性向 33.6% 25.6% 33.6% 26.0% 29.2% 26.5%

 

商社株は昨年までの株高で配当利回りは3%後半~4%台がいいところでしたが、現在は丸紅、住友商事が6%超えとなりました。

商社人気NO1三菱商事も6%近くまで上がり、近年まれにみる高配当利回りになっています。

 

また伊藤忠商事、豊田通商は4%台ですが、この2社は2010年から一度も減配がなく増配が続いています。

各企業今期配当予想は昨年秋に公表していますが、コロナショックの影響で今年の年間業績と配当がどうなるか注目です。

 

 

商社事業の特徴

商社の事業は1.事業投資、2.物流・小売り、3.トレードがメインです。基本的には人材やお金、ノウハウを送り込んで経営に参加するビジネスです。

 

特に事業投資の一部である資源・エネルギー事業(特に石油・LNG・鉱物)への投資は売上の主力であり資源価格によって業績が左右される面が強いです。

 

原油価格が30ドルまで下落している今では、利益減少につながることは間違いないと思われますので業績に多大な打撃をうけるのではないかと予想されます。

 

ただし伊藤忠商事は他の商社と違い事業セグメントの主力は食料ビジネスです。

資源関係の比率は低いことから業績への影響は抑えられるかもしれません(それでもグローバルに展開している以上は厳しいですが)

 

まとめ

日本の商社株はもともと高配当株(利回り、金額面でも)として人気がありますが、事業は投資ビジネスが主力であり、現在の資源価格下落では思いっきり打撃を受けます。

 

過去には資源価格の下落により減損処理を計上したため配当減になった企業もありますので高配当利回りと言うだけで購入するのはお薦めできません。

しっかり各社の事業内容と、配当政策は確認してから投資をすることをお薦めします。

 

そうはいってもこの配当利回りは現時点では魅力的ですし、近年自社株買いに力を入れており、原則増配を実施していくスタイルを貫いているので数年後も見据えて投資するのがイイかな~と思いますが。

 

私は三菱商事と住友商事を保有していますが、住友商事は今期減配修正しました。

三菱商事は秋には今期増配を決定し、配当金額では132円と6社でもトップの金額なのでなんとかこれを死守してもらいたいなと思います。  

www.asset-story.com

 

 

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【米国株】マイクロソフトとビザは株価暴落でも強いのか?

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コロナショックと原油価格暴落による株価暴落の中、今回私の保有銘柄であるマイクロソフトとビザの株価がどうなっているのか?を確認したいと思います。

下落幅は意外と抑えているのか?

それとももっと大きく落ち込んでいるのか?

 

これらは誰もが知っている企業ですし、超優良銘柄ですが、やはり世の中になくてはならない企業の代表格。

ちょっとやそっとじゃ倒れませんよ!!

 

結果としては・・・今回は暴落耐性はなかったですね。結構下げてることを確認。

 

しかし優良企業でもこれだけ売られるということは買い時でもある!?と思いますので株価の下落率と業績を簡単に確認しましょう。

 

0.VOOとVTIを下落率の指標とする

直近の過去最高値は2月18日前後ですのでそこから3月12日までの株価の下落率を指標とします。

VOO 310.92ドル → 226.48ドル(-27.15%)

VTI    172.17ドル → 124.59ドル(-27.63%)

20%以上下落しているので市場は弱気相場に入っています。

これがあと数か月続くのか、長いと数年程度は続くらしいです(らしいと言うのは過去のトレンドからそんなもん)

 

企業の株がバーゲンセール状態になって持ち直した時が上昇相場と言われていますが、一体いつ回復するのかはわかりませんので、気長に待つしかありません。

 

1.マイクロソフト(MSFT)

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マイクロソフトの株価

3月12日時点の株価139.06ドル 前日比-14.57 ドル (-9.48%) 

前日もサーキットブレーカーが発動したので、MSFTと言えども暴風に飲み込まれて9%以上も下げていますね。

 

ここまで下がってくると私も含み損が拡大しています。

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昨年末頃に157ドルで取得しており、現在139ドルですので-11.4%の下落率です。

取得価格が意外と低く抑えられていたので、そこまで痛手ではないです!

 

では直近の最高値である2月19日の187.28ドルからみると-25.6%となっています。

VOOやVTIと比べると多少マシ!と言う程度ですね。

 

コロナウィルス感染拡大も本来MSFTの株価にはほぼ影響しないと考えているのですが、やはり巻き込まれて売られて安くなっています。

 

マイクロソフトの事業内訳

MSFTの事業は主に3つに分かれています(参照:マネックス証券より)

・プロダクティビティ&ビジネス・プロセス部門

(従来型Microsoft Office、クラウドベースのOffice 365、Exchange、SharePoint、Skype、リンクトイン、Dynamics)

・インテリジェント・クラウド部門

(IaaSやPaaSを提供するAzure、WindowsサーバーOS、SQL Server)

・モア・パーソナル・コンピューティング部門

(Windows Client、Xbox、Bing検索サービス、ディスプレイ広告、サーフェス、タブレット、デスクトップPC)

 

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これは昨年の決算ですが利益率が30%を超える高収益企業です。

 

特にクラウド部門は前年比20%を超える利益成長となっていますので、今後も稼ぎ部門として貢献して欲しいと思います。

 

しかしアマゾンのAWSが勢いがあったとき、MSFTのAzureの攻勢によりシェア逆転しました。

それにより今アマゾンのクラウドシェアは一時ほどの勢いがありません。

 

この辺りは日進月歩ですので、先手先手を打たないと後進企業にその部門で追い抜かれることもあります。

 

一方、売上、営業利益、純利益も右肩上がりのため潤沢なキャッシュをもとに企業買収や製品開発に投資しているので、今後も世界を牽引する企業に変わりはないと思っています。

 

2.ビザ(V)

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ビザの株価

3月12日時点の株価160.08ドル 前日比-12.87 (-7.44%) 

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186ドルで取得しており、現在160ドルですので-13.9%の下落率です。

まあ、8%下がったら損切りすべき!が痛手がないようですが、まだこれも大丈夫な範囲ですのでホールドします。

 

では株価の下落率をみでますと、直近の最高値である2月の213.31ドルからみると-24.9%となっています。

VOO・VTIと比較してもほぼ変わりません。

 

ビザの事業内訳

ビザは、世界最大級の電子決済処理ネットワーク運営会社です。

クレジットカードなどの決済処理の国際ブランドの運営・サービスの提供をしています。

世界200カ国を超える市場で160の通貨の取引を決済しており、その決済システムによる取引処理によって収益を得ています。

 

事業の特性としてビザと同業のマスターカードはカード発行や金利設定はせず、独自の決済ネットワークを構築し、そのカード決済処理手数料を金融機関から得ています。

 

従って、ローンの焦げ付き等貸倒れリスクがないというところも事業が寡占的であり安定して成長している強みですね。

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売上、利益とも毎年2桁成長を続けておりキャッシュフローも大きく黒字です。

現預金年々増加しているのでどうするんだろう、コレ?状態です。

 

後進国でもカード利用は増加していますが、QRコードや電子マネーの台頭によりビザのビジネスに今後どう影響するのか?興味があります。

 

結論

マイクロソフトとビザは株価下落の局面ではVOOなどに比べて下落率は大差がないことが判明しました。

暴落するときは市場平均と同等程度下がるということですね。

 

しかし今朝はダウが+9.36%(+1985ドル)、S&P500+9.29%(+230ドル)と過去最大の上げ幅を記録しました。

そして2銘柄の上昇率を確認すると

MSFT+14.22%

V +15.75%

となっています。GAFAMと比較してみます。

AAPL +11.98%

FB +10.24%

GOOGL +9.40%

AMZN +6.46%

GAFAMと比較しても飛び抜けて高い上昇率!

 

下落耐性はなかったかもしれないですが底からの復活は他銘柄より短期間では早いです。

 

それだけ今回割安と判断した投資家がいたということですね!

ちなみに今回の底値では私は買えていません(笑)

 

この2社は私がここで記事にしなくても、他のブロガーさんが企業や事業特性について詳しく紹介しています。

 

改めて事業内容や決算数値を確認すると成長要因しかない!といった感じなので、株価が売られて下がっている今は、やっぱり個別株の中でもお薦めできる銘柄です。

 

インデックス投資とは別に、自分の好きな企業を応援する形で少額で投資してみるのも良いかもしれません。

 

ちなみにマイクロソフトは会社でOS、OutLook、Boxなどのアプリを利用しています。Officeライセンスなんて使わないと仕事できないのだから、みんな購入するからぼろ儲けですね。

 

また私はカード契約時にVISA、MASTER両方保有して利用していますので毎日の生活の中で貢献していますよ!

 

それでは。

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これから投資を始める人へ伝えたい|インデックス投資が最強な説

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新型コロナウィルス感染拡大はついに「パンデミック」宣言がなされて、コロナショックとなって株式市場に大打撃を与え続けています。

 

こんな相場でも勇気をもって投資を始める人が私のフォロワーさんにもいました!

とても喜ばしいことです!

投資を始める時期に「いつ」という正解はありませんが、まさしく「今でしょ!」はここで使うのかと思います。

 

これから投資を始める人へ伝えたいことは、今から始めるインデックス投資は最強!ということです。

どういうことか解説します。

 

インデックス投資とは何か? 

このブログで言うインデックス投資とは、グローバルに投資先を分散したインデックスファンド(投資信託)に長期にわたって積立投資していくことを指しています。

 

投資先は全世界、米国、日本など

投資商品は株式、債券、金、不動産など

 

もちろんインデックスETFでもOKですがここからは投資信託を例に説明していきます。

個別株への投資、アクティブファンドへの投資は含みません。

 

なお、「長期間」の感覚はここでは最低でも15年以上を指していると思ってください。

 

なぜ最強なのか?

今日も日経平均は-1000円を超える超暴落、NYダウ、S&P500、NASDAQも超ウルトラ級に暴落しています。

ダウに至っては開始直後に一時取引停止となりました。

(取引停止はめったにみられるもんじゃない)

 

そんな株式市場は暴落相場ですがこれがいつまで続くかわかりません。

もしかしたら今が株価の底で、来週には上昇するかもしれませんし、まだまだ下がり続けるかもしれません。それは誰にも予想できないんです。

 

そんなときに投資を始めるなら、一度に資金を投入して失敗しないことが重要です。

NYダウも過去最高値から20%以上下落となったことで「弱気相場」に入ったとも言われています。

そうなるとこの状態が回復するのは早くて2~3カ月、長いと3年ほども続くと過去の歴史は語っています。

 

今一度に大量の資金を投資してもその後含み損がずーっと続くと投資に対するモチベーションはなくなり、メンタル的にダメージが大きくなりますね。

 

そんなときは王道の積立投資です

 

一定の期間で定期的に買いましょう。これは高い時は少ない株数で、安い時に大量の株数を購入できる投資方法で「ドルコスト平均法」と呼びます。

特に初心者におすすめなのは毎日投資です。

 

もしあなたに毎月2万円の投資資金があるなら、毎日1,000円(20営業日)投資信託を購入する設定をすれば、投資信託の価格がこれから下がり続けても下がった価格で買えるわけです。

最初に購入した価格からは下がっていくのでその価格に対して含み損はでますが、それでも一度に資金を投入するよりはるかに少ないダメージです。

 

いつか株価が回復したときは、安く購入した時の分が大きくあなたの資産増やして

くれます。 これが最強の所以です。

 

じゃあ、底値を待って資金を投入すればいいのでは?と思う方もいるでしょうが、あなたはいつが底値かわかりますか?

 

リーマンショックでは底が来たと思ったら、さらに下落し2番底が来ました。

と思ったらさらに下がって3番底が来ました。こんなことはよくあることです。

 

待っても上昇してしまったら投資の機会損失になってしまいます。

どうせタイミングはわからないのですから、今から少額で積立投資をしていくしかありません。

 

さらに短期で資産を増やすには?

上記で話したのは長期間(15年以上)投資をして資産を増やしていく投資方法です。

しかし、もう少し短期間で資産を増やしたいと考える方もいると思います。

 

そんなときにはちょっと上級なテクニックですが、定期購入に加え、過去最高値からの下落率に応じて投資資金をプラスするやり方です。

 

例えば、直近最高値から、翌月末の価格が5%下がったらその月は1万円追加。

10%下がったら2万円追加と下がる度に投資資金を増やしていく手法です。

もしくは前月より〇%下落したらプラス投資などマイルールを決めるのです。

 

これにより定期的に毎月2万円投資するより多く資金を投入するので、株価が回復した時には資産を大きく増やすことも可能です。

 

しかし以下のようなデメリットもあります。

・投資できる余裕資金がないと無理(定額プラスαの余裕資金が必要)

・下落期間(低空飛行期間)が不明のため超長期間続くと資金不足を招く

 

このあたりは2年間で、投資資金は100万円と決めておけばそんなに問題にならないかもしれませんね。計画を立てることが絶対条件です。

 

上記の詳細はこんな記事も

下げ相場を好機に 投信買い下がりで資産倍増狙う|マネー研究所|NIKKEI STYLE

もちろん将来価格が上がる可能性の高いファンドを購入しないと何の意味もありませんのでそこは注意しましょう。

 

結局インデックスファンドは何を買うべき?

私がおすすめする投資信託は、米国か全世界の株式に投資しているファンドをおすすめします(15年以上投資する前提です)

1.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | eMAXIS

 

2.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | eMAXIS

 

3.楽天・全米株式インデックスファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド | 投資信託・ETFのご案内 | 投資信託・ETFなら楽天投信投資顧問

 

おすすめは過去の記事で紹介していますので、こちらもどうぞ。 

www.asset-story.com

 

株価が安い時に大量に購入することで将来資産を大きく増やすことができるわけです。

もちろん米国や全世界の経済成長の恩恵を受けられるファンドを選ぶ必要があります。 

www.asset-story.com

 

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リーマンショック級の暴落が来たら資産は半分になる

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(2020年3月11日:一部記事を加筆しています)

以下の記事は2019年9月に書いたものですが、当時もそこそこ読んで頂きました。

読んで頂いた方ありがとうございます。

 

そして今だからこそ読んでしっかり現実を見て欲しいと思います。

半年前にこんなことを書いていましたが、今まさにリーマンショックならぬコロナウィルスショックが襲ってきています。

資産が最悪半分になる覚悟もして、でも安い時こそコツコツつみたて投資を継続してこの暴風に耐えていきましょう。

 

この状況から景気後退が一気に襲いリーマンショック級の危機となった場合、自分の資産はどうなってしまうのか?

資産の減少とメンタルが耐えられるのか?

このような不安を払拭するためにも、一度はしっかり確認しておくことにしました。

 

リーマンショックとは

リーマンショックとは2008年9月15日、米国の大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズが経営破綻したことを機に、連鎖的に世界規模の金融危機が発生したことを指します。

 

「100年に1度しかない出来事」と後々言われましたが、投資信託で投資を始めたはいいけど、買っとけば良いという本をうのみにして本当に買うだけでした。

そして、投資の勉強もしていないときにこんな出来事が直撃!

資産が毎日減少していくのを狼狽しながら見ていた記憶はあります。

売っていいのか、いつ売るのか?と考えても調べてもわかりません。

 

当時はツイッターもブログもしていませんので、情報がありません(苦笑)

私も狼狽しメンタルに耐えられなくて、数十万程度の含み益相当額分はなんとか確保すべく売却しましたが、結果資産を大きく減らしてしまいました。

しかし今となっては当時の記憶があまり詳細に覚えているわけではありません。

投資額が少ないことも一つの理由かもしれませんね。

  

VTIの状況

2007年9月15日$60.50でしたが、わずか1か月で25%下落。

結局底値は2009年3月9日、$33.7と半年で45%の下落率です。当たり前のことですが、100万円あったら55万円になります。

資産が半減する覚悟が必要なわけです。

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2009年3月が底値だとわかるわけではありませんので、いつまで下落するのかわからない不安と、上昇してもいつ暴落が襲うのかわからない不安ばかりです(笑)

そして大抵の人は半年も下落し続けていると資産を売却します。

(私も結果、同様でしたね)

その後、VTIは右肩上がりで復活し今や170ドル超と10年でおよそ5倍になりました。

(現在は140ドル付近まで下落)

 

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暴落が来ても資産を売却しなかった人、積立投資をコツコツ続けた人、この時期に投資できて今も保有している人は尊敬に値します。資産を多く増やしている人はこういった所の差かもしれません。

 

VYMの状況

2007年9月15日$42.67でしたが、わずか1か月で約20%下落。

底値は2009年3月9日、$22.94と半年で47%の下落率となりました。

こちらも変わりませんね。

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まとめ

暴落が来ると資産の半分が吹っ飛ぶことを覚悟しておくべきです。

米国への株式投資でこのような状況ですので、新興国に投資していた場合はそれ以上の損失を受ける場合があります。

また、株価の暴落はそれがいつまで続くのかわからない不安が常に襲い続けることです。

我々は過去を知っているので「あの時投資していれば!」となりますが、今後株価が戻るのか?いや、そもそも戻るのかどうかすら不安になるわけです。

 

そういったことも含め、現在の資産が半分になっても耐えられるメンタルがある、やり直せる資金がある人は別ですが、そうでない人はリスクを抑え、バランスの良いポートフォリオを構築することも大事です。

 

それでは。

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【米国ETFの配当利回り】VYM3.6%、SPYD5.6%とさらに高配当に!

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9日のNYダウは-2000ドル超えの-7.79%の大幅下落でした。

S&P500も-225ドルと-7.60%の下落。取引開始直後にはサーキットブレーカーが発動し15分間の取引停止となるほど売りが殺到しました。

 

そんな状態ですので、米国の高配当ETFとして私が保有している、VYM・SPYDの配当利回りが以下の通り高くなっています。

(単位:ドル)

銘柄 本日
始値
配当金
実績
配当
利回り
VYM 79.20 2.84 3.59%
SPYD 31.00 1.75 5.63%

 

またどちらも3月が配当月ですので、これから購入すれば配当金がゲットできます。

今回の記事はVYM、SPYDの配当金利回りと過去配当金推移を確認します。

 

VYMの概要について

名称:バンガード 米国高配当株式ETF

指数:FTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズ

経費率:0.06%

配当月:3月、6月、9月、12月

特徴:米国の高配当銘柄400銘柄以上

 

配当利回りは今日の始値79.2ドル換算の場合、2019年配当実績2.84ドルで計算すると、3.59%と高配当利回りですね。

経費率も0.06%と申し分ない低さです。

 

JPモルガン、ジョンソンエンドジョンソン、P&G、インテルなどの米国大型企業400社以上から構成されており、銘柄分散もされておりリスク分散も効いています。

 

VYMのセクター別構成比率

セクター 比率
金融 18.7%
生活必需品 14.2%
ヘルスケア 13.6%
テクノロジー 10.7%
公益事業 9.6%
一般消費財 9.1%
資本財 8.1%
エネルギー 7.6%
通信サービス 5.1%
素材 3.3%
不動産 0.0%

 

VYMの過去の配当金推移 

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2016年は2.2ドル、2019年は2.84ドルと3年で1.3倍に増加しており利回りは2%後半でした。

現在の3%を超える利回りはかなり魅力的です。

 

今回のコロナショックで6月決算から、もしかすると配当金減配企業もあるかもしれませんが、株価自体が下がっているので3%以上の配当利回りは確保できるかもしれません(憶測ですが)

 

SPYDの概要について

名称:SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF

指数:S&P500高配当指数

経費率:0.07%

配当月:3月、6月、9月、12月

特徴:S&P500の銘柄rのうち、高配当の上位80銘柄が対象

 

配当利回りは今日の始値31.0ドル換算では、2019年配当実績1.75ドルで計算すると、5.63%とかなり高配当利回りとなります。

 

配当利回りが4%後半でも高いとされていたので、今回5%を大きく超えたことはかなりお買い得になったと思います。

ただ巷で言われているように、SPYDはVOOやVYMなどに比べ暴落時の株価下落幅は大きかったのでそこは注意して購入を検討してください。

 

SPYDはS&P500の構成銘柄から配当利回りが高い上位80銘柄を均等配分で構成されています。

もし配当金の減配となると上位80銘柄から自動的に外されることもありえるわけです。

 

現在の1株30ドルあたりで購入できれば、配当実績が落ちない限りは高配当利回りが期待できます。

そのあたりも投資家に人気の秘密ですね。

 

しかし気を付けて欲しいのは、配当金が多い企業でも無理して配当支払いしているゾンビ企業もありますので、銘柄入れ替えがあるといっても構成銘柄には注意してください。

上位に上がってきた銘柄が低い配当額で凌ぎを削った場合は配当金も下がります。

 

SPYDのセクター別構成比率 

セクター 比率
不動産 17.5%
一般消費財 16.8%
エネルギー 12.1%
公益事業 10.7%
生活必需品 10.2%
金融 9.7%
テクノロジー 6.9%
通信サービス 5.4%
素材 5.2%
ヘルスケア 3.0%
資本財 2.5%

 

SPYDの過去の配当金推移 

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配当利回りも過去4%~5%内で推移しています。
構成銘柄のトップは不動産(REIT)のため高配当となりますので配当利回りが高くなっています


しかしこのコロナの影響で、ホテル需要は感染拡大が終息すれば回復しやすいと思いますが、オフィス需要は企業の倒産、規模縮小、財務緊縮などで空きがでるとなかなか埋まらないという面もあり、そのあたりがどのように株価や配当金に影響するのか不明です。

 

またエネルギーセクターは原油価格の下落にともなって今かなり売られています。

もともと配当金が高いエネルギーセクターが減配となると配当金は減るので利回りは下がることも覚悟してください。

 

まとめ

SPYDは高配当ですが不動産セクター比率が高い、銘柄はなじみが薄いなど投資対象としてはイマイチ不明点もあります。


そういったリスクが自分の納得できる範囲かどうか見極めたほうが良いと思いますので、サテライト資産として購入するのがおすすめです。


VYMは2006年の設定来リーマンショックも乗り越えて、運用利回りも8%という超優良ETFですので、今後も回復して上昇していくと予想しています。

そのためコア資産として組み入れてもいいでしょう。

 

私は資産の5割は楽天VTI、2割はVYMにしていきたいと今PFを作っているので、もう少し買い増ししていく予定です。

 

VYMとSPYDの記事 

www.asset-story.com

暴落の対処法の記事はこちら 

www.asset-story.com

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

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【悲報】積立投資してきた楽天VTIもついに損となる

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NYダウは-1800ドル安から始まり、一時は-2000ドルの暴落まで進みました。

そしてS&P500は-7%以上の下落のためサーキットブレーカーが発動。

15分間の取引停止らしいですね。今は取引開始している様子ですが波乱の米国市場です。

 

こんな時はやっぱり心配した通り、SBI証券の外国株式もログインできないので買うこともできませんので、眺めているだけです。まじかー

 

そんな状況ですが、2018年12月から積立投資してきた楽天VTIですがついに含み損になってしまいました。

 

楽天VTIの状況

2月末の時点ではまだ若干含み益もあったのでメンタル面の支えになりましたが、コア資産まで浸食されました。

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取得価格が11,222円と11,000円を超えたのは、2月末の下落時に購入した50万円と3月の先週に購入した40万円が押し上げた形となりました。

それまでは結構取得価格は抑えていたんだけどなー

購入をもう少し待てるほど気が長くなかったわけですね。

 

そしてこちらはつみたてNISAのマネックス証券の状況

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うん、まだ含み益がありますね!

しかし風前の灯ですが。

きっと明日には含み損になるでしょう。

 

まとめ

今日のNYダウ、S&P500の株価は「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大と原油価格の急落でリスク回避の動きが一気に強まった」とのことで大きく下がっています。

ここまでくるとコロナウィルスごときのショックなんて株価の調整でしょ?なんて言えないかもしれません。

 

このグローバル社会では人の移動が制限されたことによる企業活動の停止、製品の供給不足、交通・観光業の打撃と続き、最終的にはリーマンショック級の下落に匹敵するかもしれません(中にはブラックマンデーの再来と言う人も)

コロナウィルスは日本だけでも春先に終息しても4兆円、1年間程度と時間がかかると16兆円の損失とも言われています。

それでもいつかは終わるのでその時は一気に株価もその反動で回復することを期待します!

 

しかしインデックス投信をつみたて投資している身としては、つみたて期間は株価は低調が続くと安く購入できるのでいいのですが・・・

(ただ不況が続くと勤め先企業の業績が悪化して、年収が減ることも覚悟しなければなりませんがね)

 

それでは。

投資は自己責任でお願いします。

 

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【米国株】VGTは意外にも暴落に強い?セクター別の下落率一覧

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米国市場は2月後半から暴落が続いています。

S&P500に連動したVOOもこの1か月で約10%下落しました。

しかし、ややハイリスクと言われているハイテクセクターのVGTの下落率をみてもVOOと大差がありません(VOOのハイテクセクター割合は24%)ので、今回の暴落には意外と強かったかもしれません。

 

新型コロナウィルスの影響による経済打撃はリーマンショックの時とまた要素が違うので何とも言えませんが、VOOとVGT同等のリスクならリターンが大きいVGTがいいのでは?と考えますね。

 

もちろんこの1か月で判断するのは短絡的ですから、しっかり調べる必要があります。

今回の株価の急落でVGTの下落率だけでなく、主要セクターの下落率も気になったので調べてみました。

 

セクターの特徴を知りたい方はこちら  

www.asset-story.com

 

VOOとVGTの比較

直近1か月の下落率はこちら

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VOO -10.5%

VGT -11.0%

セクター分散が効いているVOOとハイテクセクターのVGTでも下落率にほぼ違いがありませんでした。

 

今回のコロナウィルスショックは、中国に生産拠点を持つサプライチェーンや観光業、人の移動がメインの業界は打撃を受けますが、サブスクリプション収益が主であるハイテクセクターはそのあたりの影響がないようです。

 

むしろ家にこもっていることでテクノロジー系企業のサービスを使うことが多くなるかもしれません。

 

VOOを基準とした下落率

1か月の下落率

VOOの下落率-10.5%よりも上回るセクター

 

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公益(VPU)-2.8%、生活必需品(VDC)-4.7%、VHT(ヘルスケア)-6.0%と評判通り思ったほど下げていません。

2月28日が一番底ですがそこまでは各セクターかなり下げ幅は同じように厳しくなっています。

そして、3月になって一旦上昇していますが、この週末での下落幅はVOO、VGTは大きく下げました。

他のディフェンシブセクターはそこまで下がらなかったことがわかります。

 

VOOの下落率-10.5%よりも下回るセクター

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一般消費財(VCR)-11.3%、資本財(VIS)-13.3%、金融(VFH)-17.1%、エネルギー(VDE)-22.5%とセクターの特徴通り下げています。

特にエネルギーは原油価格(WTI)41.6ドルと年初の60ドル程度から一気に下がっています。

 

人、物の移動が制限され航空機便も本数減、貨物船も物流が減少し原油需要が厳守したことに加え、OPECが日量の追加減産を提案したがロシアとの協議が不調に終わったことでさらに下落しています。

 

原油価格の下落はオイルメジャー企業株価に直影響を与えます。

米オイルメジャー企業の配当利回りは7%を超えたりしていますが、こういった銘柄に素人は手を出さないほうが良いと思います(配当利回りが高くて魅力ではありますが)

 

直近1年のチャート

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先ほどのVOOよりも下落率が低いセクターのこの1年の騰落率です。

 

VGTは大きく株価が上がったので、今回下がってもまだ1年前より+24%と高い水準です。

ハイテクセクターは下落も大きく一気に下落しますが回復も早いと言われていますので、今後はそのあたりも注視していく必要があります。

 

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次はVOOよりも下落率が高いセクターのこの1年の騰落率です。

VDEは-36%と下がりっぱなしですね。

原油価格が上がらないとこのセクターも上がらないと思います。

VIS、VFHも1年前の水準に戻りましたので、もしかしたらこれが適正水準かもしれませんね。

 

まとめ

・VGTは分散が効いているVOOと同等の下落率

・VOO(コア)+VGT(サテライト)でアウトパフォームを狙うのもあり

・VPU、VDCはディフェンシブを発揮

・VDEは手を出さないほうが良い(配当利回りにつられない/上級者向け)

 

それでは。

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